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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第六章: 冬の狂風 4話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第六章: 冬の狂風 DVDセット(1~10話・5枚組)

EPISODE 4 異客の書 Book of the Stranger

あらすじ

ジョンが“黒の城(カースル・ブラック)”を出て行こうとしていた矢先、何者かが門前に到着する。高巣(アイリー)城では久々に戻ったリトルフィンガーが、兵を集めサンサを助けようとロビンに進言する。ハイ・スパローはマージェリーを牢から出し、自らの過去を語って罪について諭そうとする。サンサらと別れたシオンは鉄(くろがね)諸島に帰還する。一方、サンサらと食卓を囲むジョンの元にラムジーから脅迫状が届く。ジョラーらと逃亡するのを拒んだデナーリスは、ある奇策に打って出る。      

ネタバレ感想

黒の城を出て行こうとするジョンに次期総帥の座を任されたエッドは“ハード・ホームであんな目に遭ったのに俺たちを置いて行くのか?誓約があるだろ!”と引き止めようと必死ですが“俺はナイツ・ウォッチに命を捧げた!”と返すジョン。文字通り一度命を奪われてますからね…。

言い合いをしているところに騎手の接近を報せる角笛が響き渡ります。

開門するとそこに居たのはなんとサンサ達です!!

ブライエニーとポドリックに連れられたサンサがついにカースル・ブラック、そしてジョンの元に辿り着きました。

奇跡とも言える再会に目を見張り言葉もなく抱きしめ合うサンサとジョン。

暖をとりながら昔話に花を咲かせる二人。アリアとジョンが仲良しだったのは覚えていますが、サンサってジョンにどんな対応してましたっけ?サンサ曰く落とし子であるジョンに対して酷い態度だったと言ってますが正直よく覚えていません。

“俺だってスネて無愛想な厄介者だった”とサンサを許し笑顔が溢れます。

黒の城を出て行こうとしていたジョンに“どこに行くの?”と聞けば“一緒に行くんだ 君を守らないと父上の霊に殺される”と行動を共にする心づもりのようでまた一つ安心です。その場合ブライエニーはお役御免となるのでしょうか?

とにかく二人の行き先は“故郷”だとサンサ。ウィンターフェル城を奪回する気まんまんですが、ジョンは戦いに心底うんざりしており優し過ぎる性格から来るかなりの精神的ダメージも影響しているみたいです。

“力を貸して 私一人でも戦う”と諦めないサンサをジョンが黙って行かせる訳はないので結局は不本意ながらもまた戦わねばならないのでしょうね。

 

カースル・ブラックに留まるのかダヴォスに聞かれ、“彼こそ約束された王子”だとジョンの命令通りにすると話すメリサンドル。

南で一体スタニスに何があったのか、シリーン姫の安否を問い詰めるダヴォスを見てブライエニーがスタニスの末路を見たと割って入ります。魔術を使って殺されてしまうまではレンリーに仕えていた事も明かしメリサンドルを睨みつけます。

謀反で殺され落ち込むジョンに“些末なことだ”と言い放ったダヴォスですが、今回もブライエニーに“過ぎたことだ”と抜かしておりました(笑)その結果、スタニスにトドメを刺したのもブライエニー本人だと聞いても過ぎた事として処理せざるを得なくなりましたが。複雑そうな表情が少し自業自得感あって笑えました。別にダヴォスの事は嫌いでもなんでも無いんですけどね。

 

 

未だにまともに弓も扱えないロビンのところへ久々のリトルフィンガー登場です。

命名日の贈り物にと貴重な鳥のシロハヤブサを持って来てプレゼントしました。

ロビンを一人前の男にすべく預けたロイスは、サンサをフィンガーズへ連れて行くという話だったのに彼女が宿敵の息子であるラムジーボルトンと結婚したという噂を聞きつけリトルフィンガーに疑いの眼差しを向けています。

リトルフィンガーは怯むことなく“道中ボルトン軍に襲われた 我々の旅程と同行者を知っていたのはお前だけだ”とやり返し、リトルフィンガーに懐きお土産にも御満悦の若き谷間の領主ロビンも“月の扉に落とす?”と完全に形勢逆転です。

代々谷間に仕えてきたのにこんな軽い感じで殺されてはたまりません。

ニヤつくリトルフィンガーが彼の忠誠心と軍事経験を買ってもう一度チャンスをあげてはどうかと分かりやすく恩を売る形を取りながら助けてやりました。

ロビンに“サンサはウィンターフェルから逃げて兄弟のいる黒の城へ向かったようだがボルトン軍に追われて危険でしょう”と持ちかければまんまと“僕の従姉だ助ける”と相変わらず全てはリトルフィンガーの思惑通りに事が運んでいきます。

