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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 4話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 DVDセット(5枚組)

EPISODE 4 壊れたものたち Cripples,Bastards,and Broken Things

あらすじ

ネッドは自分の前任者の死の謎を探ろうと、ある書物を読む。そこに、ロバート王の庶子の一人が絡んでいることを見出す。ロバート王とその客人たちは、ネッドのために競技会を催す。ジョンは、サムを守るための手筈を整える。ヴィセーリスは不満を覚え、デナーリスと衝突する。

ネタバレ感想

おや?ブラン立ってるじゃないですか。 と思ったら夢オチとかなんて悲しい。
エダード不在の今、ウィンターフェルの城主を務める兄ロブに呼ばれ否応無しにホードーに抱きかかえられ運ばれるブラン。
ホードー何者なんでしょうか。ホードーと呼ばれ“ホードー”と喋る?やたらデカくて、気は優しくて力持ちを体現したような男です。
ロブの元にはブラック・キャッスルから戻ったティリオンの姿が。
ブランを見て本当に歩けないのだと確認すると、今のブランでも馬に乗れるような特別な鞍の設計図をくれたティリオンに対し、“罠か?”と何故親切にするのか怪訝な表情で聞くロブ。
“俺は障害者や落とし子や壊れた物に弱い”と納得の一言。ブランも素直に嬉しそうで久しぶりに笑顔を見れた気がします。
 
1話でジョンに出来損ないのダイアウルフはお前にお似合いだぜハンッ、みたいな事を言っていたあの意地悪顔ですが、兄弟じゃなきゃなんなのかと思っていましたがやっと少し情報が出てきました。
バイロン公という男のただ一人生き残った息子で捕虜の身である、と。
もともとスターク家とは敵同士の家柄だそうですが、その割にブランの刺客がラニスター家の差し金だとキャトリンが極秘話を打ち明けた時も呼ばれていたりと信頼関係は強そうでイマイチ謎の存在です。
なんか物凄くコンプレックス抱えてそうでそれが元でとことんひねくれましたみたいな性悪顔してますよね。…失礼ですいません。
 
キャッスル・ブラックでは、新人のサムウェル・ターリーという太っちょでいかにも愚鈍そうな男が入ってきて案の定酷いほどいびられます。
あまりの手も足も出なさにジョンが彼を助ける形となり、殺伐とした空気の中“ありがとう”とニッコリ微笑んだサムウェルに孤独な男ジョンは落ちたな、と思いました。いや、そういう意味ではなくですよ。
夜になり、サムウェルが何故“壁”に来る事になったのかジョンに話すシーンがありましたが、実の父親に18歳になったと同時に“ほとんど大人だ だが領地と身分は相続させん 明日相続権を放棄し黒衣も着て北へ向かえ”と言われたそうです。しかもそれを拒むのであれば狩りで死ぬ事になるぞと脅されたようで。
なんとも非情な境遇に一つジョンとの距離が縮まったのは不幸中の幸いでしょうか。

 

デナーリスは婚儀の際ドラゴンの卵を3つ貰っていたり、ターガリエン家では何かと“ドラゴン”というキーワードが出て来ますが、ヴィセーリスは“最後のドラゴン”と呼ばれているらしく、ドラゴンの血が流れているとかなんとか。

この世界はドラゴンも空想上の生き物ではなく、一昔前には暴れ回っていたんですね。

ドラゴンの血が流れている、という言い回しから考えてドラゴンの血を引く人間が何らかの形で目覚めると擬態する、的な事なのでしょうか?それともドラゴンの血を持って生まれた人間は、ドラゴンを意のままに操れるとか。どちらにせよ後に起こるであろう戦争に参戦するのであれば胸熱ですね。

 

話は変わって、ナイツ・ウォッチと対になるようなシティ・ウォッチ《王都の守人》という部隊もあるようです。

しかし、日々人が増え治安の悪くなる王都にシティ・ウォッチの数も足りていないみたいで、王は浪費家だしエダードには頭が痛い話でしょう。

エダードはグランド・メイスター《上級学匠》であるひげの爺さんパイセルに、先代“王の手”であるジョン・アリンの死について問うと、亡くなる前夜彼を訪ね七王国の名家の血統に関する学術書を読んでいたと聞きその書物を調べる事に。

“種は強い”という言葉を繰り返していたそうです。なんだそれは。

 

 

情報収集の得意なヴァリス公の言っていた“小鳥”は諜報員でそこら中に居るスパイの事でした。

王宮の中にも少年から老人まで至る所に誰かしらのスパイが紛れ込んでおり、誰も信用できません。

 

