海外ドラマ≫≫CHUCK CHUCK/チャックシーズン2　7話ネタバレ感想

エピソード7『チャックＶＳオペラ』“Chuck Versus the Fat Lady”

あらすじ

ある組織に所属するエージェントのリストを探すよう命じられ、チャックはサラと恋人同士のフリをすることになる。

ネタバレ感想

死亡したギイが、恐らくフルクラムのスパイリストだと思われるCIA局員の名簿を持っていたらしく、ホテルの部屋にあるブツをフルクラムより先に確保しに急がねばなりません。

巧妙なコントのような勘違いの連鎖でサラとの仲を完全に疑われジルに振られかけるチャックですが、実際サラの身体に触れて心の底から揺れ動いているわけで、さっさと自身の本当の気持ちと向き合って欲しいものです。

今で言うリケジョのジルは知的ですし、その道の専門家でもあるため、チャックよりよほどスパイらしい働きっぷりで貢献もしてくれます。

それにしても元合唱団ケイシーの唐突なハイトーンボイスはしばらく引きずりそうです(笑)

インターセクトが反応して持ち帰ってきたカラクリ小箱から出て来たのは昔ながらのオペラグラス。これこそが極秘金庫の鍵となる代物で、肝心の錠を探しにオペラハウスを捜索する一行。

ギイがいつも座っていたという見物席付近であっさり目当てのものが見つかりました。

あまりにもアッサリ過ぎると思いきや、猜疑心の強いギイによる仕掛けがまだ施されておりあわや爆発、というところでジルの謎解きが成功してUSBメモリが出現します。土壇場でサラではなくジルを信用したチャック。サラの表情がなんとも言えない上に、窮地を乗り越えた二人のイチャつきを見せつけられるわ、ケイシーからは同情半分嫌味半分に絡まれるわでこれ以上傷付いた顔を見たくないのが本音です。

さて、USBメモリの中身はというとAES方式で暗号化されたお目当てのリストだったようで本部が絶賛解読中だとか。

そんな折にジルがフルクラムに拉致され、リストと交換だと要求を出されたチャック。

もちろんケイシーは上に報告するから動くな、とここのところ勝手な行動の連続だったチャックへの怒りが収まり切らない雰囲気ですが、恋人の命が掛かっているチャックはケイシーの目を盗んで解読中のメモリを抜き取り逃亡。立派な反逆罪ですがサラはどうしてもチャックを撃つことが出来ず…。

USBを渡しジルは無事でしたがフルクラムは逃してしまいました。

モーガンがレンタルゲームをコピーするために取り寄せたカナダ産の違法コピー機のくだりが最後に活きてくるあたりが素晴らしい。

バイモアではエメットがやたらとチャックを標的にして嗅ぎ回っておりますが、確かに出張サービスに出かけ過ぎでありゃサボり魔にしか見えません(笑)

ジルと復活していた事を隠されていたと知り傷付くモーガンですが、チャックへの忠誠心はこんな事では折れないのがさすが。

冗談のようにアルコールに弱いエメットにアルコール度数4%の酒を飲ませヘベレケにさせると、店長の部屋に入り失態をかますエメットの一部始終を録画し逆にエメットをゆすりチャックを『バイ・モリア』追放から守ったのでした(笑)

サラはチャックがジルに本気だと悟り潔く見守る立場に徹し、何があっても自分にとってチャックは大切な人なのだと話し、そんな彼の傷付いた顔を見たくない無償の愛で「チャックを捨てないで」とジルに頼みます。

チャックとジルがいよいよベッドインしてしまう…という段階でリストの解読が終わり、数々の人物データからフルクラムに該当する人物が割れてきました。

そして、その中にはなんとジルの写真が。美女はだいたいスパイの法則です。

サラとケイシーが慌てて駆け付けた頃には、部屋は間抜けの殻で、しかもGPS付きの腕時計はしっかり置いていっているという周到さ。こりゃ大変だ。