何かとサバイバル。

洋画と海外ドラマ B級グルメがすき。

海外ドラマ≫≫ダウントン・アビー シーズン1 2話ネタバレ感想

ダウントン・アビー シーズン1 バリューパック [DVD]

第2話 「招かれざる客」

あらすじ

邸宅の新たな相続人にと、遠縁の弁護士マシュー・クローリーとその母イザベルが招かれる。中流階級の親戚の登場にクローリー家はざわめき、長女メアリーは婚約者になるかもしれないマシューに対する嫌悪感をあらわにしてしまう。マシューは貴族の暮らしに馴染めず、弁護士を続けると主張。一方、階下では執事カーソンの知られざる過去が露呈し、第二下僕ウィリアムには恋の予感が訪れる…。

ネタバレ感想

遠縁の相続人マシューと母のイザベルが越してきました。なにやら中流階級の家庭なようで、相続でポンと生活が変わるギャンブルっぽいシステムの時代です。使用人をこき使うタイプの人間ではなく、貴族の生活を好ましく思っていないマシューに対し、母イザベルはのし上がる気まんまんです。この時代の貴族女性はやたらと地位やお金がお好きなんですかね。

メイドがいる事と侍女がいる事の差がよく分かりませんが、侍女がいる方が圧倒的に高い身分っぽい感じらしいです。家事をするメイドと身の回りの世話をする侍女を分けて持つことがステータスに繋がるのでしょうか。メイドが家事と身の回りの世話両方こなしてたら結局主人の負担は変わらないのでは?と思いましたが忙しくて手が回らないとかそういうことですかね。

そして男性貴族は働かずに屋敷の運営をする事が一般的なようです。それでどうやって収入を得ていたのか不思議だったのですが、広大な領地を所有していてそこから莫大な収入が得られたそうです。桁外れの大家さんというか不動産業的な感じですね。

 

異端扱いのマシューですが、財産を守るためメアリーと結婚させてしまえと画策する伯爵夫人とコーラ夫人。

 

そして何やら執事カーソンの動向が怪しいです。The Dog & Duckという看板のかかったパブのような店にこそこそ出入りし、屋敷の食糧をこらまたこそこそ持ち出したり異様に無礼な男がカーソンの知人だと言い屋敷に押し入ってきたりでザワザワしてます。慌てて戻ったカーソンは昔の仕事仲間と説明しますが、聞くところによると昔彼らは演芸場で〈おちゃめな二人〉というお笑いコンビを結成していた間柄で、何かやらかして警察に追われる事となったチャールズは、“過去を暴き笑い物にする”と脅し宿と金を要求したとか。

何事かと思えば〈おちゃめな二人〉て、と笑いましたが当時のイギリスで舞台に立つ芸者というのはかなり身分が低く隠し通したい程恥ずかしい職業だったということですか。いちいち当時の感覚が分からず笑い話やん、と思ってしまいますがカーソンさんは真面目にプライド守ろうとしていてほんの少し申し訳ない気持ちが生まれました。

食糧を盗んだ自分は泥棒で辞職しますと言うカーソンに対し、ロバートの“大げさだなまるでメロドラマだ”はなかなか器がでかくて格好いいです。

 

陰口を叩いていたのを聞かれて身の程をわきまえろとコーラ夫人に一喝されたオブライエンは“不意打ちなんてせこい本当のレディなら私を部屋に呼んだはず”とグチグチ言っております。“夜道で襲ってやりたい”はさすがに名言に認定します。こんな侍女絶対いらん。

 

使用人なんて贅沢すぎると考えていたマシューですが、貴族であるのならば多くの使用人達の生活の面倒を見る義務があり、彼らの仕事を奪うべきではないと諭すロバートにハッとなります。確かにその時代で生きていくためにはそれぞれの役割を全うする事が一番大事なのかもしれません。

 

長女と次女はバッチバチで、ベイツはメイド長アンナと仲良し、デイジーは屑のトーマスに憧れ、そんなデイジーが気になる第2下僕ウィリアム。ウィリアムは絶対安パイなのでデイジーには早く目を覚まして頂きたいものです。

 

ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館 シーズン1・2公式ガイド]  
プライバシーポリシー