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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌  6話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌 DVDセット(5枚組)

EPISODE 6 壁の向こう Beyond The Wall

あらすじ

死者を1人捕獲するため“壁”を越えたジョンたちは、薄氷の上で“死の軍団”に包囲される。ジョンはジェンドリーを“壁”へ走らせ、デナーリスに使い鴉を送るよう命じる。サンサとリトルフィンガーに対する疑念を強めるアリアは、サンサがかつてロブに書いた手紙のことでサンサを責める。妹のことを恐れ始めたサンサは彼女の部屋に忍び込み、ある物を発見する。ひと晩経ち氷が固まり、ついに“死の軍団”の猛攻撃を受けるジョンたちだったが…。

ネタバレ感想

壁の向こうを歩くジョン達。

ジョンはジョラーに亡きモーモント総帥から譲り受けたロングクロウ《長い鉤》は、代々モーモント家に伝わるもので息子のジョラーに譲ろうとしますが、家名を汚し父親の期待を裏切った自分に持つ資格はないとジョラーはこれを父親が認めた男ジョンへ「子々孫々に受け継げ」と言って突き返すのでした。

 

父ネッドとの思い出を語るアリアは、「そんな父さんはラニスターに殺され、姉さんはその手助けをした」と言い、サンサがロブ宛に送った父を侮辱した上新王ジョフリーに跪けといった内容の手紙をサンサの前で読み上げます。

幼かったしそれしか方法がなかったと言うサンサですが、ネッド処刑の場に居合わせたアリアから見ればサーセイ達の横で綺麗に着飾り立っていたサンサがどう見えたかは明白です。

その場にアリアが居た事に驚くサンサですが、あの場に居て助けるため戦わなかったのなら自分と同じだとふっかけ、「いまのウィンターフェルがあるのは私のおかげよ」と落とし子の戦いで本来敗れていたはずのジョンを救ったのは自分に加勢したヴェイル《谷間》の騎士団の活躍があったからだと言い返しました。

この手紙を誰かに見せるのかと言い合いになる二人。こんな事で仲違いしてはサーセイの思う壺だと諭すサンサですが、勝気なアリアは子供だろうが脅されようがサーセイに従った女に高潔な北部諸侯が仕える訳もないと分かっていて、味方を失うのが怖いだけだろうと喧嘩腰です。

 

ハウンドに絡むトアマンドは、かつてハウンドが敗れた相手ブライエニーの子供が欲しいと語っております(笑)

ジョンは同じく蘇りを果たしたベリックに「ロード・オブ・ライト《光の王》は何を求めて俺たちを生き返らせたんだ?」と聞きますが答えは分からないまま。

「ただ一つ分かっているのは“死”という敵に対し弱き者を守り戦うという目的だけで十分だ」と言われジョンも納得したよう。

そうこうしているうちにマウンテンが炎の中に見た矢じりの形をした山を見つけました。

 

ドラゴンストーンでは、ジョラー達を送り出したデナーリスがティリオンに「あなたの良い所は英雄ぶらないところよ 英雄は馬鹿をやって死ぬからやめて ドロゴ、ジョラー、ダーリオ…ジョン・スノウも」と相手に勝とうと無茶をするのはやめるよう釘を刺します。

この人選に、「皆んなあなたを愛した人だ」とジョンさえもデナーリスに恋心を抱き始めている事をからかうティリオン。

送り出したジョン達が無事にワイツを捕まえてきた暁にはティリオンの姉であるサーセイと会う事になるという話になり、ジェイミーにラニスターの軍を抑えてもらう代わりに自分はデナーリスよ衝動を抑える約束をしたというティリオンにデナーリスは噛みつきます。

ターリー親子の火刑こそ衝動的で議論の余地がなかったと指摘し、敵を知るには敵の立場に立ち的確な対処を下すよう要請しました。

さらにはデナーリスが子供を産めない事に言及し、後継者問題への懸念を話すティリオンでしたが、もちろんデナーリスを怒らせる事となり「後継者の話は私が王冠を被ってからよ」と冷たく言い放たれるだけに終わったようです。

 

吹雪の中で青い目をした熊に襲われたジョン達。

炎の剣で応戦しますが、ソロスが熊に噛まれる事態に。なんとか傷口を焼いて止血する事で命は助かったものの、ゾンビ熊一匹でこんな事態になるなんて死の軍団と出くわしてしまったら確実に一貫の終わりです。ワイツ一匹を都合よく誘き寄せるなんて事も果たして出来るのでしょうか。

