第11話『言論の自由』“Infamy”
あらすじ
州検事の妻が離婚協議の代理人にアリシアを指名。意外にも、夫の政治スキャンダルの謎を解く鍵が得られる。一方、事務所は誘拐事件で母親を中傷した辛辣なコメンテーターと争う。
ネタバレ感想
少女失踪を巡ったテレビ局との大型案件の和解契約直前に別部署へと回されご立腹かつ気が気でないアリシアでしたが、離婚協議を相談しにきたのはピーター失脚の黒幕である可能性が高いチャイルズの妻だったというラッキー展開。
人気司会者のロスコー氏は傍若無人な態度で、穏便に和解交渉で済ませたい局の意向に反し『言論の自由』を武器に裁判へ持ち込まれる事に。
ケイリーの胡散臭い人心掌握がところどころ笑えます。
ロスコーは敵対する弁護士事務所ごと潰してしまおうとウィルとアリシアの不倫をでっち上げ、聞き込みに出向いたホテルで写ったツーショット写真付きで放送してしまうという暴挙に。めちゃくちゃで迷惑な奴です。
これを受けて思春期の娘は不安を感じないはずもなく、しかしアリシアは一切嘘をつく事なく真摯に向き合いグレースを安心させるのでした。アリシアのこういう所が信頼できるんですよね。
ロスコーのファンだった女性が匿名で虚偽の情報提供をしていたにも関わらず、真偽の確認を疎かにしたまま放送に至ったという証言が取れた事で風向きが変わったかのように見えましたが、結局は言論の自由を覆せず裁判は敗訴。
しかし、行方不明で殺されたとされていた少女は誘拐に遭っており、この一連の報道によってご近所に通報され保護されたというのが不幸中の幸いでした。
チャイルズの妻はアリシアを夫への交渉の切り札とし、それをアリシアの差し金だと激怒したチャイルズはわざわざ「家族の問題に関わるな 玄関に置いた封筒はほんの一部だ あの写真の他にも8年分の証拠がある」とセルフ白状します。
「君の奥さんが私の妻に離婚をそそのかした」という誤解の腹いせに、要人であり特別待遇されていたピーターを一般監房へ移すという嫌がらせにまで踏み切る始末。私怨がすんごい。
奥さんが小出しにする夫への恐喝で『トライトン・フィールズ』というキーワードをメモしていたアリシアは一体それが何を意味するのかピーターに尋ねます。チャイルズが起訴した相手であり、部下に賄賂を贈った会社のオーナーだったようでピーターにとっては真相解明への大きな一歩となるかなり有効な情報である事を意味します。まだまだ何が何やらですがね。
チャイルズの妻は、離婚成立に至り「夫は盗聴していたわ」と教えてくれました。あの男はやりかねない顔してます。
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