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海外ドラマ≫≫HOMECOMING ホームカミング シーズン2 5話ネタバレ感想

メートル

エピソード5『メートル』”Meters”

あらすじ

すべては戦地から始まった。

ネタバレ感想

ウォルターを迎えに来たアレックスは、退役軍人を支援するNPOを騙りご丁寧に偽名の入った名刺を差し出します。

シーズン2の主人公と言え、シーズン1から見てきてウォルターに少なからず感情移入している視聴者目線だと普通にかなりのペテン師でしかないんですよね。

自らも退役軍人だと話し、飲みに誘って距離が近付きつつある場面でさり気なく空挺部隊のタトゥーを見せる手腕も人間の心理を研究しつくしている感が伺えます。

ガイストの事をどこまで知っているのか探った上で、共感した風な話術を用いてこれ以上真相を追わない方がいいという方向に持っていくのですが、これに関してウォルターが全く考えを改めていない事がわかると延長戦に突入です。

ダメ押しとと言わんばかりに用意していた戦地での仲間と映った写真をおもむろに出し、自分以外の全員が死んだという話をしながらバツ印を書き殴っていくアレックス。1話では謎だった所持品と不可解な状況のほとんどが今の段階ではアレックス自らの行動だったわけです。ここまで来ると空になっていたローラーの中身も全部自分で使ったんじゃないかとすら思えてきます。

ウォルターに似た雰囲気の仲間は戦地に行った意義や現状に対する疑問を追うあまり自殺したという作り話をするも、ウォルターにはどこ吹く風で「自殺は絶対にしない」と説得になりません。

ここでウォルターが、自殺したと指された人物が自分と同じ狙撃兵だと聞き、彼の記録を尋ねるのですが、ここまで用意周到に作り話や設定を固めてきたアレックスがどうやら失敗したようです。

狙撃の最長記録について「1100メートルよ、よく自慢してた」と答えた瞬間ウォルターの表情が変わりました。どういう事なんでしょうね。

そしてガイストに行くと言い張るウォルターと食い下がるアレックス。ウォルターは激昂しアレックスを置いて店を出ます。

アレックスは急いで部屋番号をレシートに書きスキンズの店主に暴言を吐きながら出て行ったウォルターを追う事に。これもまた伏線回収かつアレックス自身の行動でした。

ウォルターの姿はなく、モーテルの部屋に戻ると帰りが遅いアレックスを心配したオードリーからの着信が。そこでローラーの話が出た事でアレックスは持って来ていた薬の存在を思い出すんですね。

最後にはスーパーでメロンを一つ購入しておりましたが…ここにローラーを全注入してウォルターに食べさせようとするも、狙撃の記録の件で不信感を持たれたウォルターに返り討ちされたのでしょうか。

 

現時点ではウォルターを上手く操れず焦燥感のあるアレックスに対し、一方のオードリーは恐ろしいほどに順風満帆です。

ガイストの作るベリーが『不可欠な軍事技術』であるとして、処分の差し止め命令が出たという文書を持参してレナードの農場に向かいます。

国防総省など構うものかと差し止め命令を無視してベリーの処分を強行しようと手を出した事が、刑務所に入れられるだのと話していた原因でしょうか。

オードリーは本社にやって来たブンダから「もったいない、あなたが社長になればいいのに」とまた承認欲求をくすぐられるような事を言われております。

風船を用いたパーティーが行われておりましたが、あれはブンダから提案された新規バイヤーを呼んでのパーティーで、彼女が任されていたようです。

オードリーはかつて自分の考えた企画を持っていかれた社員〈ウェンディ〉や彼女に対する格下扱いを隠そうともしなかった〈レイン〉、クレイグや農場の〈ヘクター〉と面談をし、高圧的に彼らより上の立場になった事を見せつけます。いち受付嬢からたった数週間で大躍進です。

パーティーは明後日の事なので、記憶を無くしたアレックスがガイスト社のパーティーに辿り着くまでの空白の時間は残りわずかとなって参りました。どんどんと伏線を回収しながら時間軸が迫ってくる感じがスッキリしますが、まだまだ肝心な部分が明かされていないので次回も楽しみです。

メートル

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▼次回、エピソード6

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