何かとサバイバル。

洋画と海外ドラマ B級グルメがすき。

海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第三章:戦乱の嵐-前編 2話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第三章:戦乱の嵐-前編- DVDセット(5枚組)

EPISODE 2 三つ目の鴉 Dark Wings, Dark Words

あらすじ

“壁”への旅を続けるブランたち一行は途中、ジョジェンとミーラのリード姉弟に出会う。一方、慎重に旅を進めるジェイミーとブライエニーだったが、通りかかった農夫に姿を見られてしまう。キングズ・ランディングでサンサはマージェリーに若き王ジョフリーに対する本当の胸の内を話し、率直に語りすぎたことで慌てた様子を見せる。シェイはティリオンに会い、ある頼みごとをする。そんななか、ハレンホールから逃げ出しリヴァーラン城を目指すアリア、ジェンドリー、ホット・パイは“旗印なき兄弟団(ブラザーフッド)”たちに出くわす。

ネタバレ感想

ブラン結構大きくなりましたね。めちゃくちゃ可愛らしかったのにちょっと残念な成長を遂げそうな気配がしてきました。

ブランの夢の中からエピソードは始まります。森の中で走るブランの前にいつもの三つ目の鴉が出てきて撃ち墜とそうと弓を構えるブラン。

“考えすぎるな”“力まずに”とアドバイスするジョンとロブの姿も。S1エピソード1のオマージュですね。

弓は外れ、エダードの声を聞くブランですが、次の瞬間振り向くと見知らぬ少年が立っており“殺せないよ 鴉は君自身だ”と告げられた所で目が覚めます。

 

ボルトンがリヴァーランとウィンターフェルからの2つの便りをロブに持って来ました。

何年も会っていなかったキャトリンの父親が亡くなったという報せを受け、ロブとキャトリンはボルトンに指揮を任せて葬儀のためリヴァーランに向かうようです。

そしてウィンターフェルからの便りにはボルトンの落とし子が城に着く前に鉄の民は撤退し、人民は皆殺し、城は陥落した上ブランとリコンは行方不明だとの悲報が。逃げ延びたのかシオンの捕虜になったのかも分からず絶望の表情を浮かべる二人。

さてそのシオンですが、仲間である鉄の民に思いっきりぶん殴られ気絶しておりましたが、北の民に売り渡されたんでしょうか?

水をぶっかけられ目を覚ますとX字の磔にされており、見覚えのない兵士から爪の間にぶっとい針を刺されるという見てられないレベル99の拷問を受けています。いくらシオンでもさすがに酷い。

 

“王の道”を避けながら未だ王都に向かう道中のブライエニーとジェイミーは一人の老人に出会います。

自分に気付いたかもしれないから殺せと訴えるジェイミーと、彼に罪は無いと不安を感じながら殺さないブライエニー。もしジェイミーに気付いていれば人を呼ばれたりして大切な捕虜であるジェイミーを殺されかねませんがどうなんでしょうか。

 

ついに反抗期が到来したマザコンジョフリー。マージェリーへ抱きつつある好意が彼にサーセイを突き放させます。ますます面白くないサーセイですが、サーセイがこのまま蔑ろにされ続ける訳がありません。一体どんな手段に出てくるのか楽しみです。

 

サンサの身支度を整えながらシェイはリトルフィンガーに対しての警戒心を露わにし、“もし何かするよう頼まれたり触られたら私に言って下さい”と忠告します。

そんな話をしているところに花の騎士ロラスが訪ねて来て、妹と祖母レディ・オレナが話をしたいと言っているからエスコートしに来ました、と。ジョフリーと違って紳士的なロラスにどことなく嬉しそうな表情のサンサ。その男はレンリーの毛を剃ってた男ですよ!とお伝えしたい。

