海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン4　3話ネタバレ感想

第3話『第三の道』“Two Girls, One Code”

あらすじ

あるジャーナリストから、ピーターの選挙活動にダメージを与えかねないスキャンダルを暴露すると脅され、アリシアとイーライは彼女とウィルの関係が表沙汰になる前に、その記事を葬ろうとする。一方、ロックハート&ガードナー事務所は、ある検索エンジンを訴えた２人の女性起業家の代理人を務める。

ネタバレ感想

現役女子大生起業家二人が開発した音声入力ソフトの検索結果が広告掲載を断った一週間後に突然トップから28ページまで順位が下がってしまい会社は潰れ破産してしまったとして、検索エンジンを運営するチャムハム社のCEOを訴えます。本来アルゴリズムによって表示されているはずの検索結果に故意に人為的な手が加えられた事による損害だと主張しますが、相手側の弁護士がダイアンと因縁の仲でもあるあのヴァイオラなのでそれなりに手こずっております。

今回のケースを担当判事がそれなりにお年を召されており、最先端のIT関連の訴訟にはどうなのか、なんて考えもしましたが、このおじいちゃん判事がITに精通しているようで終始カッコ良かったのが印象的です。

ヴァイオラはロックハート・ガードナーに管財人が入っている事を利用し、ヘイデンに近付きあまりにも安すぎる金額で和解に合意するよう丸め込もうとしたりと相変わらずのド根性です。ヘイデンはなんだかんだと事務所の再建のため力を尽くしてくれている事には変わりないようでダイアンに疑われながらもヴァイオラを上手くあしらってくれたようですが。

あの手この手でやり込めようとしてきたヴァイオラサイドでしたが、結果的に裁判では『表現の自由』を持ち出したがために、そこには責任が伴うとしてこれが転じて検索結果が編集裁量権で保護されるなら編集結果にも責任が生じるはず、というスマートな揚げ足取りで和解金バンザイ！となるところでしたが…二人の少女達が新しい音声入力ソフトを任せるという条件に釣られて自分達で勝手に和解を成立させてしまったというオチでした。

今回は裁判に関してはなんとなくで見ておりましたが、プライベート方面はちょっとしたハラハラ感満載で見応えがありました。

ジャーナリスト〈マンディ・ポスト〉がピーターの記事を書くにあたって不倫の証拠を入手していると聞き大慌てでアリシアに該当日にウィルとホテルへ行ったか確認するよう迫るイーライ。

一体どこからバレたのか、今週中には記事になると聞き絶望的なアリシアでしたが、蓋を開けてみると「大丈夫ですあなたは無関係でした」との連絡が入ります。

『あなたは』無関係、なんですよね。アリシアはあまりにホッとし過ぎて解決の報告を入れたウィルから「じゃあ誰の話なんだ？」という一言を聞くまで気が付かなかったようですが、アリシアじゃないなら他には一人しか居ません。

ここからアリシアはイーライに問いただしに行くのですが、ピーターと選挙スタッフの真偽のわからないゴシップだと聞くも、ピーター本人からの事実無根だという弁明にも耳を貸さずお怒りです。この辺は完全に自分の事を棚に上げているというか、自分とウィルの事かとドキドキハラハラしていたあの時間を少しは思い返して欲しいくらいにはアリシアもやる事やっとりますからね。

イーライはカリンダにこの調査を依頼し、写真を見ただけで目星を付けたカリンダは一人の女性スタッフに聞き込みをしたところ、あっさりピーターと複数回関係があった事を認めるだけか、なんと「彼の家に行った時、途中で帰ってきた奥さんにも鉢合わせしたわ彼女は別に何をしてもいいから家には来ないでと言ったの」とベラベラホラ話をしてくれたお陰で野心家のガセネタだった事が発覚して一安心。

これを聞いたアリシアは自分からピーターの元へ訪ねて行きキスをするのですが、なんというか切り替えが早いというか、こんなグラついた関係で本当に大丈夫なのかと不安ばかりが残ります。

グッド・ワイフ彼女の評決シーズン4＜トク選BOX＞ [ ジュリアナ・マルグリーズ ]