海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第三章：戦乱の嵐-前編 9話ネタバレ感想

EPISODE 9　キャスタミアの雨 The Rains of Castamere

あらすじ

双子（ツインズ）城に到着したロブの一行は城主であるウォルダー・フレイ公に謁見する。ユンカイではデナーリスが傭兵部隊のダーリオらとともにユンカイ陥落の策を練っていた。一方、“壁”を越え、野人らと前進するジョンに彼の忠誠心のありかが問われるような試練が訪れる。そんななか、ブランたちの一行もまた“壁”の近くまで来ており、ブランは偶然にもジョンの姿を確認する。そして、ブランはある決意をもってリコンに別れを告げるのだった。双子（ツインズ）城では、エドミュアとフレイ公の娘の婚儀が執り行われるが、そのあとの祝宴で目を覆わんばかりの血の惨劇が繰り広げられる。

ネタバレ感想

ジェイミーを独断で逃したキャトリンですが、シオンを一人で鉄諸島に行かせる事に反対した事実もあり、それを聞かなかったが故にウィンターフェルは落とされブランとリコンの安否も分からなくしてしまった失態を踏まえキャトリンに今後の作戦へのアドバイスを貰うロブ。

フレイ家の兵力を得られればキャスタリーロック城を奪いタイウィンに少なからず打撃を与えられると踏んでいます。

ですが、もしキャスタリーロック城を落とす前に王都から敵が攻めてくればタイウィン軍と海に挟まれる事になると心配するキャトリン。

不安はあるものの、ラニスターに“愛する者を失う気持ちを思い知らせて”と復讐心が勝るようですね。

双子城についたロブ達はウォルダー・フレイとフレイ家の娘達に対して謝罪します。

自分がこさえた子供達でありながら名前を思い出せない娘もいるほどの人数にドン引きです。

タリサに“マントで隠そうとしたか”とか言っていたのは妊娠のことでしょうね。

デナーリス達はダーリオを迎えてユンカイ攻略の計画を立てています。

デナーリスにベタベタと触るダーリオへの嫉妬心と未だ信用できないという警戒心からジョラーは裏切るんじゃないかと言いますがグレー・ワームはダーリオを信用するみたいです。

カースル・ブラック《黒の城》の西側まで辿り着いたサムとジリですが、より近いナイトフォート《夜の砦》に向かいます。

本の虫だったサムの知識に文字も読めないジリは“なんだか魔術師みたい”と驚きます。

そんな風に言われた事もないだろうサムは少し自慢気で嬉しそう。

ブランドン建設王がナイツ・ウォッチに与えた土地、ギフト《贈り物》に辿り着いたブラン達6人と2匹。

嵐の気配にギフトで雨宿りをすることにしました。元野人のオシャがリコンをからかっている様子が面白い。

その頃ジョンと野人達は老人のいる小屋を見つけ馬を奪おうと襲いに行きますが、ジョンは走りながら岩を剣で叩き馬に気付かせ、老人が逃げられるよう仕向けました。

馬に乗って逃げる老人を弓で仕留めようとしたイグリットも咄嗟に制し、老人は逃げられましたがジョンは大丈夫でしょうか。

アリアは母キャトリンと兄ロブのいる双子城を目前に浮かない顔です。

ハウンドに“目の前なのにいなくなって会えないと近付くほど怖がってる”と言われ、“お前も火を怖がっているし理由も知ってる”とやり返します。そして“いつか目に槍を突き刺してやる”と宣言しました。

雨宿り中のブラン達が200メートルもある“壁”をどうやって越えるか話していると外に馬に乗った人達がやってくるのをミーラが見つけます。

先ほど逃した老人が野人達に追いつかれてしまったようです。

塔の中から様子を伺うオシャ達ですが、雷を怖がったホーダーがパニックを起こし騒ぎ始めました。

野人達に声を聞かれれば殺されかねない状況でも止まらないホーダーに対し、ブランがウォーグでホーダーの中に入りホーダーは倒れ込みました。自分自身何をしたのか分かっていないブランですが、夢でもないし動物でもない相手に入り込める力なのでしょうか？

ナイツ・ウォッチへの密告を恐れて老人を殺そうとするトアマンド。それを物陰から見つめる2頭のダイアウルフ。

オレルは忠誠心を試すために老人をジョンに殺させるよう言います。ホーダーの声に目敏く気付いたりいちいち厭らしい男です。

ジョンは剣を振りかぶるもどうしても老人を殺せず見かねたイグリットが矢で射殺しますが、ジョンはナイツ・ウォッチと見なされその恋人であるイグリットも同罪とし戦闘が始まります！

