第16話 戦いの果て(Wrath )
あらすじ
ネタバレ感想
シーズン8ももう終わりですね。体感としてはかなり短かったです。
セディクに、カールが噛まれた顛末を聞き、“お前のせいじゃねーか”と言わんばかりのチラ見を送るリック。
エゼキエルとジェリーは王と臣下から対等な友人のような関係に変われたようで、ジェリーの笑顔が微笑ましいです。
これから戦争だって時に手を繋ぎながら出て行くリックとミショーンは舐めてるとしか思えません。
ドワイトはかつてダリルが捕虜だった頃に着せられていた囚人服と手枷を付けられていて悲惨な感じです。ドワイトも爆音Easy Street聴かされたのでしょうか?あれは救世主がいかに良い場所かという洗脳ソング的な意味合いもあったっぽいので、もはやリックを殺るための一つの駒としか見ていなさそうな現状では、もっと直接的・肉体的な拷問だけなのでしょうか。
リックの行動などお見通しで先読みして罠にはめてやろうとするニーガンでしたが、よく分からない狙撃なのか地雷なのかで救世主のほとんどが倒れていきます。(何が起こったのか気付かず、リック側のさらに裏をかいた攻撃かと勘違いしていましたが、ユージーンが救世主の銃を暴発させるよう仕組んでいたようです。)
活躍は一瞬でしたが、オーシャンサイドの戦力というか戦略が圧倒的で、そのド派手さとタイミングがいかにも花形という感じでした。リック軍にとっては彼女達が本当の「救世主」でしたね。
さてさて、利き手を負傷し逃げるニーガンと追うリックの一騎打ちです。
“カールのために”とか“もう戦う必要はないとカールは言った”とか死んだ息子の存在をこれでもかと駆使してニーガンに揺さぶりをかけ、カウントの途中でめちゃくちゃ良い人そうな顔をしたニーガンの首を搔っ捌くリック。悪魔的卑怯さ。
これがリックですよ。
右手を不自然に隠し、10秒待ってくれと懇願しながら寝首を掻く。これがリックのやり方だ!
最終的に何故か“助けろ”と指示し、マギーは殺せと泣き喚く。えぇ…なんか全然感動出来ませんがこれがあの長かった争いの幕引きって事ですか?
“平和”とか“公正”がどうのこうの言ってましたが、こんな卑怯な人間に“未来を始めよう”なんて言われても、いや、それどんな未来だよ…と不安になります。
なんやかんやで戦いはおしまいな感じです。
捕虜の良心ことアルデンがヒルトップに残って“未来へのカギ”計画の手助けをしてくれるようで、それが一番嬉しい気持ちにさせてくれました。
それ以外はなんだか全体的にフワ〜ッとしていて、ニーガンとリック然り、ユージーンやローラとロジータ然り、えぇ…それで終わりなの?という困惑の方が強いです。
ダリルがドワイトを殺さない事はさすがに分かっていましたしね。“追放”という名のシェリー捜索の旅へと送り出しました。
モーガンはここにきてまた“どんな命でも尊い”ターンに突入です。好きにしてくれ。
ここから更に続編なんて次はどんな厄介な救世主上位互換が出てくるんだ…もういいよ、と思っていたらどうやらシーズン9以降は内部での対立がメインになってくるのでしょうか?
リック・ミショーン軍vsマギー・ダリル・ジーザス軍という展開に…!
これはなかなか楽しそうです。この展開のために主人公でありながらここまでリックをこき下ろした感じに描いていたんですかね。
ニーガンがダリルに代わり、リックの右腕的存在になる日も来るのでしょうか。
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