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海外ドラマ≫≫ MR. ROBOT ミスター・ロボット シーズン2 9話ネタバレ感想

MR.ROBOT/ミスター・ロボット シーズン2 バリューパック [DVD]

エピソード9『イニット5』”eps2.7_init_5.fve”

あらすじ

アンジェラの要求が悪魔コープの想定をオーバー。ダーク・アーミーは敵か味方か。エリオットとダーリーンは答えを追い求める。真実はすぐそこに。

ネタバレ感想

そういえばシーズン1の最終話エピソード10のラストでエリオットの部屋をノックする音が響いていましたが、あの時に「コンピューターの不正使用および重窃盗容疑」で逮捕されていたそうです。

ただし、f・ソサエティ関連の話で足がついたわけではなく、クリスタの元カレを追い詰めたことで逆上させハッキングとイヌの窃盗をタレこまれた結果の逮捕だとの事。

弁護士から「罪状認否の時には無罪を主張するんだ」と念を押されたにも関わらず、空を見つめながら「認めます」と言い切ったエリオット。

あのワンコは1200ドルらしく重罪と見なされ、マイケルの個人情報ハッキングに関してもマルッと認めたエリオットは自動的に実刑判決を受け18カ月の禁固刑が言い渡されました。

1年半の務所暮らしなら結果的に見て一番安全なところに避難できていたとも見えますね、これ。

レオンやその他は囚人仲間だった事は明らかになっていましたが、レイの件は事実だったのかどうか不明なままで、ここに来てレイは刑務所長、ローンスターは刑務官だった事が分かりました。一切合切妄想の垂れ流しを見せられていたとは(笑)

レオンが毎日食事の時に話していた映画の話は、刑務所内の図書館で見られる旧作のDVDを見た感想だったわけでちょっと和み要素でもあります。

レオンは調達屋だったのか、「欲しい物があれば俺に言え、何でも手に入れる」とエリオットを気にかけ、「ノートが欲しい」との頼みを聞いてやった時からエリオットの日記をつけながらルーティーンをこなしていく実家=刑務所での生活が始まったというのが事の顛末です。

そして18カ月を待たず、巷のハッカー騒動の影響から非暴力犯罪者が釈放されている流れに乗っかり早期釈放される事となったエリオットは、ダーリーンの迎えと共に86日間の刑務所生活に幕を閉じました。

アンジェラはとんでもない私利私欲に走り出したように写ります。

FBIハッキング計画の際にモーブリーからプランBとして渡されていた15秒間刺すだけでパスワードや何やらを抜き取れるUSBの存在を思い出し、上司のパソコンにそれを使ってアクセス権限のあるアカウントのパスワードを入手したのです。

さっそく上司のアカウントからログインして欲しかった情報をごっそり自分のUSBにコピーしました。

 

ダーリーンは「ダーク・アーミーの仲介者(シスコ)のパソコンを盗み見たら『フェムトセルを使って“第二段階”を始める』って トレントンとモーブリーに言おうとしたけど音信不通、トレントンの親は捜索願を出した 二人の失踪とチャットで正直ビビってる」とエリオットに報告。

証拠隠滅に自分達も消されるのでは、と危惧するダーリーンに対し、自分の釈放もダーク・アーミーが手を回した結果だと分かっているエリオットはそれを否定します。

道中、母親の入居する施設に顔を出し「お礼を言いにきたんだ、この数ヶ月乗り切れたのはお袋のおかげだから」と言い残してその場を去るエリオット。ミスター・ロボットと向き合い始めた事で母親に対する心境の変化も大きくなったのかもしれません。

シスコは結局無事で、三週間かけてダーリーンにチャット内容の説明をしたもののまだ納得しきれていないと言われながら痴話喧嘩に近い雰囲気です。

シスコとホワイトローズの間を仲介していたシュンの番号を聞き出したエリオットは、103のネットワーク監視・攻撃ツールが入ったポーンフォンを使ってハッキングを開始。

フェムトセルへの細工の意図を探るために盗聴を仕掛けたにも関わらず、『第二段階』についてが不明なままなのでシュンに会わせろと要求します。さらにさらに、「会うのはミスター・ロボットだ」と宣言。

