第5話『スポットライトの中へ』“Shiny Objects”
あらすじ
アリシアとディーンは性差別で会社を訴えている、もと女性CEOの依頼者のために裁判へ。だが、反対側はライバル弁護士エルズベス・タシオニとレイナ・ヘクトだ。
ネタバレ感想
必要以上にゴージャスな耳飾りをするアリシアはダイアンリスペクトなのでしょうか(笑)
出馬表明を決めたアリシアは、応援演説をフィンに頼むも、夫であり州知事でもある自分を差し置いてそこいらの検事補を選ぶなんてとピーターに猛反発を喰らいまた子供みたいな罵り合いになっております。
「あなたが娼婦を買っていた時も私はニコニコ微笑んで隣に立っていたわ!」と言えば「蒸し返すな、いい加減水に流してくれないか!君がどう思うにしても僕は知事だ、頼み事があるなら水に流せ」と怒鳴りつけ、それでもタフに成長したアリシアは「私にあなたが必要なようにあなたにも私が必要なのよ」と言い返すわでどっちもどっちな感じです。
結局は土壇場になってピーターが応援に駆けつけ100点満点の上げ膳をしてくれたお陰で幸先の良いスタートとなりました。
一方事務所では、ダイアンが『トロイのカギ』というサイバー攻撃を用いた詐欺の一種に引っかかり事務所のパソコンが全て使えなくなるという事態に。
「72時間以内に5万ドル振り込まねば全てのデータが削除されます」という脅し文句に、通報しようにももし捜査が入れば法曹界にその事実が知れ渡り最悪自分達が顧客から情報漏洩で訴えられかねないという現実に大人しくパートナーから5000ドルずつ集めて犯罪者の言う通りにしようという方向で話が進みます。
どうしようもないにせよ、弁護士が泣き寝入りせざるを得ないというのは不思議な感じですね。そもそもバックアップすら取っていなかったという時点で最低限の自衛も出来ていなかった訳なので何とも言えませんが。
1時間後には裁判でデータが必要になると焦る気持ちも手伝って早々に言い値を振り込むも、振込と引き換えに送られてくるはずのロックを解除するためのキーコードが一向に届きません。
それもそのはずで、ダイアンはいつもの癖なのかロックハート・ガードナーのアドレスを入力してしまったらしいのです。最初にダイアンのパソコンだけが乗っ取りにあったのを不用意にクリックしてしまったがためにオフィス全体のダウンに繋げてしまったりといくらバリキャリとは言え機械物には疎い面もあるのでしょう。
さっそくディヴッドに連絡を入れメールを転送するよう頼みますが、あのディヴッドがそう簡単に要求に応じるはずもなく。
高飛車なディヴッドからロックハート・ガードナーまで足を運んで頼みに来いと言われたからそうしたダイアン。最初からメールぐらいすんなり渡していれば握られる事のなかった弱味を露呈させてしまったディヴッドは因果応報で痛い目を見る昔話のいじわる爺さんのようでした。
ロックハート・ガードナーの2フロアの賃貸契約がウィルが亡くなってからダイアン単独の名義になっており、ダイアンが辞めてからもそれはそのままだったそう。
メールを渡す代わりにこの名義をディヴッドとケニングに書き換えろと要求してきたのです。
一気に形成逆転し、オフィス全体の貸主であるダイアンは強気に出る事に。
この一件があり、新事務所で雨漏りやGの被害にイライラが爆発したダイアンは事務所をロックハート・ガードナーのフロアへそのまま引っ越そうと提案します。
これでまた前のフロアを使うとなるといよいよ変わり映えしない絵面になってきますし、ダイアンの主導権が強まりもはや『ロックハート法律事務所』みたいになりそうですがどうなるのでしょう。ケニングとディヴッドが黙って明け渡すとも思えませんし。
トロイのカギの方は、ラナに近付いたカリンダがFBIとロシア語まで出来るゼップスの助けを借りて自称起業家のサイバーテロ犯〈ボリス・イワンコフ〉のパソコンをハッキングし直接交渉という名の脅しをかけた事で元通りに。
こんな詰めの甘い男に振り回されていたのがバカらしくなるような終焉でした(笑)
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