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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第五章: 竜との舞踏  6話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第五章: 竜との舞踏 DVDセット(5枚組)

EPISODE 6 父の仇 Unbowed, Unbent, Unbroken

あらすじ

流れ着いた島で奴隷商人に殺されそうになったティリオンは、ジョラーを百戦練磨の戦士だと誇張し、一緒にミーリーンの闘技場に連れて行くよう奴隷商人を説得。ウォーター・ガーデンズに辿り着いたジェイミーとブロンは、父オベリンの仇討ちを誓うサンド・スネークに襲われる。一方、ウィンターフェルではラムジーとサンサの婚礼がとり行われていた。        

ネタバレ感想

死体を丁寧に拭き上げる作業を続けるアリア。整え布を被せた死体はどこかへ運ばれていくようで、死体の行方が気になりますが“時が来れば分かる”と教えて貰えません。

そしてまた一つ、運び込まれる死体。

その夜眠るアリアの元にジャクェンが来て“お前は誰だ?”と問われるゲームが始まります。

正直に名乗り生い立ちを話す中に少しでも事実と異なるフェイクが入れば棒で叩かれ嘘がバレてしまうよう。

最後にハウンドの話をしたアリアは“憎んでいたから苦しませるために置き去りにした”と言いますがすかさず叩かれ“数多の顔の神にも自分自身にも嘘をついている”と何度も叩かれました。

アリア自身無意識のうちにハウンドに何かしらの情が湧いていたという事でしょうか。

とにかく“顔のない男”になるためには嘘はご法度で修行はまだまだ続きそうです。

 

ジョラーは娼婦狂いと噂のティリオンがヴォランティスの娼館に居たところで訳アリで身を隠しながら旅しているとは思いもしなかったよう。

“無実の罪で殺されかけ愛する女を寝取った父を殺した”と話し、ジョラーの父である亡きモーモント総帥は自分の父親とは違って立派な男だったと称賛します。

“壁”に行った際にモーモント総帥にも会ったんですね。部下を気にかけナイツ・ウォッチを一人残らず把握していた“二度と出ない勇士”に相応しい男だったと語ります。

一人追われるように旅をしていたジョラーは父の死を知らずにいたようで、ショックを隠しきれておりません。

“噂でしかないが、壁の北へ遠征に行った際に反乱が起きて部下に殺されたらしい”と死因を聞かされました。

 

床掃除をするアリアに衰弱した娘を連れた父親が“もう手は尽くしたから楽にしてやりたいんだ”と話しかけます。

アリアはその少女を励ますように“自分も病を患っていたが決して諦めなかった父親にここへ連れてこられて井戸の水を飲んだ その時からここの神々に仕えている”と嘘をつき水を飲ませました。

しかし少女は息を引き取ってしまったようでいつもの死体を整える部屋で寝かされています。

ジャクェンについて館の奥へと進んだアリアは物凄い数の人の顔がギッシリと並んだ部屋に入ります。これどうなってるんですかね。並び方の間隔の狭さからして全部生首なんでしょうけどリアルな生首なんですかね?運ばれていった数々の死体はここに収容されていたのでしょうか。そうだとしたらあんなに丁寧に体を拭いた意味は?っていう気もします。

“耳も鼻も舌も夢も希望も愛も憎しみも永遠に失う覚悟はできているか?”とアリアに問うジャクェン。

続けて“まだ誰でも無い者にはなれないが別の者にはなれる”と言われます。

先ほど少女に嘘で作られた別人の身の上話を聞かせている姿を陰で見ていましたがそれが認められたんですかね?あれだけ“嘘をつくな”とか言われていたのでそんな嘘ついて大丈夫⁇と思っていましたが逆にそっちかい!という感じです。

 

“なぜデナーリスにそこまで尽くす?”と聞いたティリオンに“3つの卵と共に炎に入る少女がドラゴンの子と共に無傷で生きているのをこの目で見た”とジョラーが答えていると停泊する奴隷船を目にします。

急いで隠れますが時すでに遅く、男達に囲まれて捕らえられてしまいました。

奴隷にされるか殺されるか、という所で“デナーリスが闘技場を再開した”という話を聞き“七王国屈指の戦士が目の前にいるぞツイてるな!”とジョラーを差し出し必死の説得にかかります。

ジョラーの放った“名をコソというカール・ドロゴの血盟の騎手を殺した”という一言に男は食い付いたようです。

 

王都に到着したリトルフィンガーはランセル率いる雀達に取り囲まれます。この場は何とか収まりましたが娼館のオーナーであるリトルフィンガーはいつ罰せられてもおかしくない状況です。

呼び出されたサーセイにロラスを牢に入れるのはタイレル家の反感も買うし良くないのではと言うも素知らぬ顔をされます。

サーセイはライサが死に幼いロビンが谷間の領主となった事で、それをリトルフィンガーが実質支配できるのか、それに加えて王家の味方につくかを確認したかったようです。

話が終わったところでリトルフィンガーが重要な報告がある、と“ウィンターフェルで無事に生きているサンサを見つけた ボルトンは落とし子でなくなった息子と結婚させる気です”と他人事のように密告します。

