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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 3話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 DVDセット(5枚組)

EPISODE 3 冥夜の守人 Lord Snow

あらすじ

王都キングズ・ランディングに到着したエダードは七王国の小評議会に召集されウェスタロスの国政が危機的状況に陥っていることを知る。キャトリンは夫に警告をするため秘密裏に王都へ向かう決意をするが、小評議会のメンバーで旧友でもあるピーター・“リトルフィンガー”・ベイリッシュに邪魔されてしまう。“壁”ではジョンが血統になど無関心な身分の低い新兵たちと訓練を続ける日々に苦心していた。同じく“壁”を訪れていたティリオンは“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”の総帥ジオー・モーモントから王と王妃にあてて増え続ける敵に対抗するための兵力強化を嘆願される。意識が戻ったブランは塔の上から突き落とされた時の記憶を失っていた。一方、政略結婚でドスラク人部族の女王となったデナーリスは今やヴィセーリスに立ち向かいはじめたドロゴ王をしっかりと手の中に収めていた。

ネタバレ感想

目覚めたブランが気になりますが、娘2人を連れてキングズ・ランディングに無事到着し、小評議会に召集されたエダード。王の側近達による会議のようですが、王の手ロバートを含む5人というこじんまりした会でなおかつ全ての決定権は不在の王にあるのでやる意味あるのかないのか分からないレベルです。
なんと王家が600万の借金を背負い、うち300万に関してはラニスター家から借りていることが発覚し頭を抱えるエダード。
 
生“鉄の玉座”がついに見れました。意外とあっさり置いてあるんですね。
悪の双子ジェイミーとエダードは既にバチバチしています。
ジェイミーがエダードに“複雑な思いがする場所でしょう”と意味ありげに話し始めます。エダードの父と兄、つまりスターク家の男性陣はこの玉座の間で惨殺され、その場にジェイミーも居たと話しています。
“狂王”つまりターガリエン家の先代王によって処刑されたみたいで、確かエダードの妹もターガリエン家に殺されていますしスターク家とターガリエン家はますます根深い関係にある事が分かりました。
そして後にターガリエンの狂王を殺したのがこのジェイミーなのですが、背後から刺すというなんとなくジェイミーらしい卑怯なやり方だったそうな。

 

サーセイ王妃は溺愛する息子ジョフリーを王にする為必死です。幼い我が子に“娼婦と寝たければ寝ればいい”と言っちゃう母親は単純に嫌ですね。“王になれば世界は思いのまま”“一族でないものは全員敵です”と刷り込み英才教育が施されているよう。

 

第1話からやたらと出て来る“冬来たる”というキーワードですが、スターク家のモットー《標語》らしいです。危険が迫るとかそういうイメージですが、それが家訓ってなんだか不思議です。危機に備えよ、的な意味合いがあるのでしょうか。他の家の標語も知りたいです。

この世界では季節は一定の間隔ではなく、長い夏と長い冬があり、冬が来る時期とかそういう概念もなさそうです。冬の脅威の存在が徐々に出始めて冬が来るぞー!警戒せよー!みたいな感じなのかなと想像しました。

関係ないですがアリア左利きなんですね。

 

目覚めたブランですが、都合のいい事になんとごっそり記憶を無くしているそう。そして脚の怪我は治る見込みがなくもう歩けない身体になってしまったようです。身軽で塔登りもあんなに上手だった少年が歩けなくなってしまうって余計に可哀想で。

 

キャトリンはお忍びで王都に入りますが、小評議会メンバーのピーター・ベイリッシュの部屋に娼婦扱いで通され激怒。あまり良い関係の知り合いでは無さそうです。

ヴァリス公がキャトリンが王都へ向かっていたこと、そしてその理由まで把握していたらしいです。“小鳥”がどうのと言っていました。鴉の事なのか諜報員を指す比喩なのか分かりませんが、とにかく情報収集が専門分野のよう。

ブランを襲った刺客が使っていた短剣は、まさかのピーター・ベイリッシュの持ち物だったが、現在の持ち主は賭けで勝って獲得したインプことティリオンだと言うではありませんか。多分ティリオン関係ないのに。

 

