海外ドラマ≫≫ MR. ROBOT ミスター・ロボットシーズン4　9話ネタバレ感想

エピソード9『競合』”409 Conflict”

第三の人格がもしや本来のエリオットなのでしょうか？その人物を引き出すキーパーソンが肉親であるダーリーンだとかなんとか…。

ミスター・ロボットが言うには今のエリオットを立ち直らせる？ためには結果的にデウスグループに対するハッキング計画を成功させる事が良策らしいのですが、土壇場になってエリオットではなくミスター・ロボットが現れた事に不信感を抱くダーリーンと上手くやっていけるでしょうか。

間際になってプライスまでノコノコ現れいい迷惑ですが、なんと「ホワイトローズのマシンを破壊してくれ」と頼み、彼女の計画についての情報が全部入っているというトンデモナイUSBを託して行きました。打倒ホワイトローズを望んだアンジェラへの弔い合戦です。

アンジェラとプライスの血縁上での親子関係を知らないダーリーンはそのやり取りを見て何故ここでアンジェラの名前が出てくるのかとミスター・ロボットを問い正しますが悉く交わされ何も教えて貰えなくてちょっと可哀想ですね(笑)二馬力でやってるのに蚊帳の外というか蔑ろにされがちです。

金を頂くためにはデウス会員全員の電話番号と口座番号の組み合わせを割り出し、下準備が完了しているキプロス国立銀行から送金を依頼する手順が必要で、そのためにはプライスに時間稼ぎをしてもらいながら全員分の電話番号を盗み出さねばなりません。

しかし向かいのホテルから様子を伺うミスター・ロボットはプライス以外の人の出入りがない事に気がつきます。

プライスが建物内に入るとそこで待ち受けていたのは、見張りをする複数のダーク・アーミーとテーブルにつくホワイトローズたった一人の姿だけでした。

「あなたの辞任要請とオルダーソンさんの失踪、2人の協力は想像に難くない彼の企みを話せば部下があなたの寝室でマイトトキシンを注射する、眠ったまま死ねますよ死因は心不全となり、悲しいが痛みはない」と口を割るよう迫るホワイトローズ。どっちにしろ死ぬんかい。

急いで後任CEOとして会議に参加予定だったタイレルの端末をハックしてスケジュールの変更を調べた待機組は、ウォール街付近に場所が移った情報を読み取ります。

急いで場所を移動しようとするダーリーンに対し、プライスだけなのに警備が厳重過ぎる事に違和感を持ったミスター・ロボットは「殺すためじゃなく誰かを守るためだ」との結論に至り自分はこの場に残ると決断。このタイミングで別行動とは…。

変更になった会合場所チプリアーニのあまりに厳重な警備態勢に、到底忍び込めるはずがないと分かったダーリーンはf・ソサエティの犯行声明で世界を操る秘密結社デウス・グループの存在と、彼らが今チプリアーニに集っている情報を暴露しました。これはなかなかグッジョブです。入らないなら出て来させればいい、と。

ミスター・ロボットがプライスにかけた電話にホワイトローズが出た事でアンジェラ生存説を仄めかされようやく出てきたエリオット。

口車に乗せられそうになったところでドロレス・ヘイズ、つまりダーリーンからの連絡が間に合い、ホワイトローズをこれまでにないほど追い詰める大暴露を知る事が出来たようです。

お偉方ばかりが集うデウス会合の近辺で、黒塗りの高級車と運転手が一堂に介する駐車場に目をつけたダーリーン。

車が出入りする為のロック板的な装置をハッキングして迎えの車を一挙に立ち往生させちょっとしたパニックを起こし、チプリアーニから出て車を回しているはずの運転手に連絡を取るメンバー達から電話番号と口座情報を盗み取っていきます。

既にチプリアーニ周辺にはf・ソサエティの投稿した動画を見て集まったマスコミや野次馬だらけで痛快です。

ダーリーン側の照合が終わり、残すはホワイトローズ1人分の番号が必要になっていますが送金開始は一斉にやらなければ認証確認メールを見たメンバーから警告が伝わってしまいます。

なんとかエリオットが基地局を掌握する事でホワイトローズの番号も割れ、ついにデウス・グループ全員分の送金を開始、そして完了。

ウッキウキで「言っただろ、私は自分の勝利より君の敗北が見たい、と」「私の予想なら皆無一文だ」とのたまうプライス爺さんも爽快です。

まぁ、分かっていた事ながら殺されてはしまいますが。しかしあのホワイトローズが部下から銃を奪って公衆の面前でプライスを撃ち殺すほどに逆上させるような動揺が見られたおかげで悲しみはありません、残念ですが。

どう転んでも死ぬ覚悟だったでしょうしね。

最後には令状を持ったFBIがチャンさん宅に突入しておりましたしいよいよ壊滅なのか、しかしあと4話も残っているという不安も。

プライスに託されたUSBの中身も気になりますしね。

それにしてもようやくとてつも無い権力を崩壊させました。ついにやってくれました。結局大事な局面で決めてくれたのがミスター・ロボットではなくエリオットだったというのも胸熱です。

それにしてもダーリーンの臨機応変なサポートは素晴らしかったんですけどね。

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▼次回、エピソード10

何かとサバイバル。