海外ドラマ≫≫MR. ROBOT ミスター・ロボットシーズン1　5話ネタバレ感想

エピソード5『弱点』”eps1.4_3xpl0its.wmv”

あらすじ

匿名通報により殺人罪で刑務所に収容されているベラは、密告者がエリオットであると突き止め、彼への復讐を誓う。そんな中、エリオットはf・ソサエティの仲間たちと、難攻不落のスティール・マウンテンへの侵入を開始。しかし、そこに待ち受けていたのは意外な人物であった。一方、タイレルは妻のヨアンナと共に、次期最高技術責任者の有力候補であるスコットと接触。逆転への勝負をかける。

ネタバレ感想

第一級殺人罪待った無しのベラは、自分を匿名通報でブチ込んだ相手がエリオットだと確信し復讐に燃え始めている様子。

ガチモンのワルはいくら刑務所で身動きを取れなくしても、外に居るお仲間がいくらでも動いてくれるというキリのない恐ろしさがあります。

ようやく薬が抜けた表情のエリオットと他のメンバーはスティール・マウンテンの職員とカフェで接触し、IDをスキミングして複製しまずは内部への侵入を成功させました。

人間が作ったものには必ず抜け穴があるというエリオットの持論はまるっと納得できる響きがあります。

怪しさ満点で頼りなさ過ぎるエリオットが単独で建物内へ入り、より上のランクのIDを盗もうとハッタリをかます様子は色んな意味でハラハラさせられました。

何とか順調に入り込めるかと思われたレベル2のフロアでしたが、呼び出したつもりの上司が急な休みを取っており想定になく何の対策も練っていなかった別の上司が来てしまいあわや追い出されるかと思ったところを強引な手段に出ましたね。

その落胆は後で取り消せる物とはいえ、あの女性の動揺っぷりには胸がえぐられるような気持ちを感じました。

付き添いなしで野放しにされたエリオットは得意のピッキングで非常階段に潜り込むも、進むべき先は真反対だと分かり来た道を引き返そうとします。

その時最悪に不運な事に鉢合わせてしまったのがタイレル・ウェリックご本人…！

自分が来ることがバレていたのかと疑心暗鬼になりながらもオールセーフの仕事の一環で来たのだと下手な言い訳を並べたエリオットはタイレルからランチの誘いまで受けてしまいました。

うまいことタイレルのプライドの高さを煽りレベル2フロアでもあるラウンジでの食事に漕ぎ着けると、込み上げてきた吐き気でトイレへ向かったエリオットは上手い具合に空調の操作盤がある事に気付き急いで基板を仕込みにかかります。

突然トイレに入ってきたタイレルにコルビーをハメた事を言い当てられ、父親が悪魔コープで働いていた事まで調査済みで言い逃れもさせない雰囲気ですが、自分には関係ないし通報なんてしないと話し去って行ったタイレル。弱味を一つ握られた訳ですが、本来の目的である基板の取り付けは、バレているかはさておき上手くいったようです。

ベラの逮捕で元締めが居なくなり、ウェートレスとして再出発したシェイラと電話で話すエリオットの和やかな雰囲気や穏やかな表情は見れば見るほどフラグに感じてしまいます。

CTOを打診されているライバル候補夫妻に食事会を持ち掛けていたタイレル夫妻。弱味があるらしい夫をゆすったり、使用中のトイレに入り何をするでもなく用を足している相手の前でしばらく仁王立ちして出て行ったりサイコ過ぎやしませんか。闇深ぇ…。

ニューヨーク組が意気揚々と帰ってきたところに、ダーリーンがダーク・アーミーに突如手を引かれたという絶望的な状況を報告します。

革命が失敗に終わるかというところで自棄になるミスター・ロボットとダーリーンでしたが、そんな現状よりもミスター・ロボットが現実的に存在感を出してきているところに目を惹かれました。

自分のせいだと失態を悔やみ落ち込むダーリーンを「今夜はうちに泊まればいい」と誘い安易に連れ帰るエリオットを見て、シェイラとの関係に響かないか？とこちらも安易な心配をしてしまいました。

実際にはそれどころじゃなく、開け放たれた扉の中にシェイラの姿はなく、エリオットの元にはベラからの着信が…。

MR.ROBOT/ミスター・ロボットシーズン1