エピソード12『小さな奇跡』”The Big Day”
あらすじ
出産が近づき、大きなお腹を抱えてイライラがつのるレベッカ。ジャックに当たりまくり、家から追い出してしまうが、その後で今日がジャックの誕生日だったことに気づいて慌てる。
ネタバレ感想
ただでさえ大変な妊娠に三つ子の入ったお腹を抱えるレベッカはホルモンの影響もあってか相当イライラしてジャックに当たり散らかし最悪な態度で家から追い出します。
まさかのジャックが誕生日だったと気付いた時には時既に遅し。レベッカも好きにはなりきれませんが、絶妙にギリギリのラインでいつも保ってくれるんですよね、この後どうしても誕生日ケーキを作りたいと思い、浮腫で自分の靴がどれもこれも入らないので仕方なくビーチサンダルをガムテープで巻いてテクテクと買い物に行くあたり。
つまりこの日が三つ子の誕生日になるわけですが、やはり時間の使い方が洒落てますなぁ。
最初神父に告解しているこのおっさんは誰だ…?と思いましたが、なるほど〜ランダルを拾い上げた消防職員の男性でしたか。夫婦関係がよろしくない描写もしっかり描かれており、この男性の人生にまで波及していくのかと驚きます。
妻との関係を修復したいと神に祈ったその日に置き去りにされた子を見つけ「小さな奇跡だ」と自宅に連れ帰るも、奥さんからはよその家の子だしそんな事で夫婦仲は戻らないから病院へ連れて行くよう言われるに終わってしまいました。
しかし赤ん坊を迎え入れる事にはならずともまた新たに夫婦が向き合えたみたいで、ランダルの存在はある意味で彼らの仲を取りもったのです。
今回のエピソードではさらにK医師周りの家族関係だったり亡くなった妻への想いや孤独なんかにもスポットが当てられております。ピースがハマっていく小気味良さと感動が同時に味わえます。
こう考えたいんだ
君も年老いた時に自分の経験を若者に語るだろうと
人生が差し出した酸っぱいレモンをレモネードに変えた経験を
K医師のこの助言でジャックは三人の赤ん坊を病院から連れ帰ったわけですが、妻を亡くした事を引き摺り続けていたK医師自身にもこの言葉が大きな意味を持つものだったんですね。
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▼次回、エピソード13