エピソード2『レンジャーと運命のレイザーフロッグ』“Ranger vs. the Laser Frog of Fate”
あらすじ
ボーエン家にとって重大な転機が訪れようとした時、レンジャーは父親が少年時代からの宿敵に悩まされていることを知る。父親が誰かの陰に埋もれて生きるのは許せない。レンジャーは自分の手で何とかしようとする。
ネタバレ感想
レンジャーは父親の〈エド〉が昇進をかけた争いで宿敵〈ロブ・プレスマン〉に打ち負かされ、さらにエドの少年時代にもレイザーフロッグというアーケードゲームでハイスコアの邪魔をされているシーンをホームビデオで発見します。
ゲーム機が置いてある店に来た三人は、店のオーナー〈デモス・ジッポポロス〉さんから歴史的な一夜について話を聞きます。
かつて人気者のエドが学校中から17歳の誕生日を祝われていた頃、レイザーフロッグが設置され、エドはそのハイスコアを埋めていっていたのだとか。
それを応援する周りがエドの名を呼ぶ中、ロブ一人だけは敵対心剥き出しで取り憑かれたようにゲームをプレイし、自分の名前をいつまでも残すかのようにトップスコアを出したそう。
ちょうどそれからエドの運がすべてロブに向き、永遠に人生を支配し始めたのだと言います。
ゲームでハイスコアを取った者が人生でも優位に立つという奇妙な話に半信半疑ながら、検証は出来るはずだとまだ現役のゲーム機をプレイしスコアを伸ばすメルとゴーティマー。
メルが出したスコアの一つ上の成績を出したゴーティマーでしたが、ここから些細ながら確実な変化が現れ始めます。
電源を抜いてデータを消そうと試みますが、ブレーカーを落として貰っても勝手に再起動してしまうレイザーフロッグ。
ますますゲームのスコアに人生を支配され続ける説が濃厚になってきた頃、ボーエン家ではエドの上司になったロブをディナーに招く事に。
高飛車でいけすかないロブ相手に我慢の限界が来たレンジャーは、レイザーフロッグで再試合しろと啖呵を切り、レンジャーママもその案に乗っかります。
何年もゲームをプレイしていないエドのリハビリに現実世界での鍛錬を積ませるレンジャー(笑)
約束の再戦日を前にして、レンジャーの前で恥をかきたくないと感じたエドは「諦めも肝心だ、パパは大人に戻るよ」とそれらしい言い訳を並べて突然増やされた仕事を片付け始めたのです。
約束の時間になり、挑発的なロブに対し「僕がやる」とボーエン家の名誉をかけてレイザーフロッグに挑もうとするレンジャーでしたが、ママに説得されて挑戦にかけつけたエドはブランクを感じさせない華麗な手捌きでどんどんスコアを伸ばしていきます。
しかし、あと少しというところで「勝ってね!望んでいた人生が手に入る!」と声をかけたレンジャーに手を止めたエド。
「お前とママがいる望みの人生は手に入れていた、それが2位なら1位になりたくない」と息子に語りかけ店を出ます。
2日かけて147ものゲームでメルに連勝し続け、もはやゲームの楽しさが見出せなくなっていたゴーティマーでしたが、今回の試合で自分達のスコアも押し出されようやく日常に戻れました。
ゲームの数だけ勝つ方法も違う
多く点を取ったり早くゴールしたりキングを取ったり…
でもそれが本当に自分の求めていることか確かめた方がいい
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