第4話 「不協和音」
あらすじ
バイオレットはイザベルと共にクラーギン公爵を訪ねる。その様子を見たイザベルは、2人が昔、惹かれ合った仲だと確信するが、そんなイザベルもついにマートン卿からプロポーズされる。娘に会えず落ち込むイーディスの元に、グレッグソンの会社から連絡が入る。一方、メアリーはロンドンのファッションショーに行った翌日、ギリンガムと会うが…。そんな中、再び警察が訪れ、今度はアンナが疑われてしまう。
ネタバレ感想
屋敷にロシア難民を招いた際、再会したバイオレットばぁさんの“昔の男”クラーギン公爵を訪ねるバイオレットとイザベル。この二人最近一緒に歩いているシーンが多いのが印象的です。皮肉の応酬は相変わらずですが、すっかり仲良しそうで。
イザベルもイザベルでついにマートンからプロポーズされました。いつの時代も恋するジジババは素敵ですね。
イーディスの元にグレッグソンのオフィスから連絡が入り、茶色の服を着て暴れている過激なクーデター集団がドイツで裁判にかけられており、その集団とグレッグソンが揉めていたようで生死が分かるかもしれない、と。
茶色の服の集団とはナチス党員によるクーデター未遂事件「ミュンヘン一揆」を示唆しているんですって。
トーマスはこそこそ隠れてセルフ治療に励んでいます。一体何の病気なんでしょうか?性病?
雑誌の“人生は選べる”という広告を見てどこかに電話して外出して…ピコーン!トーマス、お前まさか…。
ギリンガムはメアリーに求婚をお断りされますが逆上して“これは一時的な迷いだ2人で乗り越えるぞ”と宣言するという謎のメンタルを見せつけてきました。普通心折れませんか。
ロバートと犬猿の仲だったバンティングでしたが、遂にロバートを完全にブチギレさせてしまいました。進歩派の信条は否定しませんが、いつも攻撃的な挑発で周りを小馬鹿にしている感じの下品さが苦手だったので今回はロバート側で見ていました。しかしこれが引き金になってブランソンのアメリカ行きがまた一歩近付いてきたようにも感じます。
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▼次回、エピソード5 女性に聞かせられないような密談じゃないよ