 

アリアがどうして例の手紙を持っていたのかとリトルフィンガーに相談するサンサ。

もちろん知らぬ存ぜぬでサンサに寄り添うフリをするリトルフィンガーは、もしこれが北の諸侯にバレれば敵に嫁いだ女だと糾弾されジョンが帰る頃には皆去ってしまった後だろうと嘆くサンサに、「キャトリンの娘を守ると誓いを立てたブライエニーは、一人がもう一人を傷付けようとした時どうするでしょう?きっと仲裁してくれるはずです」とブライエニーに頼るようアドバイスしています。

ますます何がしたいのか分からなくなってきました。今のところ勘のいいアリアはリトルフィンガーからすれば邪魔者でしょうに。回りくどい餌まで用意して仲違いさせるよう仕向けた張本人が本心から二人の仲裁を望むとは思えません。

 

負傷したソロスとジョラーは、崖の下にホワイト・ウォーカーと少数のワイツが行進しているのを見つけます。

ホワイト・ウォーカーが火のついた薪に気を取られている隙に奇襲をかけるジョン達。

乱戦になり、交わし交わされ武器を使いこなす敵にめちゃくちゃ知能あるし器用ですやーんと変な気分になりますが、ジョンがホワイト・ウォーカーを倒すと一気に他の雑魚ワイツ達もバラバラに崩れ落ちていきます。

どうやらワイツを作ったホワイト・ウォーカーが本体でそいつを始末すれば本体から作られたワイツも消滅する仕組みらしいです。

倒してしまって逆に勿体なかったんじゃ、と思いましたが安心してください、一匹残ってますよ。

残された一体のはみ出しものワイツを取り囲み、トアマンド素手で殴り倒すはハウンドは倒れたワイツに覆い被さるはてんやわんやの肉弾戦を見せながら捕獲に成功します。

ワイツが断末魔を上げれば、遠くの方から地鳴りが聞こえ始め、大急ぎでその場を離れながら一番足の速いジェンドリーに先にイースト・ウォッチまで帰ってデナーリスに使い鴉を飛ばすように託したジョン。

凍った湖の真ん中にあった岩場に逃げたジョン達を追いかけてきたワイツの大軍団で氷は完全に崩壊し次々と湖の中へと落ちていくワイツ達。

それでも残った大軍勢に周りをグルリと取り囲まれ孤立無援状態となってしまいます。

これは先に行かせたジェンドリーに賭ける他に残された道はありません。

走り狂うジェンドリーも限界が来て雪の上に倒れ込んでしまいましたが…そこはイースト・ウォッチの門の前ですぐにダヴォス達が助けに来てくれ、使い鴉を飛ばせとの伝言も届けられました!

これでもう安心。ドラゴンの女王が颯爽と現れ焼き尽くしてくれるのを待つだけ!かと思われましたが、傷を負い弱っていたソロスは極寒の中での持久戦に耐え切れずそのまま亡くなってしまいます。

ソロスの遺体を燃やそうと酒をかけ、ベリックは炎の剣で火をつけてやりました。

いや、魔術師やないかい(笑)

 

ジョラーは、ホワイト・ウォーカーが死ぬとそのホワイト・ウォーカーに蘇生された他の死者どもが一斉に崩れ落ちた事実を鑑み、大元のウォーカーを狙えば勝てるかもとこのまま凍死する前に賭けに出ようとしますが、ジョンは捕らえたワイツを持って帰れなくなるからダメだと断ります。

ベリックは、ワイツ達の大軍勢を引き連れている馬に乗ったホワイト・ウォーカーのリーダーを倒せば勝ち目はあると話していますが、それはそれでワイツを持ち帰れなくなるのでは?

全滅させられるならそもそもサーセイに証明する必要もなくなるしそれでいいという事でしょうか。

 

ウィンターフェル、サンサ宛にキングスランディングへの招待状が届きます。

しかしサーセイの元へノコノコ顔を出すほど間抜けでもないサンサは、自分の代わりとしてブライエニーに王都へ行くよう要請します。たしかにブライエニーなら彼女と信頼関係を築いたジェイミーが守ってくれるでしょうし悪くない案ではありますが、ブライエニーはサンサがリトルフィンガーと共にウィンターフェルに残る事が気がかりなようです。

リトルフィンガーに不信感しかないブライエニーは護衛がいようと裏取引で買収される可能性があると、ポドリックに監視をさせると言ってくれたのにサンサは「見守ったり気にかけたりしなくて結構 子供じゃないしここは故郷で一番安全な場所よ」と声を荒げさっさと王都へ行けと指図するのでした。