自分がサンサを連れて行ったのにボルトンだけを陥れるつもりだったみたいです。

タイウィンの計らいで北部総督の地位を得たのに王殺しの容疑がかかったサンサを娶らせ北部を着実に手に入れようとするなんて反逆だといきり立つサーセイに“スタニスがウィンターフェルに進軍しているので二つの敵を戦わせて潰し合いになるのを待つのです”と提案します。

更に残った方を叩くのに谷間の騎士を貸し出す見返りとして北部総督の座が欲しいとどこまでも野心に満ち溢れた手段を選ばない男ですね、本当に。

 

ドーンではマーテルのプリンスから一刻も早い結婚を迫られるミアセラ。政略結婚だったはずが思いの外幸せそうな微笑ましい二人です。

そんな様子を眺め長年因縁の関係にあるマーテル家とラニスター家の婚姻に多少ならず不安があるようで若い二人を守ろうと決意を固めるマーテル公。

ジェイミーとブロンも倒した敵から服と馬を奪いドーン人になりすましてウォーター・ガーデンズまでたどり着きました。

トリスタン・マーテルとキスをするミアセラにおもむろに声をかけたジェイミー。驚くミアセラに2人で話をしようと言いますが、そこに現れた“折れぬ 枉げぬ まつろわぬ”というモットーを掲げたサンド・スネイク達。

ミアセラを巡って熾烈な戦いとなりますが、そこにドーラン公の兵士達が踏み込んできて全員連行される羽目に。

 

役立たずなトメンに痺れを切らしたマージェリーが助けを求めていたレディ・オレナが王都に辿り着きます。

サーセイの仕業だろうと分かっているオレナは直談判に来ましたが、サーセイは“自分は関係ないし正教のやり方に不服でも為すすべはない”とシラを切り通します。

タイレル家が賄っている軍や資金は不要なのかと問われますがサーセイの強気な姿勢は崩れません。

ハイ・セプトンがロラスが有罪かどうかを調べる審問を求めているからすぐに無罪放免となるでしょう、とその場の話を切り上げました。

場面変わってハイ・スパローから審問を受けるロラス。

レンリーとの身体の関係を執拗に問いただされ全てを否定しますが、王妃であるマージェリーも審問の対象となります。

兄ロラスの嫌疑について問われ、ロラスは無実だと誓うマージェリー。

次に入ってきたのは娼館の男オリヴァーです!リトルフィンガーのスパイの男です!あぁ、こんな所で繋がってくるなんて…。

サーセイの勝ち誇ったほくそ笑み(笑)

親密な関係を持って行為に及んだと証言した上で、2人でいた時部屋に来たマージェリー王妃が立証できる人物だと話します。

こうして兄を庇って誓いを立て偽証したマージェリーもろとも潰す作戦ですか。長期戦でいて綿密な計画…溜め息すら溢れます。

この証言を十分な証拠としてロラスとマージェリーを正式な裁判にかけると宣告したハイ・スパロー。

連行されるマージェリーにオロオロするしかできないトメン王。これがジョフリーならこうはいきませんでしたね。

 

サンサの部屋にミランダがやって来て“ラムジー様が婚礼前に風呂の世話をと”と入ってきます。

こんなヤバイ女入れるべきではありませんが入ってしまったので仕方がない。

サンサの髪を洗いながらラムジーは飽きっぽくこれまで抱いた他の女の子達の名前を挙げ、すぐに飽きられて私と一緒に狩りもしたわと話して聞かせます。

その話ぶりにサンサは“あなたは彼を愛していて一緒になれることを夢見ていたのに私がその夢を壊したのね 私はサンサ・スタークよ ここは私の家で脅しなんか効かないわ”と辛辣に言い放ちます。

本当にサンサは恐ろしく思えるほどに強くなりましたね。確かにサーセイやジョフリーに比べればミランダ程度の脅しは屁でもないのかもしれません。

 

準備が済んだサンサにエスコートを申し出たシオンですが、“イヤよ触りたくもない”とバッサリ。

北部での婚礼式は夜に行われるのが伝統なのでしょうか?

雪が積もる夜、灯で作った道を進む様子は幻想的です。相手がラムジーでなければなぁ…。

何か邪魔立てが入ればいいのにという期待とは裏腹にあっさり婚姻が成立してしまいました。

サンサは若くして三度目の結婚ですか。そのどれも望んだものとはかけ離れていますが。

初夜を過ごすため部屋に入ったサンサとラムジーですが、シオンの前で何故まだヴァージンなのかと聞かれます。

キスをして服を脱ぐように言ったラムジーに対して部屋を出て行こうとしたシオンですが、“お前はここに居て幼い頃から知っているサンサが女になるところを見ておくんだ”とゲス宣告をかましました。

 

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▼次回、エピソード7 

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