海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン3　15話ネタバレ感想

第15話『ウィルの決断』“Live from Damascus”

あらすじ

ロックハート・ガードナーで、ウィルの不起訴を祝うパーティーが開かれる中、法律家協会の懲罰委員会がウィルの弁護士資格剥奪を検討しているという知らせが届く。一方、シリアの反政府デモに参加して殺害されたアメリカ人活動家の遺族が、ソフトウェア会社チャムハムに対し、シリア政府に暗号解読ソフトを売ったとして集団訴訟を起こす。ウィルはアリシアと原告団の代理人を務めることに……。

ネタバレ感想

勝利の余韻もそこそこに、法律家協会の懲戒委員会の〈ディアフィールド〉が訪ねてきて匿名でのタレコミがありウィルの資格剥奪を検討しているのだと内密に教えてくれました。

諦めの悪いウェンディが法律家協会に15年前の横領の事実を訴えたらしく、懲戒委員会の資格審査にかけられる事となったウィル。

ケイリーからは「もう追いかけません自由の身ですよ」と電話がかかってきてホッとしたのも束の間、まだまだ過去への追及は止まらないよう。

これを聞いたダイアンがディアフィールドに話をつけに行く場面もありましたが、きっとダイアン主導で行ったプロボノ部署の設立をウィルの手柄としてアピールしてくれたのでしょう。

本来ならば資格剥奪に値するも、その利益を省みない慈善的な姿勢を考慮して、もし『6ヶ月の停職処分』を受け入れるならそれ以降はこれまで通り仕事が出来る、と選択を迫られます。

思わずめちゃくちゃラッキーではないか、と思ってしまいましたがこれを聞いたダイアンは「戦うのよ半年も休んだら終わってしまうわ」と、移り変わりの激しい弁護士事務所にはこの6ヶ月という月日は相当重いものだったようです。

迷うウィルでしたが、結局は自分の罪を清算しようとこの停職命令を受け入れることに。

アリシアもこれを聞いて「6ヶ月も？そんなのおかしい」なんて言ってましたが、果たしてそうでしょうか。ウィルも15年も前の事だし金は返したなんて言ってましたがやはり資格剥奪となるような悪事に手を染めた方が悪いでしょう。ウィルも言っていた通り10年以上もブランクのあるアリシアがとんでもないみたいな顔しているのもおかしな感じです。

資格剥奪もしくは半年経てばまた弁護士として法廷に立てる、の二択なら迷う余地があったのかとすら思えます。ダイアンの言うように戦うにしてもやっちまったもんは消えませんし。

ウィルの選択によって、彼が受け持っていた仕事が割り振られたわけですが、表に出したくない件としてカリンダのファイルを引き継ぐ事になったアリシア。

薄々そんな気はしていましたが、カリンダには税金やその枠を超えるところまで問題が多過ぎるのだとか。名前を変えたりしているくらいですからグレー過ぎるのは分かっていましたがそれを事務所が面倒見ているのは意外でした。

イーライはまんまとと言うかなんというか、ヴァネッサの選挙参謀になる事にイエスと答えておりましたが、ステイシーとの微妙な関係はどうなるのか。

微妙な関係といえば、ウェンディの調査の仕方に怒り心頭だったピーターは、その下で動いていたデイナの事も第一線から外し左遷する決定を出したようで、それをケイリーから伝えられたデイナは八つ当たりをブチかまし二人のプライベートな関係も終わりを迎えた感じです。

やたらと攻撃的な面が目立ち過ぎていたので破局を迎えた事にはむしろいいじゃないかと思うのですが、このまま大人しく黙っていると思えないのも怖いところ。

グッド・ワイフ彼女の評決シーズン3＜トク選BOX＞ [ ジュリアナ・マルグリーズ ]