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海外ドラマ≫≫GORTIMER GIBBON'S LIFE ON NORMAL STREET ゴーティマー・ギボン ~ふしぎな日常~ シーズン1 13話ネタバレ感想

ゴーティマーと消えない虹

エピソード13『ゴーティマーと消えない虹』”Gortimer vs. The Relentless Rainbow of Joy”

あらすじ

ノーマル・ストリートに滞在中の父親と過ごすゴーティマーは、虹を作り出すことで、幸せな時間が続くことを願う。しかし、住人たちが異常に幸せそうに振る舞うのを見て、メルとレンジャーは、いきすぎているのではと考える。

ネタバレ感想

ゴーティマーの誕生日に駆け付けた父は、1話以来の登場となるハドスピスさん宅に滞在していたみたいです。

疫学者として多忙な生活を送る父親は、ゴーティマーの願いも虚しく、一緒に湖に行くという約束をドタキャンし急遽入った仕事を優先させてしまいます。

意気消沈のゴーティマーでしたが、とある事を閃きおもにメルの科学力を借りて巨大な虹を人工的に創り出す装置を開発。

突如ノーマル・ストリートに出た虹を見て、それまで人々を助ける仕事だどうのと言っていた父ゴーティマーが「これは逃せない!」と会議を延期してすぐさま遊びに出かけようとするのはそれで良いのかとツッコんでしまいます。

というより街中の人もこぞって虹を見上げている様子からしてノーマル・ストリートにとって虹はかなりのレア現象なのかもしません。

虹が薄れた途端それまでのハイが嘘のようにバタバタと仕事に戻ろうとする父親を「奇妙だった」と評しながらもっと人工虹を持続させる方法を模索するゴーティマー。

副作用を心配した予感通り、父ゴーティマーだけでなく街中の人々の様子がおかしくなってしまい不安を募らせるメルとレンジャー。

変に浮き足立ち偽物の幸福感に浸るばかりか、自分の親達までもがおかしくなってしまった光景はちょっとしたホラーでしょう。

子供向け世にも奇妙な物語と言いますか、ドラえもんのダーク回と言いますか、そんな雰囲気を感じます。そこまで悪気のない主人公の欲張りで周りに影響をきたすあたり、のび太そのものです。

人工虹の強い光を見てしまった人々と、ただただ逃避を続けるゴーティマーを心配したメルとレンジャーは、唯一見ようとしても見れなかったであろうハドスピスさんのところへ行き事の顛末を相談し、すぐに装置を止めることに決めました。

その頃父ゴーティマーはノーマル・ストリートに家を買ってこれまで見逃してきた息子達の成長を今度こそ間近で見るんだと意気込んでおります。

親友だからこそ、ゴーティマーの唯一の望みを真っ当でない形で叶えている現状を断ち切った二人ですが、当然ゴーティマーは激昂。

しかし電源を抜いても虹はそのまま。なんだかまずい状況です。

虹の影響をモロに受けた人々を改めて見てその異常さにようやく目を向けたゴーティマーは苦渋の思いで父親はここに住むべきじゃないと伝えます。大雨と共に虹も流れ、親友達との仲違いも雨降って地固まる的な感じにうまく収まりました。

こうして一皮向けたゴーティマーと共にシーズンフィナーレを迎え、かの有名なスタンドバイミーに乗せて締め括られるというアツいラストにはほっこりさせられること間違いありません。

ゴーティマーと消えない虹

ゴーティマーと消えない虹

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▼次回、S2エピソード1

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