海外ドラマ≫≫Vikings ヴァイキング〜海の覇者たち〜シーズン2　10話ネタバレ感想

エピソード10『それぞれの思惑』”The Lord’s Prayer”

あらすじ

ラグナルとホリック王がカテガットへと帰還し、共にヴァイキングの先導者である２人の最終決戦が迫る。ラグナルは、常に味方としてそばにいた者たちを信じてきた。そして今こそ、新たな同盟を結ぶべき時だと悟る。

ネタバレ感想

闇堕ちしかけているフロキとヘルガの間に生まれたのは女の子でした。またしても喜びながら情緒不安定っぽく娘の名前に邪悪な神の妻の名を取りヘルガをドン引きさせています。フロキを心配し、「帰ってきて娘と一緒に過ごしましょう」と提案する天使ヘルガですが、フロキはこれを突っぱね謎の使命感に駆られている様子。ロクな事にならねーな、こりゃ。

カテガットには遠路はるばるホリック王の家族達がやって来て民に歓迎されております。

「我々は手を組んでウェセックスの土地を手に入れた」と誇らしげに演説かますホリック王。いや、お前邪魔し続けただけー！

家族間の絆も深め更なる友好のためにと宴が催されました。

フロキは自ら「提案とは何なのだ」とホリック王に尋ねにいきますが、まだ信用し切れないので証拠としてラグナルにとって重要な人物を殺してみせろと指示されてしまいます。

意を決したフロキは深い森へ入りキノコを採り準備を進め、床に伏せるロロの元へ行き、つきっきりで看病していたシギーを休ませます。以前ロロがボルグ首長側につき裏切った際にフロキもかなり痛手を負わされた過去がありますが…意識のあるロロの口におもむろにキノコを詰め込み流し込ませます。病人にキノコの生食て(笑)

さらに宴の場で幼いウベにこっそりと「これをフロキからだと言ってトルステンに渡してくれ」と頼みキノコを握らせました。

トルステンはそのキノコを貪り食い…な、な、なんと！泡を吹いて死んでしまったトルステン。嘘だろーーー！！！一番の推しキャラが…！

トルステンが殺された現場に集まり憤るビヨルンに「犯人を突き止めそいつの皮を剥ぎ身体を馬にひかせてやる」と名演技を見せるフロキ。

完全にトラウマを植え付けられたウベがこれまた可哀想で…。

この一件でホリック王はフロキを信用し、ラグナル一家を一人残らず抹殺するというトンデモ計画を打ち明け「信用しているから必ずやるんだ」と勝手な事を言っています。

ロロに食べさせた方のキノコは薬草の効果があるものだったのでしょうか、翌日ロロは身体を起こすまで回復しておりました。しかし思うように動かない身体に苛つくロロ。

妻や子供が来ているから、とシギーを突き放したホリック王でしたが、都合よくシギーから子供達がラグナルの弱味だと聞き出し「日没に大広間へ行きラグナルの息子達を殺すんだ」と命令します。見返りに今の妻と別れてシギーと結婚し王妃として迎えると約束して。とんでもないジジィです。とりあえずはシギーのロロへの愛情を信じましょう…。

ポルンにつきまとうビヨルンは「私と戦って」と言われ森に入り殴り合いの不思議な時間が流れます。なんだこれ。更にビヨルンを草陰から狙うフロキの姿も。そうとも知らずに拳で通じ合ったとでも言うのか森の奥で愛し合う二人。なんというか…シュールさすら感じます。

ホリック王は息子エルレンドゥールに代々受け継がれる剣を授け「我々の権力と命を脅かすラグナルの力を絶つ」とその計画を明かしました。

ラグナルも不穏な気配を感じ取っているのかアセルスタンに異教の祈りを教えてもらっています。

その頃続々と到着したホリック王の戦士達がカテガットへ入り込み集結し村を襲い始めました。

ホリック王の妻さえこの闘いに参加すべく準備をしています。

しかし、闘いに参加しようと扉を開けた瞬間、全て分かっていたかのようなタイミングで入ってきた戦闘準備万全で闘志剥き出しのラゲルサとの闘いとなり呆気なく敗れる事に。出番無しです。

ビヨルンは闇夜の中でフロキと出くわしますが、「お前をずっと見張っていた父親と約束したからな」と。ラグナルのためホリック王の内通者として二重スパイをしていたようです。いや、それにしてもトルステンの犠牲は大きい…。

いざ、ラグナルの屋敷へ乗り込んだホリック王一行が出会ったのはな、な、なんと！トルステン！きたーー！！！偽装死…！

一瞬でラグナルの伏兵に倒される兵士たち。

最後の頼みとして息子だけは助けるようにと乞い、ホリック王はフロキとシギーの裏切りを悟りながらラグナルの手でトドメを刺される事となるのでした。

父親の処刑を目の前で見せられたエルレンドゥールはこの先どうなるのでしょう。

ウェセックス侵攻でのホリック王の失態を見ればそりゃ誰でもラグナルに賭けようと思いますよね。にしてもついに玉座まで手に入れる事となったラグナル。王家に伝わる剣を手にします。