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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 1話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 DVDセット(5枚組)

EPISODE 1 冬来たる Winter Is Coming

あらすじ

国王ロバート・バラシオンとその王妃サーセイ・バラシオンの一群が北部に位置する氷の大地、ウィンターフェルの領主であり旧友エダード(“ネッド”)・スターク公を訪ね、死亡したジョン・アリン公に代わる“王の手”(王の腹心であり、護衛隊長)の後任の申し出を行う。そんななか、エダードの妻キャトリンが王家の何者かがアリン公の殺害に関与しているという手掛かりを掴む。さらにまだ子供の次男ブランがある衝撃的な事実を目撃し、口封じのため、塔から突き落とされてしまう。 一方、狭い海(ナロー・シー)の向こうに広がるエッソスでは追放されたヴィセーリス・ターガリエンが“鉄の玉座”奪還をねらい、妹のデナーリスを軍事力のある野蛮なドスラク人部族の王カール・ドロゴと政略結婚させて新たな同盟関係を結ぼうとしていた。

ネタバレ感想

ついにやたらと高評価なビッグタイトルGOTに手を付ける日がやって参りました。
 登場人物がえげつないほど多く2周目からが本番、という前情報のみは仕入れていて完全初見なので理解できるか不安ですが、大体のストーリーやキャラクターが捕まるまでは一時停止を繰り返しながらなんとかついていけるよう頑張りたいと思います。
 
中世ファンタジー的な世界観で、平たく言えばスローンズつまり王位・玉座を取り合う国取り合戦をベースに巻き起こるアレコレな物語です。
 
初っ端から出てくるグロ描写がガチさを感じさせます。絶壁の中に作られた重厚な扉から出てきた馬に乗った3人が森で出くわしたのは惨殺された無数の人間の死体。バラバラにした死体をパーツのようにして紋様みたいなのを作り出しています。死体アート的な。殺されていたのは野人?だと言っていますがそもそもその“野人”が分かりません。山賊みたいなものでしょうか。この“野人”を追うために名を受けて“壁”から出てきた3人ですが、死体を発見した男があまりにも常軌を逸した現場に恐れをなし、他のメンバーに色々訴えていますが聞く耳を持たないなんだか偉そうな男。こういう男はどうせすぐに死ぬ運命です。
“南へ逃げたきゃ行け”と“脱走者は斬首刑”はちょっと重要そうなキーワードですね。
野人の死に様を報告すべく先ほどの現場に戻りますが、忽然と姿を消す死体。おぉ…嫌な予感がビンビンします。
捜索を続けると積雪の中から臓物を発見し、次の瞬間あの真っ先に死にそうだった傲慢男がヤラレマシタ。
人vs人のみのお話だと思っていたので死んでいたはずの青い目の少女がいかにもやばそうな気配むんむんで立っていてヒェッとなります。そういうゾンビ的要素まであるんですか?
結局、3人のうち2人が殺されやばいよやばいよと言っていたやつだけが残りました。青い目のアレは一体なんなんでしょう。2人目を殺す時太刀のような武器でズシャッといっていたので獣というわけでもなさそうです。
生き残った男ですが、冥夜の守人《ナイツ・ウォッチ》の脱走者として捕らえられ、しきりに“ホワイト・ウォーカーを見た”と訴えながらウィンターヘル城の領主であり七王国君主スターク家のエダードの手によって斬首刑にされてしまいました。この目撃者は殺すべきではなかったんじゃないでしょうか、そうですよね、多分…。ホワイト・ウォーカーというのは得体の知れない謎の存在な訳ではなく、この辺りでは有名な脅威だったものの何千年も前に姿を消したとされており、“民に周知を…”と訴えながら処刑されてしまいましたが、幻覚でも見たのだと片付けられてしまいます。一つ死亡フラグが立ちました。
処刑からの帰り道でしょうか、鹿が一頭内臓を引きずり出されて殺されており、辺りを捜索すると、太古の獣ダイアウルフ《大狼》の死体と周りに群がる5匹の子供達が。このダイアウルフという獣は“壁”の南側であるこの地には本来居るはずのない生き物のようで、なおかつ居てはいけない的な雰囲気も感じ取れました。これもホワイト・ウォーカーの影響なのでしょうか。
5匹の子供達を殺しちゃダメだとちびっ子少年ブランが泣きそうですが、エダードも他の兄弟?も殺す気まんまん。しかし黒髪パーマのイケメンジョンが大狼は家の紋章だしスターク家には子どもが5人、ここに居る狼も5匹なので運命かと、と意見すると1人1匹育てることに。去り際にもう1匹真っ白な子狼を見つけ、“出来損ないだ”などと言われますが、“お前のだスノウ”といかにも意地悪そうな顔をしてニヤつく男に決められたようです。とりあえず何かしら不遇そうな存在ジョン・スノウは覚えました。
 
キングズ・ランディング《七王国の王都》では、黒魔術的な儀式が行われております。
ウィンスターフェル城に王と一行がやって来ますが、エダードと王ロバートは旧知の仲のようですね。
王直々に“キングス・ランディングに下って欲しい”“《鉄の玉座》を守れ”と亡くなったジョン・アリンに代わって“王の手”に任命されるエダード。文字通り王様の右腕的な存在の事を示すのでしょうか?

