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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 2話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 DVDセット(5枚組)

EPISODE 2 王の道 The Kingsroad

あらすじ

塔から突き落とされたブランはまだ生死の境を彷徨っていた。息子の看病にあたるキャトリンをウィンターフェルに残し、新たに“王の手”(王の腹心であり、護衛隊長)に就任したエダードは娘のサンサとアリアを連れて王都キングズ・ランディングへ向かう。そんな中、ブランが何者かによって命を狙われる。エダードの落とし子、ジョン・スノウは凶暴な“異形(ジ・アザー)”や野蛮な“野人”たちからウェスタロスを守るために設けられた“壁”を守る“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”になるため、ウィンターフェルを離れて北を目指す。ラニスター家の次男で“小鬼(インプ)“と呼ばれるティリオン・ラニスターは一家と共に南へ戻る代わりにジョンと共に“壁”へと向かう。ヴィセーリスが玉座の奪還を狙う一方、デナーリスは新たに夫となったドロゴと心を通わせる術を求めていた。

ネタバレ感想

デナーリスの側近モーモントは、かなりの忠誠心が伺えましたが、実は捕まえた密猟者を売ったとかでスターク家から逃げてターガリエン家の家臣になっているそう。裏切りなんて無縁みたいな顔してるので意外でした。
悪の双子ジェイミーに塔から突き落とされたブランは即死は免れ生死の境を彷徨っているようで、チビおじさんティリオンがジョフリーに対し“スターク公ご夫妻に謁見しお慰めしろ”と指示。
1話で鼻につくニヤつき顔を披露しただけのジョフリーはというと“僕が慰めて何になる?小僧など目じゃないし女の泣き声は嫌いだ”と中々の屑っぷりが明らかになりましたね。
しかし次の瞬間ティリオン、王子を思い切りビンタします。アァッ…っと女の泣き声のような声が漏れてしまうジョフリーざまぁ。ぶった後に“文句言うとぶつぞ”とティリオンという男、チビおじさんのくせに中々やるじゃないですか。
1話でジョンとはみ出し者同士の会話をしてた時から悟ってる感を出していましたが、この人あの双子の弟にしては出来過ぎている人物です。女遊びがお盛んなのは抜きにして。
ワナワナと震えながら“母上に…”とマザコン全開しそうなジョフリーにもう一発お見舞いしてくれました。武力行使でガキを黙らせ、指示通り謁見に行かせたようです。
王妃サーセイとジェイミーはブランが“死なない”と聞いて複雑な表情。そりゃそうですよね。命を取り留められ意識が戻ったら色んな意味で一貫の終わりですし。
サーセイの娘でジョフリーの妹つまりプリンセスはミアセラという名の白に近い金髪をした心優しそうな少女、次男で末っ子のトメンはジョフリーの弟とは思えない程愛くるしさのある幼い少年です。
ブランを看病するキャトリンの元を訪れ、よく分からん自分の不幸話を切ない表情で始める王妃様になんだこいつと思っていると“あなたの息子が戻るよう朝も夜も祈るわ”ときました。とんでもない演技の上手さでうっかり信じてしまいそうです。
 
巨大な建造物“壁”に豪胆な“ナイツ・ウォッチ《冥夜の守人》”と聞くと進撃の巨人を想起させます。どちらが先か知りませんが、このややこしいストーリーの中、まだまだ不明な壁とナイツウォッチに関しては、進撃の巨人に置き換えると自分なりに分かりやすくなったので助かりました。
ジョンは叔父ベンジェンの誘いを受けてナイツ・ウォッチに入る事を決めたんですね。もしくはそもそも決まってたのでしょうか。
とにかくナイツ・ウォッチは8000年も王国を守ってきた歴史があるそうです。8000年間同じ部隊が継続し続けなければならなかった脅威って逆に凄さを感じさせます。
 
ダイアウルフは成長が早いと言っていましたが早過ぎでしょう。もう小柄なハスキーくらいになっててびっくりです。
スターク家の次女アリアとジョンは仲良しなんですね。ナイツ・ウォッチに入るジョンから置き土産に剣をプレゼントしました。女の子ですが姉サンサと違って弓矢が得意だったり男勝りで武術に秀でている子なんですね。いずれこの子も戦士になるのでしょうか。
アリアの次にブランにお別れを言いに来たジョンですが、看病を続けるキャトリンからは疎ましそうにされています。
宴の時もキャトリンに“落とし子の席はない”と追い出されていたようですが旦那エダードが浮気して作った子なのでめちゃくちゃ憎いようです。長男のロブとはどちらが歳上なのか気になります。
17年前ロバートと戦地に出向き翌年よその女の子供を連れ帰った、と言っているのでジョンは17.8歳あたりですか。というか、ジョンはほんとにエダードの息子なんでしょうか…?なんか怪しい感じがしました。知りませんけど。
ジョンの母親はウィラという名で戦時中に出会った女性というところまでしか明かされませんでしたが何か訳アリな気配がプンプンします。
ジョンは、昏睡状態のブランに“回復したらカースル・ブラック《黒の城》に会いに来い”と囁きます。
黒装束が制服のようですし、黒の城もナイツ・ウォッチの本拠地のような場所なんですかね。
 
