海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン6　6話ネタバレ感想

第6話『魅惑の香り』“Old Spice”

あらすじ

両側の依頼人が政府より経済スパイの容疑をかけられアリシアとエルズベスの裁判は中断される。一方ダイアンはフロリック・アゴス・ロックハート事務所をロックハート・ガードナー・ケニング事務所のオフィスに引っ越そうとし、その為、元パートナーのデヴィッド・リーとルイス・ケニングとバトルを起こす。

ネタバレ感想

ジョシュ・パロッティとエルズベス・タシオニのおかしな恋愛模様が邪魔して本題が全く入ってきません(笑)

というわけで、前回もスルーしましたが引き続き今回もサーブ社の訴訟問題は触れずに進めていきましょう。

変わり者の二人ですが、嫌よ嫌よも好きのうち、という事なのかエルズベスもストーカー気質なジョシュの好意にやはり満更ではなかったみたいです。

裁判では敵対する二人ですが、ついうっかりレスナー判事に対して「in my opinion」と付け足すようジョシュを促してしまうタシオニにはアリシアも困惑気味(笑)

なんだかおかしな盛り上がりを見せながらオールドスパイスとベビーローションの香りが交わる事となるのですが、それでも惚けず関係性を逆手に取れるタシオニで安心しました。

ジョシュの常套手段なのか、またしてもタシオニのチラつかせた証拠を目の前でシュレッダーにかけ無き物にするこのおっさん相手に、こちらも常套手段のタシオニお得意の片方が同意の上での会話の録音がなされ、ジョシュは訴えを取り下げざるを得ない結果となりました。

裁判ではほぼ空気だったアリシアもプライベート？では忙しく、選挙参謀の勧めで多くの票を持つ〈ジェレマイア・イーストン〉牧師との対談インタビューに応じます。

『無心論者』で有名なアリシアですが、ピーターの時にもよく出てきていたように、選挙では宗教が想像以上に結果を左右させるキーになってくるそう。

イーライからスパイ命令が出され、アリシアのボディーウーマンもとい秘書に任命されたマリッサも鋭い視点で客観的にアリシアをサポートしていますし、今回の宗教関連となれば娘グレースが一番キリスト教に対し信心深く、対談に向けてヘルプを出した母親に丁寧に応え、ティーンエイジャーもなんだかんだと頼りになるなぁと思わせられるエピソードでした。

ケイリーは自暴自棄になってきている気配がしてここら辺で気を引き締めてもらいたいものです。

ロースクールの同窓会で出会った女性と酒に酔いもつれ合いながら帰った自宅前には担当官のグルービックさんが。

ケイリーが本当に飲酒運転をして帰ってきていないか確かめると言って携帯の履歴を確認したグルービックは、ケイリーが400メートルという僅かな距離ながらイリノイ州を出て保釈条件を破ったとして、警察を呼び再逮捕となってしまいました。

その後カリンダのところにもやってきて色々と質問していたグルービックが出した最終的な保釈条件では、アンクルモニターを付けた上で門限は9時という事、そして危険人物であるカリンダ・シャルマとの接触禁止令が追加される事となります。

たしかに逮捕歴や大陪審で裁かれた過去もありますがどちらも起訴には至らずこじつけのような感じもありますが…ケイリーも見ず知らずの女性をお持ち帰りするくらいなのである意味因果応報なのかもしれません。

カリンダは今回ダイアンと事務所の移転に伴い立ち退き申請をしていたロックハート・ガードナー&ケニングからの抵抗を鎮火させるために奔走しておりました。

最終的に出した判断が、あのハワードをこちらの事務所に引き入れるという方法で言葉巧みに煽て持ち上げられたハワードはまんまと鞍替えを決めてくれたので以前のフロアがそのまま明け渡されこれから引っ越しの準備に入ろう、というところです。

ディヴッドらしく、もぬけの殻のオフィスは乱雑に荒らされ、残された備品のキーボードからは代表の頭文字である『F』『A』『L』のキーが器用に抜かれていたりと大人気なさが爆発しておりました(笑)

ケイリーはディヴッドのオフィスを使うそうでこれまたいい気味ですが、やはりケイリーの言う通り元に戻るだけというガッカリ感は拭えません。

あの質素な事務所も味があってあそこからロックハート・ガードナーを超えるレベルの事務所に栄転していくシンデレラストーリーも見たかった気がします。

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