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海外ドラマ≫≫Tom Clancy's Jack Ryan トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン1 6話ネタバレ感想

トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン1 予告編

エピソード6『情報と手段』“Sources and Methods”

あらすじ

レイマンへと導く重要人物を追うジャックとグリーア。その為にトルコの犯罪者と手を組むことに苦悩するジャック。ハニンは娘たちを連れて必死に追手から逃れる。キャシーはエボラウィルスの発祥に注視しつづけるが、それは次なる惨事の予兆だった。

情報と手段

ネタバレ感想

6ヶ月前、リベリアの簡易墓地から遺体を掘り返す防護服姿のスレイマンとアリがいたのは、立ち入り禁止のエボラ汚染区域。キャ、キャシー!ここで繋がるのか。

ハニン達が乗るトラックは劣悪な環境で、咳き込み続けている人もいてエボラではなくとも何かしらのウィルスが蔓延していそうです。

ハニン保護のため自ら現地に到着したグリーアとジャックは難民キャンプ職員の〈ランス〉に出迎えられており、既に彼女達が密出国の取引を交わして行方を眩ませてしまった状況は把握している様子。

売春と麻薬取引を生業としているデミル家のナンバー3〈トニー〉の仲介で、密出国の業者を紹介してもらう手筈が整っているそう。正規の職員側がこういった裏稼業に精通している人物と手を組むとは。ある意味で暗黙の了解的な部分もあるのでしょうか?

トニーから親子奪還のための情報を教えてもらうために計3万5千ドル、日本円にして500万円程?の金をポンと出せるのがさすが。テロ阻止に繋がる必要経費と考えれば安いものか。

理想主義者のジャックは売春宿の時点で嫌悪感が見てとれる様子で、ほとんど犯罪者の男に賄賂を渡して協力を仰ぐこと自体、相当不本意なようです。もはやジャックが無能であればあるほど面白いぞ、という境地に入ってしまったので、個人的にはここではちゃめちゃにトニーに嫌われる態度を取って取引を台無しにしてくれても良かったんですけどね(笑)グリーアのおかげで色々と成り立っております。

一方、密出国トラックは無法地帯と化した給油所でようやく15分の休憩が取られ、これまた悲惨な形ばかりのトイレで用を足す密出国者達。

ハニン達もトイレに来たところ、破れたブルーシートの隙間からこちらに向かってくるヤジドを発見。ハニンは自分達を探しに来たヤジドを不意打ちで石に殴り倒して子供達を連れ慌てて逃げ出しました。糞尿で出来た水溜まりに突き落とされたのはさすがに、爆撃を受けた時ですら感じなかった同情心が……。

この騒動はグリーアとジャックを連れて、密出国に使われる海岸に向かっていたトニーのところにも報告されており、親子が見つかるかも、ということで先を急ぎます。

給油所でハニンの顔写真を見せ、ここにいたけれど男が彼女を捕まえにきて抵抗した母親は娘を連れて逃げたという情報が得られました。

海岸に向かったヤジドがハニン達を見つけ出す前に、そしてボートが出港してしまう前に自分達も海岸に辿り着く必要があり、トニーの言う近道を使うことに。しかし、新しくできたゲートに行く手を阻まれ、自分が話をつけてくると1人で車を降りたトニーは見張りを2人撃ち殺してしまいます。

どうやら、金をよこせと言われたらしく「不当な金額は払えない」とブーメラン過ぎる言い分です。ここでジャック・ライアンがやってくれました(笑)元々不満げだったところに悪びれもせず人を撃ち殺されたわけで、トニーに殴り掛かって、止めるグリーアにも「売春どころか人殺しを見逃せと?異常です!」と反論。無駄に正義感が強いのですが、グリーアの言う通り警察すら買収されているこの地では仲介役の存在がなければお手上げなのが現実なのです。

 

トニーのところに向かっていたジャック達とニアミスで、休暇を利用してトルコ入りしたビクターの姿も。タクシー運転手に大金を詰んでシリアまで送ってもらっております。

自分が任務で殺してしまった男の家を訪ねて言葉もロクに通じない遺族に「自分が殺した」と伝えるビクター。父親に招き入れられ、お茶を振る舞われるビクターは持参した荷物の中から札束を取り出して渡そうとするも受け取って貰えません。気にかけていた男の息子が数ダースはある卵の山を持ってきて買ってくれるかと聞いてきたので、救われたかのような表情で「もちろんだ、全部買うよ」と更に札束の数を増やしてあくまでもビジネスの体で大金を贈ることに成功したビクターのホッとした顔が印象的でした。父親の方もビクターがここに来た理由をなんとなく察したようで、彼の謝罪を無言で頷き受け入れます。やってしまったことは取り返しがつかない事実に変わりないけれど、誠意が伝わるというのはこういう状況のことを言うんだろうな。

 

ワシントン記念病院ではキャシーが新たな感染者の罹患したウイルスが根絶したはずの型のエボラだと発見。

感染経路の特定で頭がいっぱいのキャシーは、リベリアのエボラ対策拠点にいる〈ショーン〉にテレビ電話で相談することに。

そこで、ワクチン耐性を持つ最初の感染者〈サミュエル〉が、集団感染の接触者でもないのにエボラに感染した経路がようやく分かったと聞かされます。サミュエルの叔父はエボラ犠牲者を埋葬する施設の警備員をしており、6ヶ月前に2人の中東系の外国人が訪れ500ドルの賄賂で遺体を掘り出すよう持ちかけ、叔父は断るも代わりにサミュエルが引き受けたのだそう。あの無防備に掘り返された土を戻していたアイツかーーー!!!