ロバートと共にキングス・ランディングに向かうエダードは、“デナーリス・ターガリエンがドスラクの王と結婚”したという報せを聞きます。
ターガリエンと因縁関係の2人ですが、妹を殺されたエダードよりもその妹を愛し結婚を控えていたロバートの方が復讐心が強いようです。
そもそも先代の王であったターガリエン家の長を戦争で引き摺り下ろして王の地位についた今があるのでしょうから仇は取っているんですよね。ただ、その座を奪還すべくヴィセーリスが動いた結果がこの結婚なので油断していると危なそうではありますが。
 
ジョンとティリオンの会話の中で新たに衝撃の新事実が判明しました。
なんと悪の双子ジェイミー・ラニスターが先代の王を殺した男だそう。その後、双子の姉サーセイは新王ロバートに嫁いだとか。
“お前はどうだ?落とし子”“丁寧に尋ねろ 小男”のやり取りが仲良し過ぎました。いい友になれそうですね。
 
ウィンターフェル城では火事が起き、その騒動に乗じて送られただろう刺客がブランの命を狙いに来ますが居合わせたキャトリンの抵抗とブランのダイアウルフの獣パワーで非情なまでの返り討ちです。狼こえー。
ブランを狙う暗殺者が来た事で、改めてブランが重傷を負った事故現場の塔に足を踏み入れるキャトリンは、旦那の浮気を見つける妻よろしく、一本の長い髪の毛を発見し色々読めた様子。
長男ロブ、意地悪顔のアイツ、家臣2人を呼び出し、ブランは落ちたのではなく突き落とされ、ラニスター家が関与しているとズバリ推理を披露します。
刺客の使った短剣の刃はヴァリリア鋼、柄はドラゴンの骨と立派過ぎる代物で誰か、つまりラニスター家の者が与えた、と。
この疑いをラニスター家に知られずエダードに伝えるため、キャトリンは危険な“王の道”を進むようです。
 
高慢で屑純度の高すぎるジョフリーに何故かメロメロのスターク家長女サンサ。未来の王妃になりたいだけで利用してやろうという感じではないです。何故かメロメロなんです。プリンスフィルターでもかかっているんですかね。
ジョフリーに誘われ散歩するサンサでしたが、川原で剣術の練習に励むアリアとマイカーという少年と出くわします。
アリアが自分の友達だと言っているのに自分の力を誇示したいのか“僕の許嫁の妹だ”とマイカー少年に剣の刃でジワジワ傷をつけます。グサッといかないあたりに滲み出るチキンさを感じさせます。
見かねたアリアが手を出すとそれまで気取ってたプリンスが“この小娘が!”と今度はアリアに剣を振り回す始末。
主人のピンチにアリアのダイアウルフ、ナイメリアが颯爽と現れ腕をガブリ。ダイアウルフの強靭な牙と顎はブランの一件で証明され済みなので殺しかねんな…と少し焦りましたが、剣を持ったアリアに“よ、よせ痛くしないでくれ”と今にも泣き出しそうな顔と声でまたしても失態を露呈したジョフリーざまぁでした。切る価値もない小僧です。
ジョフリーに怪我を負わせてはただでは済まないのでアリアは急いでナイメリアを逃がします。
その後アリアもラニスター家の兵士に見つかり、幼い少女に対し“連行しろ”と指示する王妃の命で王ロバートの元へ。
被害者ヅラで嘘つきのジョフリーとモンペのサーセイ相手に埒があかない状況にロバートは子供のケンカだと片付けようとしますが、何としても処罰を下したいサーセイは矛先をダイアウルフに向けます。
ナイメリアはアリアが逃がして見つからず、代わりにサンサのレディが殺されるというとばっちり過ぎる事態に。
せめて自分が、とエダードがレディに手をかけたその瞬間、昏睡状態だったブランがついに目を覚ましました。
 
 
エピソード2での補足登場人物。
スターク家近辺  
リコン
スターク家三男。末っ子。
レディ
長女サンサのダイアウルフ。
ナイメリア
次女アリアのダイアウルフ。
 
バラシオン家
ジョフリー
バラシオン家王子。長男。
ミアセラ
バラシオン家王女。長女。ジョフリーの妹。
トメン
バラシオン家王子。次男。
ジョフリー、ミアセラの弟。末っ子。
 
ターガリエン家
ジョラー・モーモン
ターガリエン家デナーリスの相談役。
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