海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン4　21話ネタバレ感想

第21話『労働争議』“A More Perfect Union”

あらすじ

母親からの頼みを受けて、アリシアはソフトウェア会社の契約を巡るいざこざで職員たちの代理人を引き受ける。だが、この訴訟がロックハート&ガードナー事務所に予期せぬ波紋をもたらす。一方、ピーターはアリシアに結婚の誓いを再確認しようと提案。カリンダは事務所に不満をぶつける。

ネタバレ感想

母ヴェロニカの勝手な仲介でアリシアに舞い込んできた依頼は、ソフトウェア会社ブロウトーチの従業員が過剰勤務による居眠り運転で同僚が死亡した事を機に、労働条件改善を訴えるものでしたが、さっそく会社側から複数人の解雇通告があったりと大きな問題に発展してしまいます。

この訴訟によって、事務所内では何が労働基準法に反しているかなどの従業員寄りな意見が飛び交い自動的にそれらを耳にすることとなったロックハート・ガードナーのアシスタント達も感化され自分達の待遇改善を訴え始めました。

訴訟の件で呼び出したはずの労働省のお役人に相談を持ちかけたアシスタント達に事務所の経営陣も苦い顔を見せ、タイトルにもなるようなダブル労働争議へと発展することに。

久しぶりに出てきたブロウトーチ側から雇われたナンシー・クロージャーがちょいと垢抜けていてあのカマトトちゃんだと気付くのに時間がかかりました。顔は確実に見たことあるし名前も出てくるけど誰だったかなぁ…としばらく考えてようやく気付けました。

1票差で労働組合の設立が認められ喜ばしい結果になったかと思いきや、なんとブロウトーチはあのチャムハム社に売却されたというではありませんか。しかも労働争議が起こっていたために安値で買い叩かれたのだとか。

これは自分達の顧客でもあるチャムハム社の利益を考え利用されたと激怒しながらウィルとダイアンに抗議したアリシアでしたが、「これはビスネスだ」とどこ吹く風でサラリと交わされてしまいます。

パートナーに昇格してからの方が何だかんだと苦虫を噛むような思いを強いられているアリシアなので、フロリック&アゴスへの布石なのかなぁ、と淡い期待を抱きながら見てしまいました。

経営者としてアシスタント達の結束を引き裂くのが先決だとするディヴッドやウィルにダイアンと、彼女達の言い分も聞いてやりたいアリシアとでちょっとした対立にもなりますが、リーダー格を抱き込む事で終結となりそうな気配です。

もう一つ事務所では水面下でカリンダの移籍問題に注目です。

ケイリーから独立先の事務所に誘われたカリンダは、ロビンにだけ健康保険の福利厚生があると聞きウィルに昇給を持ちかけますが、ロビンとカリンダでは専属かフリーかという大きな壁がある故の事だそう。

おまけにアシスタント達の反乱で昇給は待ってくれと言われてしまい、これでますますケイリーのオファーを受けた方が良さそうな流れになってまいりました。

ケイリーにはぜひともカリンダの提示価格を出して有能調査員として抱き込んで欲しいものです。

ピーターは選挙が終わったら二度目の結婚式をしたいと申し入れ、予想外にクレスティーヴァに対し劣勢となっていたピーターを助ける形でインタビューに答えたアリシアは「クレスティーヴァにはアルコールの問題があります」と言ってのけ、女性票獲得に向けてピーターこそが誠実に家族の事を考えていると力説した上で、二度目の結婚式にイエスの返事を出しました。

ヴェロニカはピーターとの復縁を望んでおらず、ウィルに対し「娘を愛しているなら動きなさい」と発破をかけるお節介付きでしたがどうなることやら。

グッド・ワイフ彼女の評決シーズン4＜トク選BOX＞ [ ジュリアナ・マルグリーズ ]