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海外ドラマ≫≫Modern Love モダン・ラブ~今日もNYの街角で~ シーズン1 3話ネタバレ感想

エピソード3『ありのままの私を受け入れて』”Take Me as I Am, Whoever I Am”

あらすじ

双極性障害に悩む弁護士のレキシーは躁状態でジェフに出会うが、デートの時に鬱状態となり去られてしまう。欠勤の多さから失職するが、同僚のシルヴィアに病気を告白する。

ネタバレ感想

ララランド味のある脳内ミュージカルが小規模に差し込まれますが、アン・ハサウェイのゴージャスさがそうさせるのか、滑稽には見えない不思議。

アン・ハサウェイ演じる弁護士〈レキシー〉は双極性障害を患っているという秘密があり、突然のミュージカル調は躁状態を表現していたのか、と納得しました。

躁状態の時にスーパーで出会った〈ジェフ〉とデートの約束をするも、気分に波がありデート当日には鬱状態に突入してしまいベッドから起き上がるのもやっとのレキシー。

あまりの変わり様に「もしかして君は双子か?」と聞いたジェフの台詞が微妙に的を射ていてなんだかやり切れない苦笑いが出ました。

とても楽しんでいるようには見えないレキシーにジェフも困惑顔で食事をしてすぐに切り上げて帰ってしまいますが、完璧な気分で目覚めた朝、レキシーは早速ジェフに電話をかけ強引にディナーの約束を取り付けます。

躁状態になると身に付けるものまでスパンコールギラギラで華やかなのが面白い。

そんないわばハッピータイムも約束の夜まで続かず、またしてもレキシーは何の前触れもなく動く事さえままならない状態に。

約束をすっぽかす形となり、自分の病気を知って欲しい気持ちと知られたらどうせ嫌われるから怖いという真逆の感情に追い詰められていくのです。

優秀さだけでは取り繕えない欠勤の多さで職場もクビになってしまい踏んだり蹴ったりのレキシーでしたが、これを機にいつも気に掛けてくれていた同僚〈シルヴィア〉に初めて15歳の頃から抱えていた自身の病について告白できます。

病気を知ってなお「あなたは誰よりも楽しい人よ、失いたくない」とかけてくれた言葉がどれだけ精神を病んでしまった人間にとって心の支えになったかは想像に容易いです。

いくらか自分自身としっかり向き合えるようになったレキシーはきっと今後良い出会いに恵まれるのでしょう。余韻のあるストーリーでした。

ありのままの私を受け入れて

ありのままの私を受け入れて

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▼次回、エピソード4

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