キャッスル・ブラックでは、ジョンが剣の訓練に勤しんでいますがなかなかの手練れですね。しかし手酷く倒した練習相手であるナイツ・ウォッチのメンバーにリンチされそうになっている場面にティリオンが入ってきて王妃に報告して王都に首を飾るぞと脅し助かりました。

ここの閉塞感とかギスギス感、民を守るヒーロー部隊というイメージから一転、治安の悪い殺伐とした環境で、落とし子とはいえ立派な家柄出身の自分に対して嫉妬で不条理な扱いを受けると悟ったジョンは父エダードがこの事を知っていながら自分をここに送ったんだと少しショックを受けている様子。

ティリオンは“壁”に来たのは初めてでなく、内部事情をわりと把握しているようで、リンチ主犯のグレンは3歳で父親に捨てられ、ピップは飢えた妹の為にチーズを盗んで捕まり“壁”送りにされたという背景があるそうで、暗にジョンよりも不遇な存在だと教えます。

ナイツ・ウォッチの総帥がモーモントと呼ばれていますが、スターク家から逃げてターガリエン家のデナーリスの側近を担っているのもモーモントですしきっと血縁関係ですね。

 

デナーリスは嫌々嫁いだわりには2話からドロゴを悦ばせる方法を娼婦から教わったりと受け入れ態勢万全となり、カリーシ《女王》の貫禄すら出てきました。

一体何のためか知りませんが“私が行くというまでよ”と移動中の部隊を止めて草むらの中を分け入って行くデナーリス。そこに凄い勢いで入ってきた兄ヴィセーリスが“俺に命令するなこのあばずれ女が!”みたいな感じで詰め寄ります。いや、お前が無理矢理結婚させたんやろがーい、と思っているとドスラクの戦士がカリーシに無礼を働くヴィセーリスの首を絞め危うく殺しかけますがなんとかデナーリスのお情けを貰い、結果奴隷同様歩かされる事に。あーあ。

 

キャッスル・ブラックでは、ジョンが1人ギコギコしたエレベーターのような乗り物で壁の上を目指しています。オープニング映像にあった梯子を登るトロッコみたいなやつですね、これ。オープニングでは可愛らしくデフォルメされていましたが実物は、なにこれ絶対乗りたくないと思うほど不安を煽る小屋の牢屋みたいな箱でした。

ジョンを可愛がってくれていた叔父ベンジェンに呼び出されていたようですが、ベンジェンはファースト・レンジャー《哨士長》の務めで“壁”の向こうの北側へと派遣される事が決まったおり、レンジャーでないジョンはついて行くことも出来ず複雑な表情。

ベンジェンの行く北側はレンジャー《哨士》の半分がそこで死ぬような過酷な土地で、ホワイト・ウォーカーや巨人の話なんて信じないと笑うティリオンに対し、本当に恐ろしいのは野人ではなく“壁の北にも行かずに知ったような口をきくな”と吐き捨てるあたり、ホワイト・ウォーカーや巨人が大きな脅威として確かに存在する事を示しています。

 

ドスラク語を練習中のデナーリスにグレート・スタリオン《偉大なる雄馬のお恵みです》という仰々しいお告げで妊娠が発覚します。

懐妊の知らせを受けたモーモントは“クォホールに行かねば”と部隊を抜けて行ってしまいました。

 

ニードル《針》を見たエダードの計らいでアリアは剣術を教わり、師匠には全く歯が立たずとも生き生きと身のこなしも軽やかでこのまま鍛えていけば将来は有望そうです。

 

 

ターガリエン家

エイリス

ジェイミーによって殺された先代王。“狂王”と呼ばれる。ヴィセーリスとデナーリスの父親。

 

ラニスター家

ランセル

ロバート王の従者。サーセイ・ジェイミー・ティリオンとは従兄弟関係。

 

小評議会

レンリー・バラシオン

ロバート王の末弟。

ヴァリス

スキンヘッドの参謀。

ピーター・ベイリッシュ

キャトリンの知り合い。過去にキャトリンを賭けてエダードの兄と決闘をして負けている。

バイセル

グランド・メイスター《上級学匠》。

 

 

 

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 ▼次回、エピソード4 

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