ミスター・ロボットは「オーバーヒートしたみたいに朦朧とする」なんて言ってましたし、エリオットの受け入れ態勢が整えば整うほど、ミスター・ロボットの暴走に繋がらなくなる感じですかね。自在に人格を入れ替えられるのなら正反対の気質を持っている二人にとってはウィンウィンに働くかもしれません。

そして仮面の部下二人を連れたシュンと対峙したエリオットは「第二段階について教えろとボスに伝えろ」とシンプルに要求を伝え、シュンはそれを聞くと黙って去って行きました。

 

ホワイトローズさんは飛行機墜落事故で亡くなったE・コープの前CEO〈レスター・ムーア〉の墓石の前に立ち花をたむけます。

「彼は私の計画を中止しようとしたの、代わりに今の居場所に送られた」と秘書に言いながらあろう事か尻を丸出しにし墓石に小便をかけ始めるホワイトローズさん。

「同じことをすべき時が来そう」なんて穏やかじゃない事を淡々と言ってますが、この状況で正面から目を合わせられた秘書の心情たるや…。

プライスと密会するホワイトローズは「ワシントン・タウンシップの施設は政府に接収される」と聞き、意にそぐわない現状になっている事が分かると「前CEOに似てきましたね」なんて遠回しな脅しをかけた訳ですが、ここはプライスが一枚上手でした。「殺したいなら殺せ、CEOが変わったところで政府の接収は止められんぞ」と言い、施設を政府の手から救うためにアメリカへの友好の印という体で資金援助をしろと要求し返します。

 

アンジェラはコピーした証拠を原子力規制委員会に持ち込んだよう。

重大な告発に相手側も動揺を隠しきれておりませんが、「報奨金なんていいから迅速に事を進めて」と担当者〈ジェフ〉を急かします。

監視カメラのある部屋で数時間待たされた後、調査局の〈フェルプス副局長〉から「別室で話を聞かせて」と案内されるも、廊下に続く監視カメラや匿名告発のはずが個人情報を知っている口ぶりを訝しむアンジェラ。

E・コープの社員だということも把握されており「資料とUSBを返して」と言ってももう遅い感じです。

「せっかく来たのにこれで帰るなんて…皆話を聞きたがってる」と言われると「結構です、行かなきゃ」とその場を後にしました。

自宅に帰ったアンジェラですが、突然押しかけてきたディピエッロさんに気が休まりません。

歓迎されていない人の部屋に入り込み持参した食事を食べ始めるディピエッロさんもなかなか相当なものです。

二ヶ月前にオリーがCDの件を早々に吐いて以来アンジェラの監視を続けていたと明かし「まだただの点だけどいずれ誰かがあなたにたどり着く 本音で言うわ、次は差し入れもなく監房に放り込む人間が来る あなたの手札は私だけ」と脅しをかけ自分に身を任せるよう言うだけ言うと名刺を置いて出て行きました。

 

自分の素顔が映った声明のテープをスマートハウスに置いてきてしまったかもと気付いたダーリーンはシスコに相談し、マークされていない彼が代わりに探しに行ってくれる事に。なんだかんだ一貫してダーリーンに甘いシスコ(笑)

シスコの部屋で疲れ気味のエリオットと話すダーリーンですが、バグのようにミスター・ロボットになったりエリオットになったりと姿を変えており、明らかに二人の存在に異常が出始めております。

スマートハウスで例のテープを見つけたシスコは、さらに何かに気が付きました。

シスコの家で待つダーリーンは扉を叩く音に恐る恐るドアを開きましたが…以前のエリオット逮捕に繋がるノックと被る演出が気になります。

 

自分が殺したはずのタイレル・ウェリックの車に乗ったウェリック夫人が自宅前に現れたり、『第二段階』はそもそもエリオットが言い始めた計画だったと発覚したりでまだまだ読めない展開の種明かしが楽しみです。

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MR.ROBOT/ミスター・ロボット シーズン2

▼次回、エピソード10

axxi.hatenablog.com

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