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海外ドラマ≫≫ダウントン・アビー ファイナル・シーズン 8話ネタバレ感想

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第8話 「愛の交錯」

あらすじ

マリゴールドのことを打ち明けられず悩むイーディスは、バーティーからのプロポーズに返事ができずにいた。そんな折、バーティーの運命を変える知らせが届く。ヘンリーと別れたメアリーは、イーディスの幸せに嫉妬する。ブランソンはヘンリーとのことでメアリーを説得してもらおうとバイオレットを呼び戻し、祖母の助言にメアリーはある決心をする。階下では、転職先が決まらず追い詰められたトーマスが…。

ネタバレ感想

イーディスにプロポーズしたペラムは、ブランカスターの当主であるヘクサム侯爵が亡くなった事で、領地管理人の職が危ぶまれるかと思いきや、なんと遠い親戚であった彼が次の侯爵を継ぐ事に。これは何という玉の輿。爵位があるという事でもしイーディスが夫人になれば一家よりも地位が高い存在となる訳で、メアリーめちゃくちゃ悔しそうです。

イーディスはマリゴールドの事を打ち明けられず悩んだままですが、コーラやロザムンドから真実を伝えるべきだとアドバイスを受けます。

状況が変わってもなおイーディスへの気持ちは変わらず、亡き侯爵を偲び涙したり、子供たちの遊び相手をしたりとあまりにも良心の塊過ぎるペラム氏だからこそイーディスは隠し事がありながら求婚を受けた事に罪悪感を抱きます。

ブランソンはメアリーに対し、不思議なくらい執拗にヘンリーとの別れを考え直すよう迫っております。そしてなんと突然屋敷を訪ねて来たヘンリー。メアリーは当然激怒して全方位八つ当たり状態。その結果ヘンリーは翌朝メアリーと顔を合わす前に発ってしまい、少なからずショックを受けているところへイーディスとの小競り合いがあり、ペラムの前でマリゴールドの出生についての秘密を意図的に暴露してしまいました。それはさすがに酷い…。しかもそれでも大丈夫かと思いきやペラムとイーディスは破局を迎えますし。なんという無慈悲展開。ただ、ペラムとイーディスは往年のマシューとメアリーのような雰囲気があるのでなんだかんだくっつかないかなーと諦めきれない部分があります。

自分が惨めだから妹の幸せも潰した、とブランソンは激怒します。“君は弱いから人を攻撃する臆病者だ”ととことん言い返すメアリーの更に上をいくブチギレで捲し立てるブランソンですが、ここまで怒ってくれる人が居て純粋に良かったなと思いました。

ずっと下に見てきたイーディスからも“また間違いを犯したわね 高慢で愚かなせいでヘンリーを手放した でも彼は逃げられて幸運だったわ”と非常に的を射た捨て台詞を吐かれるメアリーお姉様。

 

トーマスはいよいよ顔色もすぐれずダウントンアビーに住む亡霊のような出で立ちになってきました。

モールズリーを学校に送るバクスターは“バローさんの様子がおかしい殊勝なことを言っていた 自分の分まで成功してほしい、と”と聞き嫌な予感を察知し急いで屋敷に戻ります。いやいや、それなんて遺言…!ちょっとちょっと!

そしてなんと血塗れの浴槽に沈むトーマスが!なんてこった!本当に亡霊じゃないですか。やばいやばいと思ってきましたが本当にやばかった。完結目前にしてショッキング過ぎる事案です。とりあえずでも生きていてくれた事に神に感謝を捧げねばなりません。

トーマスがよく遊び相手をしていたジョージを連れて、トーマスの見舞いに降りてきたメアリー。ジョージに“お見舞いだよ”と言われほんのり嬉しそうなトーマス。お互いに“ただ1人の友達”である二人の関係性が無性に泣けます。今まで周りに散々な事を言ってきたツケが今来ているという点でトーマスとメアリーにも共通点がありましたね。

 

ブランソンが急用だと呼び戻したバイオレットに“輝かしい経歴や豊かな暮らしも意味がないでしょう?愛がなくては”と説得されたメアリーは自分の心と、ヘンリーと向き合う決心がついたようです。

メアリーにしてはかなり行き当たりばったりの急ピッチな結婚式となりましたが、イーディスも駆けつけてくれてわだかまりも少しは解けたかな、と。

過去にメアリーの醜聞を暴露したイーディスと、今回イーディスの幸せを潰したメアリー。どっちもどっちな姉妹ですが、それでもやはり姉妹という絆で繋がっているのだなと感じさせられました。

ダウントン・アビー ファイナル・シーズン [ ヒュー・ボネヴィル ]

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