中庭ではマージェリーにオレナを紹介され話しますが、あけすけで好戦的な女性でジョフリーについて真実を聞きたくてサンサを呼んだようです。

これまで誰に何を聞かれようと頑なにジョフリーを讃えてきたサンサですが、女性だけの空間で久しぶりに優しくされた事もあってか強張った顔で父エダードの処刑について言及し、ジョフリーへの嫌悪感を露わにしてしまいます。

こんな発言が知れ渡れば謀反と見なされる事にハッと気付き、誤魔化そうとしますがマージェリーとオレナに促されついに“彼は怪物です”とストレートを投げるサンサ。

その後もジョフリーの事を“ハイガーデンのボンクラ公”と呼ぶあたりサンサを嵌めようとした訳ではなさそうですが何か考えがあって聞き出した事は間違いなさそうですよね。

 

大群を引き連れリヴァーランに向かうロブ達。キャトリンはやはり無断で結婚してしまったロブの相手タリサを良く思っておりません。それはカースターク公も同じようですね。

と、ここへ来て息子のために作るお守りの話で巻き戻してもう一度見たくなる展開が。

塔から転落したブランのためにお守りを編んでたのはシーズン1で見ましたが、その前にも一人の息子が流行病にかかってこれを編んだと言っています。タリサがその子はどの息子かと聞くと“ジョン・スノウ”と。

えっ、あんなに嫌っていたのに意外とジョンに愛があったのか!と思いましたがまたそこにも複雑な訳があり、どうしても愛する事が出来なかった落とし子のジョンに対し“あんな子供殺してください”と大人気なく祈り続けた最低な自分のせいで病に冒されたジョンを見て後悔し反省して回復を願ったそう。そしてジョンが回復した時には彼を愛しスタークの姓を与え母親になる事を七神に祈ったけれどもその約束を守れず、ジョンを愛す事の出来なかった自分のせいでその後スターク家に災厄が降りかかったと話しています。

スターク家の災厄というのは今現在のエダードが殺された事から始まる不幸の連鎖の事ですね。うーん…ジョンに対する恨みが根深過ぎてすごく重い気持ちになります。それをキャトリン自身も本当は憎みたくないのにと思っている事が伝わってきて余計に複雑な気分ですね。

そのジョンは、野人のマントを纏いナイツ・ウォッチからのスパイになろうとしております。

野人の長マンスによると、ここには90もの部族がおり7種の言語が使われそれぞれの文化を持つ野人達に“南に向かわねば皆死ぬ”と教え彼らを纏めたのだと話します。

野人の一人が完全に白眼を向いて空を仰いでぶつぶつ言っています。

彼はウォーグ《狼潜り》と言う獣の目で見る事が出来る力を持つ存在で偵察中らしいです。あ、これもしかしてブランの能力も同じ感じですかね。

上空を飛び回る鷹に憑依していたのでしょう、オレルは“最初の人々のフィスト《拳》に死んだナイツ・ウォッチ達が見えた”と報告します。

ホワイト・ウォーカーとの戦いで200人もの仲間を失ったナイツ・ウォッチ一行は“壁”に戻るため歩き続けます。

ホワイト・ウォーカーの出現時に置いて行かれた事がトラウマになっているサムは気力が失われ倒れ込みます。サムをピギー《豚公》と呼びずっと嫌味を投げかけていたラストに総帥が“サムを生きて連れて帰る事にお前が責任を持て”とサムには“死ぬ事を禁ずる”とそれぞれ命じました。

 

森の中でブランが目覚めるとオシャとダイアウルフが絶賛警戒中です。

そしてなんとブランの元に夢で見たあの少年が!背後から槍を突き立てたオシャの更に背後では少年の姉がオシャにナイフを突き立てます。

この少年、何故かブランのダイアウルフを知っており“サマーだね”と声をかけ、それまで威嚇していたサマーも途端に警戒心を解いてしまいました。

“僕はジョジェン・リード 捜してたよブランドン”と意味深です。

サマーの威嚇を解けるあたり、敵では無さそうな感じもしますが謎が多過ぎる存在です。

 

