海外ドラマ≫≫ROME ローマ〈後編〉 6話ネタバレ感想

第18話『フィリッピの戦い』”PHILIPPI”

あらすじ

元和解したオクタヴィアヌスとアントニウスは、ブルートゥスらとの決戦を控え、ローマで粛清を始めた。キケロはブルートゥスらに危険を知らせようとするが、プッロに殺される。オクタヴィアヌスとアントニウスの連合軍が東方へ出発。プッロも従おうとするが、エイレネに妊娠を告げられる。一方、オクタヴィアヌスらの和解を知らないブルートゥスとカッシウスは、敵軍の規模の巨大さに愕然とする。

ネタバレ感想

オクタヴィアヌスとアントニウスの和解後、初めての戦略としてブルートゥスら側につくローマの有力者達を殺して周り資金も奪おうというものでした。

ヴォレヌスの組合に殺しのリストが届き、プッロはキケロの元へ向かいます。

プッロとキケロのやり取りですが、こうもやりづらい処刑があるのか…。屑キャラのくせにくるものがある最期でした。

死ぬ直前に全てを悟ったキケロはブルートゥスに敵が手を組んだと報せの手紙を書きギリギリで使者へ託しました。

しかし何という運命の悪戯か、ヴォレヌス一家がピクニックを楽しんでいる脇道を全速力で駆け抜けて行こうとしたキケロの使者は、道に飛び出したルキウスに急ブレーキをかけ止まります。ここでヴォレヌスとちょっとした小競り合いになった隙にキケロがしたためた重要文書を落としてしまい気づかぬままブルートゥスの元へ向かって行ってしまったのです。その文書は知らぬ間に遊び道具の王冠として折られてしまいました。

キケロのように暗殺された人物は既に千人を超えているようですが、オクタヴィアヌスと〈マエケナス〉はまだこの大粛清を続ける様子で、これにアグリッパは疑念を抱き始めています。

祖父は奴隷で高貴な家柄とは程遠く庶民の自分とオクタヴィアヌスの姉は結婚など出来ないと諦め切っているアグリッパにキスをしたオクタヴィア。二人の様子を見たマエケナスは一目で何かあったと悟ったようでしたが大丈夫なのでしょうかね。

付き合い始めたはいいものの、一刻離れるのも辛いといった様子の二人。この時代にもラブホテル的な場所があったのですね。

目敏いアティアがオクタヴィアヌス出陣の際に遅れて来たアグリッパと、同様に見送りに遅れたオクタヴィアを見過ごすはずもなくあっさりその関係はバレてしまいましたが。

組合にやり甲斐を見出せず兵士時代を懐かしみ、オクタヴィアヌス軍に従軍したいと考えるプッロですが、それを聞いたエイレネは泣きながら妊娠を打ち明けます。

ブルートゥスとカッシウスは、あと1日の所までアントニウスとオクタヴィアヌスの同盟軍の進軍が迫ったところでようやく形勢逆転を悟ります。

しかし撤退する事なく迎え撃ち、不利な状況を覆させる事なく結果は惨敗。カッシウスは戦闘の中刺されて命を落とし、ブルートゥスは残った部下に感謝を告げ母セルウィリアへの伝言を託し、身の安全を守って逃げろと言い残します。

鎧も脱ぎ捨て、1人敵軍の中へ突っ込んでいったブルートゥスは囲まれながら次々と攻撃を受け、最後には捜索隊にも判別がつかない程だったようです。

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