いまや谷間の領主であるロビンのこの一言は「命令」となるのです。

谷間の騎士を集めさせ戦の準備を整えさせるリトルフィンガー。まずは北を手中に収めるためにボルトン軍を蹴散らす算段なのでしょうかね。

 

 

ティリオンは持ち前の外交力を活かしデナーリスに欠けていた“現実的な交渉”を掲げ、以前ジョラーと共に捕まり奴隷として人身売買された際に二人を買った親方達を呼び出し“奴隷制に変わる新たな制度を設け、奴隷制の完全廃止まで7年の猶予を与える”さらに“奴隷を解放した者には金銭で保障するからハーピーの息子達への援助をやめろ”と提案しました。

 

謁見の間には解放された元奴隷が女王の不在や自分達を奴隷として扱ってきた親方達との和平交渉に不満を訴えに来ていました。

同じ立場であったグレイワームとミッサンディも複雑な気持ちを隠しながら“政治の事は分からないが和平の可能性があるのなら賭けるべきだ”“奴隷商人を決して信用などしない でもかつて賢者が言った〈友でなく敵と手を結べ〉と”とティリオンの言葉を引用して説得しようとしました。

民衆のいない場になると事実上7年間の奴隷制存続を容認しようとするティリオンに反対の二人。

親方達がどんな人間かを知らないから逆に利用されるぞと忠告します。

 

デナーリス捜索隊のジョラーとダーリオは恐らくドロゴの死後カリーシが向かうはずだった寡妃の会の神殿だろうと予測し、10万の兵を相手どるわけにもいかず商人のフリをして夕闇に紛れて女王を探す作戦を立てます。

武器を持っていては怪しまれると全ての武器を外すジョラーがダーリオの武器も預かろうと手を出しますが、服の袖から見えたグレースケールに気付かれてしまいました。

それでもデナーリスを救い出すのを最優先に考えるジョラーは老いぼれだの何だのと馬鹿にできない男です。

闇に紛れて街へ忍び込んだ二人でしたが、裏路地で二人のドスラクに出くわし商人でないこともあっさりバレてしまいピンチに。

グレースケールで体力消耗しているジョラーはいつもの力が出せずに絞め殺される寸前でしたがダーリオが隠し持っていた武器のお陰で何とか助かりました。

 

用を足しに行くと言って案内役の若い寡妃と共に神殿の外の空気を吸いに出たデナーリスでしたが、あっけやくジョラーとダーリオに見つけてもらえています。そんな簡単にタイミングよく会えるんかーい。

生きてここを出るのは無理だと話すデナーリスでしたが、何か秘策を思いついたようで若い寡妃に“裏切らないで”と釘を刺し寡妃の会へと戻っていきました。

 

 

未だ捕らえられているマージェリーでしたが、セプタ・ユネラによってハイ・スパローの元へ連れて来られます。

久しぶりの日の明かりに眩しそうなマージェリー。

“今解放されたらどこへ行きますか?”と問われ“兄や家族、夫の元へ行くわ”と答えます。

しかしこの宗教では“家族を求めるのは罪の追求”らしいです。なかなかのトンデモ理論にしか聞こえませんが。物乞いや貧乏人こそが真実に近いと悟ったハイ・スパローの自伝的な書物でありこの宗教においての聖書的役割が七芒聖典で毎日のように女祭司ユネラに洗脳がごとく読み聞かせされているようです。お疲れ様です。

ハイ・スパローはいまいち何がしたいのか分かりませんがマージェリーをロラスに会わせてやるみたいです。

薄暗い牢屋では廃人のように横たわる花の騎士の見る影もない兄ロラスの姿が。

“俺は強くない 助けてくれ”と縋るロラスに“彼らは私に兄上の心を引き裂かせたがってる だから会わせたのよ ここで屈したら彼らの勝ちよ”と同じ境遇に立たされながら異常なメンタルの強さを見せつけ励まし抱きしめました。

 

