エピソード9『レンジャーの変身』”Ranger and the Mysterious Metamorphosis”
あらすじ
ベーカリーでケーキを台なしにしてしまったレンジャーは、責任を逃れようと家を飛び出す。しかし、罪悪感が募り、彼の体に異変が起き始める。
ネタバレ感想
おじいちゃんのチョコレートケーキをつまみ食いしようとして無理な態勢を取った事が原因で注文を受けていたケーキを丸ごと台無しにしてしまったレンジャー。
何も知らずに自分のせいだからとレンジャーを手伝いに巻き込むなと話すおじいちゃんやバタバタする母親達を尻目に逃げ出したレンジャーは虫のような物を飲み込んでしまいます。
ゴーティマー達とキャンプをしてみても、洗ったばかりでも手の平はチョコケーキをつまみ食いした直後のようにくっついて感じたり、虫の大群に付け回されるわで罪悪感からの異変が如実に現れております。
ちょっとしたパーティーの夜にはお馴染みなゲーム、『真実か挑戦か』を始めた三人でしたが、ゴーティマーからレンジャーへの質問は「自分がした最も悪い事はなに?」というタイムリー過ぎる内容で動揺が募るレンジャー。
レンジャーの夢の中のアニメ化がいつもの絵柄と少し違うのは過去の逸話ではなくレンジャー視点という感じなのでしょうか。微妙に少女漫画チックでした。
9時間半も寝たのちに起きてきたレンジャーは「虫のような目」をしていてゴーティマーとメルに不審がられております。虫のような目って…?瞳孔が開いてる事を言っているのか、あまり馴染みのない表現に戸惑いますが、とにかくレンジャーの様子がおかしいのだけは確かです。
目がおかしいどころか聴覚も敏感になり変な音まで出しております(笑)
そんな折におじいちゃんからヘルプの電話が入り、自責の念を感じているおじいちゃんはなんとベーカリーから引退するとまで言っております。家業の手伝いに駆り出されたはずのレンジャーは、虫の大群を引き連れてベーカリーとは真逆の方面へ。
虫に変身したかのようにおかしくなったレンジャーを尾行するのに「念のため」と虫除けスプレーを持参するメルの無慈悲さが好きです。
虫と話し自分のことを虫だと言い張るレンジャーにメルとゴーティマーは何があったのか話すよう諭し始めました。
ようやくチョコレートケーキ崩壊の罪を自白し、自分が悪いのに誰より優しいおじいちゃんが責められ結果的に働けなくさせてしまったと追い詰められた理由を話します。
頭の中の『バグ』と虫の『バグ“bug”』をかける余裕のあるレンジャーはようやく元に戻りつつあるようです。
二人に付き添われベーカリーへ帰ったレンジャーは家族会議を要請し自分の罪をすっかり告白し、懺悔のお手伝いに勤しんだようです。
悪い事をしたら…すごく悪い事をしたら罪を感じる
逃げれば罪悪感が心をむしばみ姿すら変える
誰でも失敗する レンジャーも例外じゃない、人間だから それでいい
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▼次回、エピソード10