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海外ドラマ≫≫Vikings ヴァイキング 〜海の覇者たち〜 シーズン1 3話ネタバレ感想

Vikings: Season 1 [Import anglais]

エピソード3『戦いの序曲』”Dispossessed”

あらすじ

ラグナルと彼の仲間はイングランドノーサンブリア王国で財宝を見つけ、血を流しながらもそれを略奪する。ラグナルたちに激怒した首長ハラルドソンは出航した港町へ戻った彼らに反逆の罪で罰を与えるよう命じる。

ネタバレ感想

ラグナル不在の間にハラルドソンの側近がやって来てビヨルンとラゲルサに行き先を尋ねます。斧でジンワリと威嚇しながら「釣り」だと答えたラゲルサですが、それが嘘だった時の保険にとビヨルンではなくご近所さんの息子を連れて行った禿げ頭。嫌なやり方です。

 

船の中で亡くなった修道士仲間の遺体がそのまま海に投げ捨てられる光景を目にし、神に仕える修道士達はカルチャーショックを隠し切れない様子。アセルスタンも愕然とした表情で十字を切っていました。

西へ向かい土地と財宝を見つけ奴隷達を連れ故郷に戻って来たラグナルは一転村の英雄となり持て囃されています。そんなラグナルに対しハラルドソンは出る杭を打つかのよつに持ち帰ってきた財宝を巻き上げました

造船費も行って帰ってくる労力も一切使う事なく財宝の山をぶんどれるってやばくないですか。さすがに1人ひとつ好きな物を選んで持って行っていいという妥協策が出ましたがハラルドソンの方も自分が全面否定してた反対意見をこうも覆されたら立つ瀬がないというか、いつ失脚してもおかしくないような脆い気配が漂っています。

さて、ラグナルはどんなお宝を選ぶのかと思いきや、なんと選んだのは修道士。修道士を1人奴隷にくれと言ったラグナルの選択に一同は嘲り笑います。

この時点でアセルスタンに何か重大な技能でも見出していたのかと思いましたが、もっと簡単な話であの場で逆らって財宝を貰っていれば処刑待った無しで自分たちのその先の野望が潰えるからだと。航海術も明かさず大損しても冷静な対処をした弟と違って兄貴は財宝をこっそりくすねてきておりすぐにバレるであろう盗みを働き足を引っ張っています。

 

ラグナル達から巻き上げた財宝の山をうっとりと見つめるシギー。そんなシギーを何とも言えない不安気な表情で見つめるハラルドソン。

自信がなくいつ首長の座を追われるか不安でしょうがない男と権力が大好きで上手く男をコントロールする女といったところでしょうか。この手の女性は恐ろしいですね。

それでもやはり不安が勝ったのか夜な夜な部下とヴァイキングの幼い子供を使って穴を掘らせ財宝の山を土の中へと隠し始めます。『人間は蓄えを死後に使いヴァルハラで目覚めるとオーディンは約束する そのためには今世と来世で蓄えを見張る役割が必要だ』と言い用済みになった子供を殺して宝と共に埋めてしまいました。

 

アセルスタンを連れ帰ったラグナル家では久し振りの再会でまぐわりが止まらない夫婦。

横目で見ながら福音書を読み耽るアセルスタンでしたが、なんとこの夫婦「こっちへ来て一緒にどうだ?」と3Pのお誘いをかけます(笑)

禁欲を誓った身だから女性へ触れる事は罪だ、と童貞を告白した若き修道士に艶かしい太腿を見せつけるノリノリカーチャン

アセルスタン、良いところに貰われたなぁ。

翌日、ラグナルに酒を勧められながらイングランドについて知りたいと聞かれたアセルスタン。イングランドは四つの国に分かれていてラグナル達が襲撃したのはエラ王が統治するノーサンブリア王国の修道院だったと分かります。

キリスト教徒とヴァイキングの信仰する神像が全く違うものだというのが興味深いです。

ラグナルはアセルスタン達の国の言葉を学びたいから教えてくれ、と頼みました。

奴隷として連れてこられ、どんなに悲惨な扱いを受けるのかと心配しておりましたが今のところ首輪を付けられている以外は客人のような扱いです。それも運良くラグナルの家に貰われたからであって、村の真ん中で首を吊るされた他の修道士仲間達の遺体を目撃してしまうアセルスタンは愕然としておりますが。

自分が話した内容が原因で他の町もまた略奪の標的になった事を悟ったアセルスタンは仲間達の遺体の前で膝をつきます。それを見たラグナルは首の縄を切り『逃げたきゃ行け』と解放しますが見知らぬ土地で他に頼るアテのないアセルスタンは結局はラグナルに頼るしかありません。

自分の代わりにクヌートを見張りとしてつける事を条件に首長の許可が下りたイングランドへの略奪に今度は妻ラゲルサも誘うラグナル。

以前畑や子供はどーすんだと命懸けの夫婦喧嘩までしたのにどういう風の吹き回しだとラゲルサが訊ねると『信頼できる人間』のアセルスタンに留守を任せる、とラグナル。

最後にラゲルサは「子供たちに危害が及んだら肺を引き摺り出すわよ」と脅しをかけるものの結局は二人揃って海へ出るんですね(笑)

 

再びイングランドノーサンブリア王国に辿り着いたラグナル達は上陸して間もなく、巡回中の警備兵と出くわします。

唯一言葉の分かるラグナルが「スカンディナヴィアから来た商人だ」と対応すると「交易はエラ王に謁見してからだから案内するぞ」と友好的に話が進みました。

好都合かもしれないし様子を見ようと提案するラグナルですが、ロロを始めとする他のヴァイキング達は罠だと懐疑的で穏やかではない気配が警備兵達にも伝わり一触即発の空気に。

この場で双方の言葉が分かるのがラグナルただ1人というのも、突然出くわした異国の者がお互いに疑心暗鬼に陥った大きな要因です。

とにかく平和的解決を目指した警備長の奮闘虚しく、フロキが警備兵の首元にかかっていた十字架のペンダントを奪い取った事が発端となりその場は戦いとなり血の海となってしまいました。

警備長が信頼を得るためロロに自分の首飾りをかけたのを見てフロキは自分も貰おうとしたのでしょうが、『十字架を剥ぎ取るという行い』はまずかった。宗教観の違いは大きな争いに繋がるという分かりやすい例ですね。

1人逃げ延びた警備兵の報告でエラ王がどのような対処をするのか今からハラハラします。

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▼次回、エピソード4

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