海外ドラマ≫≫CHUCK CHUCK/チャックシーズン1　7話ネタバレ感想

エピソード7『チャック VS スタンフォード大』“Chuck Versus the Alma Mater”

あらすじ

ネタバレ感想

チャックとの副店長争いで不戦勝したハリー・タンが新たに発令した『従業員休憩室の使用規約』に示された「暴言・ツバ吐き・エロ行為禁止」という内容に「これは人権冒とくだ」と憤慨するモーガン(笑)

至極真っ当な改正案にチャックがツッコミ役になるかと思いきや、副店長用の刺繍入り制服に身を包んだハリーを見て「闘おう」と闘志を燃やし始めます。とは言えチャックはスパイ活動に忙しいんですけどね。

主に暴動を起こすのはモーガン。裏切りと追放の末に店内テレビのマスターリモコンを奪取し、脅しをかける事でとりあえずは形勢逆転となりました。バイ・モアのいざこざは毎度くだらなさ過ぎて楽しみです。

科学者枠のCIA要員が二日間音信不通になった事で新たな指令が入ったのですが、その人物というのがスタンフォード大の教授をしておりチャックもよく見知った顔の人物に驚きを隠せません。

多くの機密を握っており、情報が漏れると致命的だとのことで潜伏中であろう知人宅を探るよう本部から命令が下されたチャック達。

ただ、この教授こそがチャックをスタンフォード大から追い出した張本人らしく、濡れ衣で退学にまで追い込まれたトラウマが相当根深いチャックはこの捜査に関する協力を拒みます。

過去の嫌な思い出と改めて決別するべく、当時の荷物をゴミに出したチャックですが、ポロリと落ちた自分の生徒証を見てインターセクトが反応しました。

何故学生時代のチャックの情報がインターセクトに入っているのか、そもそも何を理由にチャックがブライスに選ばれたのか、真相に近付きつつある感じがします。

これまで話題にするのも避けてきた母校に関わる事ですが、再会したフレミング教授が目の前でアイスランドのスパイ〈マグナス〉のボウガンで撃たれたり、「ブライスに渡してくれ」と数字が書かれたメモを手渡され、この暗号の意味が大学図書館の図書番号だと気付いたりで数年ぶりにスタンフォード大を訪れる事となりました。

マグナスを出し抜きディスクを手に入れたチャック達でしたが、講義室のパソコンを使って中身を確認しているうちに敵とドンパチ合戦に。

教授は学生スカウト係だったようで、ディスクの中身は膨大な量の面接データや学生の記録が入っておりチャックの名前もそこに載っています。

とにかく一人その場を逃してもらったチャックは改めてディスクを開き、在学中の学生スパイに連絡を取りサラとケイシーの援護を要請。おかげで弾がなくなりピンチに陥ってた二人も助けられお手柄です。

帰宅後、どうしても自分のデータの謎について知りたかったチャックはサラの了承を得て二人で例のディスクのチャールズ・バトウスキーフォルダを開きます。

面談を受けた覚えのないチャックですが、それもそのはず、チャックとの面談の場に現れたのはブライスでした。

チャックをCIAに入れようとしている動きに気付いたブライスは、「断って欲しい、やつには無理です本当に人がいいスパイをやるには優し過ぎる、破滅してしまう！」と直談判しに来ていたのです。

成績上位者でずば抜けた記憶力を持つチャックを当局が欲しがっているのは明白であり、さらにはサブリミナル画像に対する適応力も抜群だとデータに出ており、彼らに選択権など無い状況でしたが、「カンニングの証拠があれば試験結果は無効になる」というブライスの提案で二人が仕組んだカンニングのでっち上げによりチャックは退学。

知らない所で軍の危険な任務に就かせられようしていたチャックは二人に守られていたのです。

ブライスがもう亡くなっているという事実も併せてこれは胸にくるものがあります。人一倍お人好しなチャックの性格を考えると泣き出したくなる思いな事でしょう。

これまで唯一と言っていいほど憎んでいた相手が実は誰より自分のためを思って動いていたなんて。

それはサラにとっても同じで、元恋人がチャックにした仕打ちについて、自分の知らないクソ野郎な一面があったのか多少なりとも不信感を持ったはずですが、真相は自分の知っていたままの人間だと分かり、ホッとした反面、彼の死に対する哀しみがまた大きくなったのでは…と感じます。

とにかく登場人物の全てが魅力的過ぎて溜め息が出そうです。

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