ジョン・アリンが生前よく通ったという武具屋に出向き、ジェンドリーという青年と出会うエダード。

アリン公から仕事の事を聞かれ、彼の母親がどんな人物だったかも尋ねられたそう。それを聞いてジェンドリーがロバート王の落とし子だと瞬時に気付きます。

一方ロバートはというと、複数の娼婦とお戯れになっているよう。

ジェイミーが王の部屋の番をする時に姉である王妃サーセイを侮辱するためにらよくやる、と言っていました。

サーセイだけが政略結婚に心開けずロバートを一方的に裏切っているのかと思えば、お互いに相手を蔑んでいるよう。

それでも離婚問題に発展しないのは、サーセイからすれば王妃の地位と最愛の息子達を後継ぎに取られるからで、ロバートからすれば財力のあるラニスター家に多額の借金をしているから、というような理由ですかね。ギスギスしてますねぇ。

 

新人サムを馬鹿にする仲間に対し、やめろと窘め、鬼教官ソーンが何と言おうが必ず守る訓練中も攻撃するなと伝えます。

気性の荒いいけ好かないアイツも黙らせるため、寝込みを襲いダイアウルフで脅すという中々手段を選ばないダークな一面を見せてきました。

訓練中誰もサムに手を出さない事に苛立つソーン教官。

 

上官が娼婦を買っているのはずるいという話から、自分はモテないから経験がないけど君はもちろん大勢と?みたいな聞かれ方をしたジョンは“俺も君と同じだ”と言いますが、またまたそんな〜と疑うサムに“一度惜しかった 裸の女と二人きりに…”と告白し出すジョン。

可愛いかよ、とニヤついていると、できなかった理由が、名前も顔も職業も知らない母親の事について思いを巡らせてたとかもし妊娠させたらその子は“スノウ”になってつらい人生を送るんだとか中々ヘビーな爆弾をぶち込んできました。

 

 

デナーリスから娼婦を送り込まれたと激怒したヴィセーリスはまたしても手を上げますが、今回はデナーリスも黙っていません。

“私はドスラクのカリーシ《女王》よ 偉大なカール《王》の妻で彼の息子を身ごもってる 今度私に手を上げたらその手を切り落とす”とどえらい剣幕に妹に反抗された事のないお兄ちゃんはびっくりです。

その後、兄をぶってしまったとモーモントに相談するデナーリスでしたが、ようやく兄が無能であると気付き始めドロゴが軍隊を渡しても指揮できない、七王国の王にはなれないと確信したようです。

デナーリスに見限られれば本当に行き場が無さそうなどうしようもないくせにプライドだけは高い男ですがどうなるんでしょう。

 

キングズ・ランディングの催しでサンサとアリアはベイリッシュと会いますが、アリアが子供らしい不躾さで“何故リトルフィンガー《小指》と呼ばれるの?”と聞いてくれました。

いわく、“子供の頃背が低かったのと〈フィンガーズ〉という地の出身で”と。ほーん。

 

王都からウィンターフェル城に帰る途中、酒場で休憩を取っていたキャトリンでしたが、なんとそこにティリオンが入ってきてキャトリンに気がつきます。

お忍び中なので身分を隠しひっそり座っていたキャトリンに店中に響き渡る声で挨拶を交わした事でもう開き直ったのか、酒場に居合わせたキャトリンの出身タリー家に世話になった者やキャトリンの父親ホスター・タリーに忠実な者にその立場を声に出して確認しました。

完全にキャトリン優位な場が作り上げられた上で“この男は我が家に賓客として入り込み私の息子を殺そうと計画した 10歳の子です ロバート王とご主君の名において助力を要請します”と。

その号令で9割とばっちりであろうティリオンは取り囲まれてしまいました。ブランにめっちゃ親切にしてくれたのに。

仮にも王妃の弟、疑うだけで反逆罪と言われていたのにこの強行どうなるのでしょうか。

 

 

グレイジョイ家

シオン・グレイジョイ

グレイジョイ家の末弟。捕虜としてスターク家に居るが扱いは実の兄弟と変わらない。

 

ナイツ・ウォッチ

サムウェル・ターリー

南から新人として送られた心優しい臆病者。通称“サム”。

 

クレゲイン家

グレガー

ラニスター家の家臣。通称“マウンテン”《山》。

サンダー

ラニスター家の家臣。通称“ハウンド”《猟犬》。

6歳の頃兄に殺されかけ顔は焼け爛れている。

 

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 ▼次回、エピソード5 

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