海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン4　13話ネタバレ感想

第13話『パートナーの条件』“The Seven Day Rule”

あらすじ

アリシアはウィルとダイアンからパートナーへの昇格オファーを受けるが、喜んだのも束の間、事務所が負債を減らすために自分を利用しているのかもしれないと気づく。一方、ロックハート&ガードナー事務所は負債の返済期限延長のために、債権者であるルイス・ケニングと闘わなければならなくなる。

ネタバレ感想

めちゃくちゃ複雑な感情が渦巻きそのままモヤモヤ感も残るエピソードでした。

ダイアンとウィルから呼び出されたアリシアは四年目にしてパートナー昇格の打診を受けてウッキウキに。

喜んだのも束の間、ディヴッドからパートナーになるには義務として60万ドルの出資が必要だと言われどうにか金銭を工面できるようピーターにも相談すると、自分のことのように喜ぶピーターはアリシアのために金を借りてくれるらしく晴れてパートナーの座に…と思ったところで、最近出戻ってきたばかりのケイリーまでもがパートナーへの誘いを受けていた事を聞いたアリシア。

ケイリーが辞める前の分もカウントしてくれたんだと話していたのでまあギリギリを保っていた訳ですが、最近債権者となり事務所を潰そうと企むケニングが事務所の債務返済期限の延長を邪魔しようと動いていた一幕で不愉快な事実を知らされてしまいました。

ケニングはアリシアを召喚し、最近パートナーに誘われた事や出資金60万ドルの事を聞いた上で、アリシアを含めた5人居るアソシエイト全員にパートナーのオファーがあった事を指摘し、出資金を返済に充てようと大量オファーしていると事務所の経営陣、つまりダイアンとウィルを非難します。

自分の力が認められたと思っていたのに、ケイリーだけに留まらずアソシエイト全員にオファーがあったという事実にあからさまな出資金目当てを悟り意気消沈です。

これを法廷の場で聞かされるのもまたダメージ倍増でした。

借金返済の延長に関しては、「ケニング氏は採用をにおわせて協力してほしいと圧力を」と言い切ったヘイデンのお陰で無事に認められ事務所は一命を取り留めた状況です。

このシーンでは珍しくケニングの完敗の表情が見られました。ヘイデングッジョブ過ぎます。

何かと汚いやり方を小賢しく続けていたケニングに一矢報いてくれたのがいまや事務所の嫌われ者となってしまっていたヘイデンだったというのがまた良かったです。

最後には、事務所内でパーティーが開かれるも不信感が拭えず残業をしてパーティーの場に出ないアリシアの元へ来たダイアンがお説教しておりました。

出世を果たし登りつめるのは生半可な覚悟じゃできないというのは確かに苦労してきただろうダイアンですから説得力はあるのですが、借金返済のための苦肉の策としてパートナー大量オファーがあった訳で、少なからずウィルとダイアンの間では思惑があったにも関わらず一言のフォローも無しに「むくれていたらチャンスを逃すわよ」というのはさすがにちょっとどうなのそれ、と思ったり思わなかったり。

ただ、ダイアンのアドバイス通り1分かけて笑顔を作り、パートナー達にチャンスを与えて貰った立場としてお礼を言って回ったアリシアは引きこもって残業して悶々としていた1分前よりかは大人の対応でした。

グッド・ワイフ彼女の評決シーズン4＜トク選BOX＞ [ ジュリアナ・マルグリーズ ]