第4話 復讐 Cura Te Ipsum
あらすじ
ネタバレ感想
今回マシンが弾き出したのは研修医のミーガン・ティルマンという女医。仕事熱心な彼女は将来有望で、一見事件に巻き込まれる要素なんて見当たらないように見えましたが、彼女の監視を続けると勤務後毎晩のようにナイトクラブへ出入りしている事が分かります。
ミーガン観察を続けていると、昼間にも彼女の周りで見かけたスーツ姿の男が目に留まり、当たり前のように財布をスッて身元確認です。こういう財布はまたすぐにぶつかって返すのでしょうか。
男の名前はアンドリュー・ベントン。所謂レイプ薬と呼ばれる薬を財布に忍ばせていたベントンがミーガンのストーカーで何か事件を起こしそうです。
大手投資銀行に勤めるベントンは、何度も女性問題で裁判を起こされているがどれも不起訴に終わっているよう。
相変わらずサラッと不法侵入して調査もしていますが、フィンチ調べによると大学の時に起こした問題が揉み消されており、情報を得るには警察の力が必要なよう。ここまで出来るんだから警察の情報くらいハッキング余裕そうなんですけどね。そこは“知りあい”のライオネルの出番です。めちゃくちゃいいように使われてます。
ライオネル調べによると、揉み消されていた大学時代の問題は、新入生歓迎パーティーでベントンがレイプ行為に至り、被害者が通報したのが3日後で当然薬物反応は出ず起訴を取り下げたということ。その後被害女性は睡眠薬を使って自殺しており、その女性こそがミーガンの姉だった事が判明します。
ミーガンを追って望遠レンズで監視しているリースは、どっちがストーカーだよ、という出で立ちです。
彼女が頻繁に使用するケイトという偽名で借りられていた別荘のクローゼットには大量の苛性アルカリ溶液が用意されており、文字通りベントンを“消す”つもりの綿密な計画が見えてきます。やる気まんまんです。
勤務中仮眠を装い始末しようと行動に出るという大胆でいて周到な計画の下、ミーガンはベントンを眠らせ拉致しますが、途中リースに説得され、ベントンの身柄はリースに預けられます。
「医者だから殺しは良くない」ってのが何気に強調されてましたが、裏稼業や元CIAならともかく、一般人であれば医者とか関係ないんじゃ…?と思いましたが、とにかく医者だから殺しちゃ駄目なんです。特に。
スタンガンやら薬やらで連れ出されて起きたら目の前に大男とテーブルに銃ってちびります。
結局リースはベントンを殺したのか逃したのか他の手を打ったのか、どのような始末の付け方をしたのかは分からないまま終わりました。
カーター刑事はとうとうフィンチにも目をつけ接触をはかってきました。だいぶ近くなってきましたね。
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