ラニスター家、金髪の双子の姉は王妃ですが、双子の弟ジェイミーとデキていますね。もう1人の弟ティリオンは通称インプ《小鬼》と呼ばれるチビおじさんで初登場にして裸ベルトの女性とイチャコラするダブルインパクトです。

 

場面変わってペントス《ナロー・シー(狭い海)の向こう側》では、エダードの妹が殺された“ターガリエン家”の生き残りである白髪の兄妹の姿が。妹デナーリスの服を脱がせ“女の体”を見せつけろとか言いながらサワサワしてる兄貴にドン引きです。はだかんぼの妖精みたいなデナーリスは掴み所がない感じで何を考えているのか分からない不思議ちゃん的キャラですが結婚を嫌がっているのだけは明白です。

“妃を与えればドロゴは俺に軍隊をくれるはずだ”という理由で妹を部族の長に差し出す兄ヴィセーリス。控えめに言って糞野郎といったところでしょうか。

 

ウィンターフェル城では王家を迎えて宴が催されますが、1人外で訓練するジョンの姿が。彼は“落とし子”と言われる存在らしいです。つまりエダードの妾の子という事か。叔父でありエダードの弟ベンジェンはジョンに親切でいい奴っぽい。ナイツ・ウォッチ《冥夜の守人》の1人らしいです。

刺繍が得意でお手製の洋服まで作れるスターク家の長女サンサは、物静かで冷酷そうな雰囲気ですが、13歳にしてロバート王の息子ジョフリーとの結婚を望んでおり、虎視眈々と次期王妃の座を狙っているようです。

その夜、スターク夫妻の元にキャトリンの妹ライサから便りが届き、“王都から逃げた アリン公の死はラニスター家による暗殺”と衝撃的告白が。あぁ、あの双子。完全に暗殺とかしそうなタイプです、納得。

ちなみにキャトリンの妹であるライサが“王の手”だったジョン・アリンの奥さんだったんですね。ちょっと笑える目に石乗っけてた人です。あれ黒魔術ではなく葬いの儀式だったようです勘違いしてました。

その“王の手”の務めを継ぐという事はエダードも双子に狙われることになりそうですが、王を守る為命を受ける決心をしたようです。

 

デナーリスは「THE野蛮」みたいな部族の婚礼式でかなり浮いています。こっちの部族の女性はおっぱい丸出しなんですね。それとも踊り子的な役職の女性だけがこういう衣装なんでしょうか。とりあえず丸出しです。その上そこらへんで起きた適当な乱闘でそのまま無残に人が死んでいきますし。部族らしく話す言葉も違いますしこれにはデナーリス絶望の表情。“ありがとう”を意味する言葉が存在しない時点でお察しです。めちゃくちゃ露骨に嫌がりながらドロゴの妃となったデナーリスが不憫で見てられませんでした。

 

そして、双子の禁断の情事を目撃してしまったブラン、さすがに見逃してもらえるかと思いましたがそこは非情な双子です。あっさり塔の上から突き落とされてのエピソード1終了。あの高さからで助かるんでしょうか…?意外な角度から次回が気になる展開となって終わりました。

 

 

余りに多いので今回出てきた主要な登場人物を簡単にまとめておきます。

スターク家 北部 ウィンターヘル城

エダード 愛称“ネッド”

城主。子供が5人+落とし子1人

キャトリン  愛称“キャット”

エダードの妻。5人の子供達の母親。

ロブ

スターク家長男。

サンサ

スターク家長女。刺繍が得意。物静かで冷酷な感じ。13歳。

アリア

スターク家次女。弓矢が得意。お転婆で生意気な感じ。

ブラン

スターク家次男。そばかす少年。10歳。

 

ジョン・スノウ

エダードの落とし子。

 

ラニスター家 キングズ・ランディング

サーセイ

ロバートの妻であり王妃。

双子の姉。弟と不貞関係。

ジェイミー

双子の弟。姉と不貞関係。

ティリオン 通称“インプ”

ラニスター家次男。

 

バラシオン家 キングズ・ランディング

ロバート

七王国の王。エダードの親友。

ジョフリー

バラシオン家の王子。長男。

 

ターガリエン家 ペントス

ヴィセーリス

ターガリエン家次男。デナーリスの兄。

デナーリス

ターガリエン家末娘。ヴィセーリスの妹。軍事力のためドスラクの長カール・ドロゴと結婚させられる。

 

ドスラク

カール・ドロゴ

部族国家ドスラクのカール《族長》。

 

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 ▼次回、エピソード2 

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