エピソード10『メルの占い』”Mel vs. The Fickle Fortune Teller of Fate”
あらすじ
メルが折り紙の占いゲームで未来を占うと、それが当たっていることに気づく。しかし、それは自分の行動が影響して現実になっていることだった。
ネタバレ感想
メルが名誉の負傷をしながらバレーで活躍している最中に男連中がメルを応援するチアを練習し、料理コンテストに励んでいるという逆転の立場で誰もが満足そうに楽しんでいるのが良いですね。
ゴーティマー達のために数々の賞を取ったというお婆ちゃんのレシピを探していたメルは折り紙でてきた数字と色を選ぶ占いを発見します。
これはアレじゃないですか?…パックンチョ!
正式名称かは知りませんが別名『パクパク』とも言うそうです。地域差があるのかな?
番号を振っておいて何かを決めたり顔を描き出してただただパクパクさせたりのアレです。今の小学生もこれは通る道なのでしょうか。
というよりパックンチョがワールドワイドな事に驚きを禁じ得ません。むしろあっちが本場説の方が濃厚ですが。
何気なく遊んだこのパックンチョで出た未来が当たっている事に気付いたメル。チリ料理コンテストにかける情熱のあまり二人から置いてけぼりで寂しい思いをしていたところに『一番の親友を失う』と出てしまったのでそりゃもう焦ります。
障害に燃えるタイプのメルは二人からくっついて離れない《接着剤作戦》を敢行し、親友を失いたくないからとせっかく選ばれたバレーボールチームからも抜けると話す暴走を見せています。
強気で賢く誰よりも頼りになるメルの《最大の恐怖》が『親友を失う事』というのが健全で非常に可愛らしい。
最後にもう一度占いをしてみれば、なんと『優勝後にゴーティマーが首を折る』と出てしまい、これまで占いの通りになってきたのは全て自分の行いが影響しているから今度こそ何もしないと賭けに出た選択をするメル。
占い通りに二人が優勝し、ゴーティマーは表彰台から転落してしまうも腕の骨折だけで済み、トロフィーの首が代わりに折れてくれたようです。
自分は何もしないと我慢していたメルですが、やはり親友の危険にいても立ってもいられず近場にあった緩衝剤をとっさにゴーティマーの背後に置いておいた事が功を奏した結果で、こんなところにも友情の絆が深く影響しております。
ただ一つ怖いのは、ゴミ箱に捨てられたパックンチョに浮かび上がる『これで終わりじゃない』というメッセージ。果たしてどうなることやら。
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▼次回、エピソード11