ジェンドリーはアリアからジャクェンの話を聞いて何故ジョフリーやタイウィンの名前を言って殺させなかったのかと責めます。それはもう誰もが思っていた事でしょう。

三人とも不安な旅に苛々している様子。そこへラニスターの歌を唄いながらやってくる男達が。慌てて隠れますがすぐに見つかってしまいました。

しかもハレンホールから逃げてきた事もバレていて、リーダーのソロスから付いて来いと言われます。

彼らはマウンテン達が血眼になって探していた旗印なきブラザーフッド《兄弟団》のメンバーなので、関わればロクな目に合わない事が目に見えていますが、すぐに殺される訳でも無さそうだしそもそも勝ち目のないアリア達は従う他ありません。

 

ティリオンにリトルフィンガーからサンサを守らなきゃと相談に来たシェイですが、ティリオンが口を開くたびに独占欲むき出しで理不尽に怒りながら、そんな彼女にたじたじで頰を掴まれながら“ズルい残酷なほど不公平だ”と情けないティリオンの関係性が笑えます。ティリオンも誰かに見られてないかと必要以上な過保護を発揮していますしお互いに心から大切に想っているんですね〜。

マージェリーは相変わらずしたたかな賢さでジョフリー程度の糞ガキなんてコロコロ手玉に取っております。

ジョフリーのプライドを刺激しつつ、お得意の新作クロスボウに興味を示し教えを請い楽しそうにはしゃいでみせます。ジョフリーの残虐的嗜好を知っていながらそこに共感し心を開かせる手腕…恐ろしい。

 

シオンは何故ウィンターフェルを襲ったのかと拷問を受け続けています。真実を答えても拷問は止まりません。

放置されたシオンの元に、姉ヤーラの使いだという青年がシオンの拘束を緩め夜にまた来ると言い残して去って行きました。

 

北へ向かうブラン達4人と2匹に加えてリード姉弟も行動を共にしているようです。

ジョジェンがブランに、夢の中でサマー視点になってものが見られた事に対し“じきに制御できる君は《狼潜り》だ”と教えます。やはりそうでしたか。

三つ目の鴉の事も知っており、狼よりももっと深い事の象徴で洞察をもたらす、つまりこの先起こる未来だったり生前起こった事、遠くの地で今起こっている事などを見れるそうです。

ジョジェンもこの能力があり、彼の父は反乱の時エダードを守ってくれたハウランド公だそう。なるほど、完全な味方という事は分かりました。

 

ソロスに連れてこられたアリア達は約束通り食事を振舞われた後解放されますが、出て行こうとしたその時、酒場にソロスの仲間が捕らえた一人の男を連れて帰ってきます。

なんとその男はハウンドで思わず顔を隠すアリアでしたが、あっさり目に入り“何故スタークの娘がここに居る”とバラされてしまいました。やばい。

 

ブライエニーは溺れ死ぬ危険を考慮し、野晒しで無防備な橋を渡る選択をしましたが、橋の上でジェイミーに剣を奪われ戦闘になります。熾烈な攻防戦の真っ最中、馬に乗った男達がやってきます。

ボルトン家の男達で、森で出会った老人はやはりジェイミーに気付いていたようで北側のボルトン家に伝えてしまったようでかなりピンチです。

 

 

タイレル

オレナ

マージェリーとロラスの祖母。

 

野人

オレル

ウォーグ《狼潜り》が出来る。

 

リード家

ジョジェン

ブランの夢に出てきた少年。

ミーラ

ジョジェンの姉。

 

旗印なきブラザーフッド《兄弟団》

ソロス

リーダー。アリア達を森で見つける

アンガイ

弓矢使い。

 

ゲーム・オブ・スローンズ 第三章:戦乱の嵐ー前編ー コンプリート・セット【Blu-ray】

ゲーム・オブ・スローンズ 第三章: 戦乱の嵐ー前編ー ブルーレイ コンプリート・ボックス

▼次回、エピソード3 

axxi.hatenablog.com

プライバシーポリシー