海外ドラマ≫≫Vikings ヴァイキング〜海の覇者たち〜シーズン4　19話ネタバレ感想

エピソード19『前夜』”On the Eve”

あらすじ

ヴァイキングの大軍がイングランドの田園地帯にパニックを引き起こす中、エグバート王とエセルウルフは王国の防衛に動く。

ネタバレ感想

男手が軍に出て戦士不在のカテガットでは、防衛の弱点を探りに来る輩が出てきています。

ウェセックスには、エラ王と共に戦い瀕死の司教が運ばれて来ますが、攻めてきたヴァイキング達の情報を得る前に力尽きてしまいました。

エラ王が恐ろしく酷い最期を迎えたと聞き、他人事ではないと悟ったエグバート王は、エセルウルフに軍の増強と奇襲を指示し、愛人のジュディスには夫の元に戻るようにと言い聞かせ王として命令しました。

アルフレッドに実の父であるアセルスタンについて「特別な人間で皆に影響を与えた」と言い聞かせ誇りを持つよう語りかけるエセルウルフがなんだか泣けます。

アイヴァーは逃げ惑うイングランドの民を見てせせら嗤い余裕をぶっこいていますが、そういう余裕がフラグに繋がるからヤメロ、と言いたくなります。

野営地で皆が寝静まった頃、取り乱したヘルガが連れてきたタナルースが居なくなったと騒ぎ立てます。ヘルガをなんとか落ち着かせ、翌朝タナルースを探し出し静かに近付き「許してくれどうすればいい？」と語りかけるフロキに連れられ戻ってきたタナルース。

しかしタナルースに依存気味のヘルガは極度な心配ぶりを見せつけ戸惑うタナルースに気付くことなく抱き締めテントへと連れて入ってしまいました。うーん…ここ最近のフロキはまた少しずつ株回復していますね。ヘルガも元の大天使様に戻っていただきたい。

カテガットにはついに敵が本格的に攻め込んできて大広間にまで入り込まれます。敵を率いるのは、ハーラル達と手を組み防御網の弱点を調べていたエーギルです。

油に火を放ち敵を丸焼きにしたラゲルサは、一人向かってきたエーギルを生け捕りにします。

そしてお亡くなりになるトービ…。

首長でも王でもないエーギルがどうやって戦士を集めたのか、その後ろ盾を知りたいラゲルサは火炙りの拷問にかけます。それでも従う様子のないエーギルに対し、捕らえた妻を召喚する事で「雇い主はハーラル美髪王だ」と白状させました。

エリセフ女王に未練タラタラのハーラルはというと、エリセフに「あなたを許そう」と話しかけ側にいた夫のヴィーク首長の頭に斧を振り下ろし瞬殺するという暴挙。あーあ。

夫を殺されたにも関わらず気丈なエリセフ女王はハーラルの元へ出向き、「待つべきだったのにごめんなさい本当は愛していたのに長くは待てなくて周りの人に説得されて結婚した私が間違っていたわあなたの夢は現実になろうとしてる今は信じてる」とハーラルに誘いをかけます。油断したハーラルを隠し持ったナイフで刺そうとしたその時、テントに入ってきたハルフダンに後ろからぶった斬られお亡くなりになるエリセフ。ハルフダンがいちいちヤバいやつ過ぎて(笑)

いよいよ大軍同士決戦の日がやって来ました。

アイヴァーの提言で前日に戦地を下見し、地形を利用したヴァイキングの新たな戦法にエセルウルフ軍はまんまと惑わされどんどんとその数を削られていく事に。

二手に別れたヴァイキングは奇襲をかけては姿を消し、の繰り返しでエセルウルフ軍を手玉に取ります。

翻弄され続けたエセルウルフはヴァイキングの船を狙ってレプトンへ進路を変えますが、これまたアイヴァーの狙い通りでレプトンへの道には既に丘の上に配備された弓兵が待ち構えていたのです。

さらに挟撃の形となり、ここで初めて得意の戦法『盾の壁』の号令がかかる満を辞して感が素晴らしい。

もうエセルウルフ軍終わったかと思いましたが、これからのようです。いよいよ全面戦争に…！

【ヴァイキング　海の覇者たち：シーズン4 Vol.1】 Vikings Season 4