パイセルがトメンに惨劇を避けるためにとハイ・スパローを自分達の統制下におけるよう助言をしているところへサーセイが現れ厳しく追い出します。

マージェリーが捕らえられている状況で事態を激化させたくないトメンはハイ・スパローを敵に回したくない様子。

トメンはハイ・スパローから聞いた「秘密」を母サーセイに話そうとします。

どんな秘密を握っていたのか分かりませんが、サーセイはジェイミーを連れて小評議会に出向きます。

贖罪として公然と辱めを受けた女性の話など聞く価値もないと追い返そうとするオレナでしたが、ハイ・スパローに捕らわれている大切な孫娘のマージェリーも贖罪を受けさせられる事になると言われ、ハイ・スパローの考えの裏をかくサーセイの作戦に耳を貸します。

七王国で二番目に大きいタイレル家の軍隊を持ってしてハイ・スパローを拘束もしくは殺してしまおうというのです。

王であるトメンはマージェリーの身を案じてハイ・スパローと友好的な関係を築きたいとしているので謀反にあたるとケヴァンが案じますが、トメンが大切なのはあくまでもマージェリーであって、シティ・ウォッチをハイ・スパローに差し向けるのではなくタイレル軍が侵攻してきたら「撤退」だけすればいい、と。撤退してはならないという命令は出ていない上、ハイ・スパローからマージェリーを取り返してしまえばトメン的には万々歳ですから。

渋るケヴァンでしたが、怪しげな宗教にのめり込み別人になってしまった息子ランセルを取り返したい気持ちはまだあったようで敵の敵は味方といった形で利害一致した三組が手を組むみたいです。上手くいけばそれはそれで胸熱な展開ですね。

 

サンサ達と別れ故郷に帰り着いたシオンでしたが父親は死んでおり、わざわざ助けに行った時にはシオンに拒絶され大勢の部下を失ったくせに今さらノコノコ戻ってくるなんて、と姉ヤーラにも怒鳴られ居場所が無さそうです。

父が亡くなり後継狙いだと思われてキツく当たられますが、“姉上が王になるべきだ 力になりたい”と話しました。

 

皮剥ぎの旗印を掲げながら林檎の皮剥きは下手な男ラムジー

捕らえられたオシャの身が心配ですが、全く臆さず気怠げな態度のオシャ。スタークに仕えていた事を聞かれ、脅され無理矢理従っていたんだと上手く交わします。

更にラムジーを誘惑して机の上にあったナイフに手を伸ばそうとしますが…なんとラムジーはシオンに拷問してブランとリコンを逃してしまった経緯、つまり今と同じくオシャの誘惑に乗って寝首をかかれた事も知っていたのです。

オシャがそれに気づいた時にはもう遅く、首をナイフで一突きにされてしまいました!

オシャー!!!この死は残念が過ぎます…。残されたリコンも心配ですが…オシャ…。悲しい。

 

サンサとジョンの居る黒の城にボルトン家の使者からジョン宛の手紙が届きます。

読み上げた手紙には、ウィンターフェルに来いという内容、さらにリコンを捕らえて地下牢に入れていると書かれているではないですか。

これにはサンサの目の色も変わります。

逃げ出したサンサを返さなければ野人達を血祭りにあげ、妹を部下達に犯させ弟は生きたまま犬に食わせるぞといった内容です。

サンサにボルトンの軍勢を尋ね“スタニスと戦った時は5000人と言っていたわ”と聞き、側にいたトアマンドに野人達の勢力を聞けば“出陣できるのは2000人であとは年寄りと子供だけだ”と圧倒的に不利な状況です。

しかしサンサから“あなたこそがウィンターフェル城主であり北部総督の真の息子なのよ 頼めば北部諸家が力を貸してくれる”と説得され頷き、全面戦争一歩前といったところです。

 

 

デナーリスの処遇について話し合いを進めるドスラクの兵士達。

その場にいた男達に“皆小さいわね ドスラクを率いる資格はないわ 私は違う私が率いる”と不敵な笑みを浮かべます。

もちろん怒りを買ったデナーリスですが、“あなた達はここで死ぬのよ”とアッツアツであろう火を焚いていた燭台のような物を平然と握って倒します。

パニックになるドスラク達。一人くらい目の前のデナーリスを始末しようとしてもおかしくないと思うんですけどねぇ。とにかく火の回りの早いこと早いこと。

“焼けずのデナーリス”である事を武器に外から扉を閉めて逃げ出せないようにしていたようです。

やべー火事にわらわらと集まってきたドスラクの前に、燃え盛る神殿からまたしても素っ裸のカリーシがシュールな登場です。

このトンデモナイ神々しさに跪くドスラク達。勢力拡大が止まりません。

 

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▼次回、エピソード5

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