 

SOSを報せる使い鴉が届いたデナーリスは、「最も重要な人が最も危険な場所に行くなんていけません!」と止めるティリオンを振り切ってドラゴンに乗り北へと向かいます。

その頃立ち往生する岩場から戯れにワイツへ石を投げつけたハウンド。その石はワイツの足元へ転がり…なんと再び氷が張り足場が出来上がった事に気付いてしまった双方。

ついに膠着状態は最悪の形で破られ、向かってくるワイツの数は一体、二体と増え始め収拾がつかない程の数を相手にせねばならない状況に。

ウォーキング・デッドばりに迫り来る大量の群れと必死に応戦するも、圧倒的な数の力に押され続け、ジョンが「退却」の号令を出しても簡単には下がれません。

もみくちゃにされながら湖に引きずられていくトアマンドが心配で心配でハラハラ見ましたが、そこはハウンドが助けてくれ、代わりにモブなお仲間が一人お亡くなりになられてしまいます。

絶望のスローモーションが流れる中、満を辞してのドラカリス!困った時のドラカリス。

なんとか驚きの薄着で登場したドラゴンに乗った女王の命で、三匹のドラゴンはジョン達を守るように火を噴きワイツを一網打尽にしていきます。

その光景をジッと見ていたホワイト・ウォーカーのリーダー《夜の王》が動き出し、一匹のドラゴン目掛けて氷の槍を投げると…槍が当たったドラゴンからは血が噴き出し地上に墜ちそのまま湖へと沈んでいってしまうではありませんか!

そんな一撃で…!!!

皆がドラゴンに乗ったものの、一人ワイツに応戦するジョンが「ここを離れろ!」と叫びながら襲ってきたワイツと共に湖へと落ちて行ってしまいます。

迷いながらも再度迫ってくる夜の王を見てドラゴンを飛び立たせるデナーリス。

ちゃっかり生きていたジョンは死に物狂いで湖から這い出してきますが、まだまだ向かってくる群勢に絶望しか感じません。

デナーリス戻ってきてくれるんかな〜なんて見ていると違った助けがやってきました!

馬に乗りながら火のついた鉄球らしき武器を振り回しワイツをなぎ倒して行くのはゾンビのベンジェン叔父さんです!

これまた一緒に逃げればいいのに、ベンジェンはジョン一人を馬に乗せて自分が盾となり逃してやるのでした。

 

イースト・ウォッチに逃げ帰ったデナーリスは、我が子ヴィセーリオンの死に悲しみますが、そこへ馬に乗ってどうにか帰ってきたジョンの姿が…!

朦朧としながら服を着替えさせ介抱されるジョンを見たデナーリスはジョンの身体にある複数の刺し傷をジッと見つめるのでした。

それにしてもいい腹筋してますな、羨ましい。

 

手紙を取り返そうとアリアの部屋を漁るサンサは、鞄の中から数多の顔のマスクを見つけギョッとします。とりあえずはアリア派ですが、久しぶりに会った妹がこんな得体の知れないマスクを持っているなんて不気味過ぎてサンサが若干気の毒になりました。

その上、部屋に入ってきたアリアにいつでもあなたの顔を獲れると脅されて終わります。

 

船の中で目を覚ましたジョンは、付き添っていたデナーリスに「本当にすまない」とヴィセーリオンの事を謝りますが、デナーリスは「行かなければ確かめられなかった ドラゴンは私のかけがえのない子よ 《夜の王》たちを倒す、一緒にね」と約束すれば、ジョンはデナーリスを「ダニー」と呼び礼を言いました。

そしてジョンは自分たちを救ってくれた女王に忠誠を誓う事を約束し、デナーリスも「期待に応えたい」とようやくこの二人の意地の張り合いに終止符が打たれる事となります。当人たちは近親同士とも知らずやや良い雰囲気醸し出しちゃっておりますがこれ大丈夫なんですかね。

 

そんな良い雰囲気だったところに、ここでゾッとするようなシーンが挟まれました。

湖の底から大勢のワイツがドラゴンを引き揚げております。

そしてヴィセーリオンに《夜の王》が手をかざすと…開かれた眼は青く染まっており強靭なドラゴンゾンビが完成してしまいました…!これはヤバい。

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ゲーム・オブ・スローンズ 第七章: 氷と炎の歌

▼次回、エピソード7

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