 

徒歩で海岸に辿り着き、大勢に紛れてボートに乗ろうとするハニンと娘達を見つけたヤジドはスレイマンに連絡。どうするか問われたスレイマンの返事は、娘だけ連れ帰れとのこと。ハニンは娘と離して始末しろと命じます。

今にもボートに乗り込むというところで、ヤジドに買収された密出国業者から連れ戻される3人。この騒ぎは海岸に辿り着いていたジャック達にも伝わり、お互い銃を向けて一触即発の空気に。

ヤジドだけでなく、密出国を取り仕切る業者の監視員達も銃を所持していて形勢が不利な中、トニーが業者の責任者に凄みヤジドに話をつけに行かせます。始末しろと指示されていた母親だけなら渡すとの事でしたが、娘達も一緒じゃないと信頼を得られないと銃を下ろそうとしないジャック。このままでは自分達の命すら危険だと判断したグリーアはジャックにも銃を下ろさせましたが、ヤジドが人質にしていたハニンを離した瞬間、眉間をズドン。てっきりジャックが暴走するかと思ったらグリーアだったか〜。一気に粋な展開に見えてくる不思議(笑)

またしても銃を向けての睨み合いとなり、トニーが間に入ってくれなかったらえらいこっちゃでしたよ。500万貰うだけの働きはしてくれたということで。潔癖な節のあるジャックに敢えて残りの謝礼を払わせるグリーアの意図を分かっているのかいないのか、無言でトニーに金を手渡すジャック(笑)おかげで母子共に保護するという最大の目的は達せられたし、結局は裏切られなかったのだから「助かった」の一言ぐらいあってもいいんじゃないかと思うのですがね。そこはやはり悪人には屈さないという確固たる意思があるんでしょうかね。

「サミルを取り戻すためにスレイマンの居場所を教えてくれ」とウィークポイントを狙って説得していくジャックはちょっと詐欺師風でしたが、おかげでスレイマンの居場所が手に入りました。

勧善懲悪の熱血頑固野郎になってきているジャックを見かねたのか、唐突に「カラチでの話をしよう」と語り始めたグリーア。

当時、パキスタン軍の副参謀長だった内通者を探していたグリーア。条件は整っており、人目を避けて彼に会ったところ、不安になって取り乱され交渉の途中で心変わりが。協力をやめてグリーアを刑務所送りにすると言われ、もしそうなれば出所する前に拷問で死ぬことになるだろうと分かっていたグリーアは一発逆転の重要人物である内通者をその場で刺したのだそう。パキスタン側は死因を心臓発作と公表するも、アメリカ政府には抗議が。CIAの幹部達はこれに激怒し、成果を求めるあまりリスクを冒したグリーアは懲罰的な意味合いで本部に戻された、と。

自分が刺し殺したのは結婚予定の相手や4人の子供までいた男だったそうで、少なからず自責の念に駆られたことを話した上で、信条を突き通せる任務などどこにもないと現実的なアドバイスで妥協する余地を持つよう伝えましたが、頑固野郎のジャックは「僕は信じません、状況を変えるのに信念を曲げる必要はありません」とバッサリ。グリーアだってこんなこと話したくて話したわけじゃないでしょうに。まだまだ未熟な感じのするジャックは今後変わっていくのかどうか。ここまで言うからには何が何でも信念を曲げない気なのか?今後に乞うご期待です。

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▼次回、エピソード7

海外ドラマ≫≫Young Sheldon ヤング・シェルドン シーズン2 6話ネタバレ感想

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エピソード6『ハロウィーンの小さな勝利』“Seven Deadly Sins and a Small Carl Sagan”

あらすじ

去年の教会のハロウィーンイベント「地獄の館」は、残虐な描写が物議を醸した。非難されたジェフ牧師は、今年はメアリーに任せることにする。張り切ったメアリーはメドフォード高校で演劇を教えているランディ先生に協力を頼むが、ことあるごとに2人の意見がぶつかってしまう。

ネタバレ感想

罪の報いを見せて神の道へ導くことを目的とした、教会主催のハロウィーンイベント『地獄の館』が残虐だと問題視されたらしく、ジェフ牧師はニュース番組に呼ばれて弁明するも、確かにやり過ぎな内容です(笑)

去年の失敗を踏まえて、今年は家族で楽しめる内容のショーにしたいとメアリーを責任者に指名したジェフ牧師。

もちろん張り切るメアリーはアイディアに溢れており、館の部屋ごとに1つずつ寸劇を見せて七つの大罪を紹介しようと考え、演劇部のランディ先生に協力を頼みに行きます。

先生からの提案で、罪の部屋へ誘い込むガイド役の悪魔も用意してはどうかという話になり、そこまでは意気投合していたはずが脚本まで書かれてしまい、自分が任された仕事の横取りに怒り心頭のメアリーです。

演技指導に熱が入るランディ先生とメアリーは徐々に意見の食い違いが大きくなり、ほとんどランディ先生主導で準備が進められる事に。

ハロウィーン当日、クオリティが異常に高い『ランディの異常な館』は大盛況。

シェルドンが勉強を教えている〈ベロニカ〉を紹介してもらい、キスで盛り上がり自宅に誘われたジョージーですが、異常な館に興味を示した彼女から少しだけ寄って行こうと言われ中に。

ベロニカはそこで『色欲』の罪に衝撃を受けて天使役のメアリーに救いを求めるというまさかの展開が待っていました(笑)

これで好機を逃したジョージー無神論者になるというおまけ付き。

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ヤング・シェルドン

▼次回、エピソード7

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