海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン3　18話ネタバレ感想

第18話『ホッケー訴訟』“Gloves Come Off”

あらすじ

事務所はウィルの後任争いとアリシアの昇給をめぐって紛糾する。そんな中アリシアたちは、自らが運転していたスノーモービルの事故で妻を亡くしたグラント・デュバニーの代理人となり、メーカーのスノーブレイン社を訴える。被告側は、元プロホッケー選手のデュバニーは慢性外傷性脳症のため、スノーモービルを運転すべきではなかったと主張。ウィルはデュバニーが負傷した責任をホッケー・リーグに問うよう助言し……。

ネタバレ感想

今エピソードは何かと話題に事欠かないケニングが出てきたにも関わらずまぁまぁのストーリーでした。

唯一笑ってしまったのは、召喚状の配達人ジャックと一年ぶりに突然訪ねた弾道解析のマクベイもといカートとの間でウキウキと大人な選り好みをしていたところでしょうか。ダイアンがやるとくだらない二股のようには感じないところが流石です。何なのでしょうか、圧倒的上品さがそうさせるのか不思議です。

恋愛模様繋がりでは、タミーがロンドンから帰ってきて「私達が別れたのはロンドン行きのせいじゃなく、あなたがウィルと寝たからよ」とアリシアに直球でバトルを仕掛けてくるのですが、いやいや、ほぼウィルを捨ててもいいような覚悟でロンドン行きましたやん、と苦し紛れの八つ当たりを半笑いで見るしかありません。

今現在進行中の関係でもあるまいしこんな事アリシアに言われてもウィルに言えよ、としか(笑)

訴訟自体は、元ホッケー選手がスノーモービルの製造元を訴えるのですが、これが選手時代の乱闘騒ぎで患った脳障害に派生し、ホッケー協会への責めに転じたりといった感じ。

このホッケーリーグの代理人として雇われていたのがケニングで、隙あらばアリシアを引き抜こうとし、最初はキッパリ断っていたアリシアも自宅購入の資金欲しさに交渉の余地を残してしまうのです。

楽にローンが組める金額を提示されたアリシアはかなり強気でダイアンに引き抜きの事実とケニングの額を越えなければ出て行くと宣言しダイアンの反感を買ってしまいます。ケニングの言うように実力主義と成果に相応の対価を求めるというアメリカ的な働き方も理解できるし、ダイアンの「13年もブランクのあったあなたを雇ったのは私よ？」という今の現状と切っても切り離せない恩を仇で返すような行為をするなという言葉も理解できます。

とくにこのシーンでのアリシアは、ケニングから24時間以内の返事を求められており家の頭金や子供達の学費なんかで切羽詰まっているにしても少し嫌な感じが強かったです。

「荷物をまとめて出て行きなさい」と言い放たれどうなることかと思いましたが、訴訟の和解から充分な報酬が入った事もあり、ディヴッドの反対もありましたがウィルの居ない今人員が何よりも必要な現状でアリシアを手放す訳にもいかずダイアンは独断でボーナスを出す事を宣言しました。

最近の信頼関係の回復からかビールを持ってアリシアのオフィスを訪ねるも突き放されたカリンダ。

その態度を反省したアリシアは以前のようにはなれないものの、前向きに再構築したいとの思いはあったようで「私だけが正直なのわ不公平だわ洗いざらい話して欲しいの」と要求しました。カリンダもさすがにこのチャンスを逃すような事はしないでしょうし二人が腹を割って話し合う日も近そうです。

グッド・ワイフ彼女の評決シーズン3＜トク選BOX＞ [ ジュリアナ・マルグリーズ ]