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海外ドラマ≫≫BARRY バリー シーズン1 8話ネタバレ感想

第1章 “己の名を上げろ”

第8章『己の真実を知れ』“Know Your Truth”

あらすじ

シーズン・フィナーレ。バリーは犯罪の人生から足を洗うと誓い、モス刑事は犯人逮捕へと近づく。

ネタバレ感想

1話30分弱×8エピソードというショートさでシーズン1は終了となっております。

 

半ば洗脳関係だったフュークスにもお構い無しで足を洗う宣言をして取り分を持ち出て行くバリー。邪魔をすれば有無を言わさず殴り倒すのですから決心は相当固まっているようです。

自分の金を持ち逃げされたとわざわざ身の危険を冒してまでバリーの生存をゴランに報告しに行った裏切り者のフュークスはその場で始末されかけており、かたや演劇クラスにバリーを探しに行くと意気込むボスのゴランを裏切ってまでバリーに危険を知らせるハンクの謎の友情も。一方通行気味でしょうが。

それでも報告を受けたバリーは逃げずに助けに来てくれるのですから良い奴です。

てっきり切り刻まれたものと思っていたフュークスは、処刑人のおかしなこだわりで生き延びた上、痺れを切らしたゴラン自ら頭に一発…と思ったところで銃声はしたのに生きています。このタイミングで「この距離で外すなんて」と半笑いの処刑人も笑えますし、ゴランが頭から血を吹き出しているのもシュール過ぎました。

すんでのところで駆けつけたバリーが外からゴランを撃ち抜き無事に助けてくれたみたいです。

同じタイミングでゴランに逮捕状が出て、モス刑事達が急行して血みどろのガレージとご対面。これまでの経緯からまたしても勘違いが積み重なり、ボリビア系マフィアとの抗争の結果として処理され、首謀者にライアンの名前とふざけた宣材写真付きでマスコミに公表されておりました(笑)

演劇もやめてロスから去るつもりで最後に演劇クラスの皆んなに挨拶に行くバリーでしたが、サリーの必死の説得で次のコメディ舞台に出る事に。

なんだかんだサリーとの仲も持ち直し、仲睦まじくリラックスした表情を見せてくれます。

モス刑事とクジノー先生もしっかり恋仲に戻り、二組のカップルがコテージで優雅な休暇を楽しんでいるシーンはこちらまでニヤニヤできる気分になります。ただ、バリーがモス刑事に芸名ではなく本名を明かしたことが気になりますね。

ディナーの席では初めてクジノー先生がバリーの演技力を見染める事となった独白の演技(…だと勘違いしているだけですが)の内容を細かく話した事で、バリーと帰還兵の殺し屋というワードが繋がってしまいました。

深夜こっそり抜け出しバリー・ブロックの名でFacebookを検索したモス刑事は、自殺に見せかけて殺されたクリスとバリーが友人関係にあった事を知ると全ての点が繋がったのです。

バリーもそれに気付き、今までの反省とこれからの生き方を必死で示し自分を見逃してくれと頼み込みます。

撃たせないでくれ、これ以上殺させないでくれ、と言っているかのような必死の抵抗にも刑事の正義感は砕かれず、結果としてバリーはまた口封じの為に人を殺めてしまうというラストでした。

 

海兵隊員の帰還兵が織りなすストーリーという点ではホームカミングとも共通するところがありますが、そう考えてみるとジャンルや切り口が違うだけでこうも変わるのかと面白い。

正直言ってハマるまでに時間がかかりますし、大笑いできるのは稀で、そこそこの笑いがゆるゆる続く感じです。

シーズン2も製作が決定されているようなので、30分という短い尺だしとりあえずプライムに配信がきたら見ようかなーという程度ですかね。

個人的には圧倒的にホームカミングの方が好みでした。全くのジャンル違いの作品を比較対象に挙げるのもなんですが。

同じHBOのコメディシリーズならやはりシリコンバレーやゲッティングオンの方がぶっ飛んでてガンガン笑える印象です。

とは言え、殺し屋の苦悶と演劇のミスマッチなコラボレーションを題材としているのは斬新でした。

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第8章 “己の真実を知れ”

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