ジョジェンはブランに“君はウォーグ《狼潜り》に生まれついた 今ホーダーにしてみたように外に居る狼に入れ”と頼みます。

(ブランの白目は何気にホラーでどうかと思いますが)意識を集中させ白い毛のダイアウルフ、サマーに乗り移り戦うジョンの姿を見つけました。

ダイアウルフ達も戦闘に加勢する形でオレルを一突きにするジョンでしたが、その瞬間オレルはウォーグを使い鷹に乗り移りジョンを襲います。

なんとか馬に乗って逃げ出したジョンでしたがまさかのイグリットを置いて行くとは…！！！えぇ…そりゃないよジョン。

ユンカイではダーリオの指示でジョラーとグレー・ワームが裏口からの侵入を試みますが、敵兵が突然出てきます。ダーリオも襲われており裏切りではなさそうですが。

3人で大勢の敵兵を蹴散らし強さを見せつけますが、後からワラワラと敵の大群が押し寄せかなりピンチに…！

フレイ家の娘とエドミュアの結婚式が執り行われ、ベールを捲ったなんともぺっぴんさんな相手にエドミュアも意外そうで満更でもない感じです。こんな子隠し持っていたんですか、ウォルダー・フレイは。

とにかく可愛い娘さんを充てがったのはフレイ公からロブへの当てつけなんでしょうかね？タリサより格段に可愛いと思いますが。

“壁”の北にもウォーグが出来る野人がいるが人の心にも入れるブランの方が上だと教えるジョジェン。

ブランはリコンに“サマーを通してジョンを見た”と教え、黒の城に向かったであろうジョンを追いかけようとオシャが言いますが、黒の城はもう危険だし自分はやはり三つ目の鴉を捜しに“壁”の北側に行かないといけないと断ります。

幼いリコンも連れて行くわけにはいかないのでアンバー家の居るラスト・ハース《最後の炉端城》へオシャと一緒に向かうよう言いつけました。自分やロブに何かあればウィンターフェルを継げと言い残して。

ブランの決心が固いと悟ったオシャは“彼を守って 私の全てなの”とジョジェンとミーラに頼み、夜のうちにリコンを連れてラスト・ハースへ向かいました。

帰りの遅い3人を案じるデナーリスの元にジョラーとグレー・ワームが戻ってきて奴隷兵の降伏を知らせます。

ダーリオの事を気にしたデナーリスに対し顔色を変えたジョラーでしたが、ダーリオも生きており“ユンカイは女王様の物です”といいとこ全部かっさらっていった感じです。デナーリスも満足そう。

エドミュアとロズリンの披露宴ではボルトン公の姿も。ボルトンもフレイ家の娘を娶り、その代償に娘の体重分の銀貨を受け取り金持ちになったそう。

宴は大騒ぎで床入りを囃し立てられた二人は寝室へと運ばれます。これが噂に聞く“床入りの儀”ですか。

花嫁にとっては気の毒な風習ですがこれも一つの伝統らしいです。

タリサは生まれてくる二人の子が息子であればエダードと名付ける事を決めているそう。幸せそうな二人を見てキャトリンもようやくタリサを認める穏やかな表情です。

しかし先ほどまで軽快で楽しげだった音楽隊の曲調が変わり不審そうな表情に変わったキャトリン。

表に辿り着いたアリアとハウンドも“宴は終わった”と入れてもらえません。

“王が妻を迎えたのならお祝いをしないとな”と話し出すフレイ。

キャトリンは横に座るボルトンの袖をそっと捲り上げ下に鎧を着ている事を確認しハッとして“ロブ！”と叫びました。

しかし時すでに遅く、タリサは赤子のいるお腹を滅多刺しにされ北の軍は次々に殺されていきます。

キャトリンも弓矢を受けて倒れこみました。

城の外ではハウンドから逃げ出したアリアも外に居た北の兵士たちが惨殺されていく様子と、ロブのダイアウルフも檻の外からボウガンで殺されてしまう場面を目撃します。

キャトリンとロブのピンチを悟り中に入ろうとするアリアでしたが“もう遅い”とハウンドに止められました。

キャトリンはフレイの妻を人質に取りロブを逃すよう脅しますが“次を見つける”と動じないフレイ。

既に矢を受けていたロブはラニスター側についたボルトンによって刺し殺され、それを見てショックのあまり棒立ちになってしまったキャトリンも首を掻っ捌かれてしまうという重過ぎるグロラストです。

エダード処刑時よりも手詰まり感と大虐殺感が強くとにかく衝撃の強いエピソードでした。アリアの嫌な予感、当たってしまいましたね…。

元はと言えばロブが約束を破ってタリサとの結婚を強行したからなんですが。フレイ家も借りを返すって感じですね。いやはや。

フレイ家

ロズリン

エドミュアの妻となる。

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