海外ドラマ≫≫ROME ローマ〈後編〉 7話ネタバレ感想

第19話『セルウィリアの呪い』”DEATH MASK”

あらすじ

ブルートゥスの死を知り、セルウィリアはアティアを呪って自殺する。オクタヴィアヌス、アントニウス、レピドゥスの３人はローマを三分割し、国庫金を分けることで同意。ところがアントニウスがユダヤの王位を狙うヘロデから賄賂を受け取ったことから、オクタヴィアヌスとの関係が悪化する。関係修復のため、結束を示す意味で、アントニウスはオクタヴィアとの政略結婚を強いられる。一方、妊娠中のエイレネを嫌うガイアは中絶の薬を手に入れる。

ネタバレ感想

娘の悪友イオカステの親を大粛清のリスト入りに推薦したアティアでしたが、その結果泣きながら逃げて来たイオカステを家に迎え入れる事になったアティア。結局この娘を追い出すためにも結婚を取り計らってやるのですが、何とこの相手はカエサルの元奴隷だったあの爺さんです(笑)そりゃ泣きますわ。

凄まじい執念でなりふり構わずアティアに嫌がらせをするセルウィリアには少し笑ってしまいます。

昼夜問わず屋敷の前でアティアを呼びかけるセルウィリアにノイローゼ気味になり堪らず屋敷から出たアティア。

アティアを見据えたセルウィリアは、野次馬が見守る中、アティアに呪いの言葉をかけ、冥界の神々へと自分自身の命を捧げ胸を一突きにして自害してしまいました。とんだトラウマです。

ヴォレヌスと対立する組合の元締めメッミオは手下の〈オムニポル〉を使ってヴォレヌスの長女を誘惑させ、決定的な場面に偶然出くわしたかのような芝居を打ちます。父親に報告される事を嫌がったヴォレナは、黙っててもらう代わりにヴォレヌスが仕事で何をしているのか動向を探るスパイとなる事を承諾しました。

プッロはエイレネと心底幸せそうだったのになんと組合に居た奴隷のガイアと関係を持ってしまうというバカをやらかします。

アントニウス、オクタヴィアヌス、レピドゥスは政治がしやすいようにと国を三分割してそれぞれの領地を一人ずつで統治する事に。

しかし国益は分割せず一つに纏めるとの取り決めを無視したアントニウスの姑息な裏切りが発覚します。ポスカのタレコミですぐに対処しますが、早くも亀裂の入った信頼に両家の友好関係が大切だとアントニウスと結婚したくてたまらないアティアは婚姻を提案します。

これに合意した男性陣ですが、オクタヴィアヌスがアントニウスの妻にと選んだのは既に愛人関係にあるアティアではなく、まさかの姉オクタヴィア。かつて好意を寄せていた姉を母親の恋人と無理矢理政略結婚させようとは…オクタヴィアヌスも決定的に何か変わってしまいましたね。アントニウスとアティアはまぁさておき、アグリッパと心を通わせつつあったオクタヴィア。まさに誰一人幸せになれない婚姻です。

これもアティアに課せられたセルウィリアの呪いなのでしょうか。

ROME [ローマ] ＜後編＞DVDセット [ ケヴィン・マクキッド ]