海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン6　9話ネタバレ感想

第9話『記憶に残る映像』“Sticky Content”

あらすじ

アリシアは州検事キャンペーンの選挙戦術でネガティヴキャンペーンを進められて悩んでいる。一方FBIがルモンド・ビショップに対する訴訟を立てるのにケイリーの力を貸して欲しい。ケイリーを説得しようとする。

ネタバレ感想

ここまでグッド・ワイフを視聴してきた字幕勢なら序盤のビショップがケイリー暗殺を仄めかしている盗聴音声で「電話する」に「フォンする」と意味深な振り仮名が打たれていた事に引っかかった事でしょう。

ただ、実際にはこの伏線は大した結果に繋がりませんでした。

ビショップからの暗殺計画をFBIから明かされ逮捕立件に協力するよう迫られるケイリーですが、相手は報復を辞さない麻薬王なのでその判断はかなり慎重にならねばなりません。

FBIが以前ビショップを担当弁護していたケイリーに守秘義務を破らせる口実としてでっち上げた音声だと疑うケイリーでしたが、カリンダの調べによるとほぼほぼこの声はビショップのもので確定なんだとか。

さすがに怖くなったケイリーでしたが、これまたカリンダがどこぞから連れてきた元NBA選手の大男〈カーター〉をボディーガードにつけ一安心…と思いきやいかにもないかつい用心棒を連れたケイリーが事務所を訪れていたビショップと出くわしてしまったのであら大変。

ビショップからはケイリーが裏切り行為を働いた、もしくは今後働くつもりだからこそのボディーガードをつけていると誤解されかねません。

カーターとの不意な会話から、ビショップは「電話する」という意味合いで受付で会った時には「コールする」と言っていたが盗聴音声では「フォンする」と言っていた、普通はそんな言い回しはしないしあれはやっぱりビショップじゃなかったんだと早合点したケイリーは、すぐさまビショップに「自分は裏切る事はない」と伝えに行くのですが、あのデータは本物でビショップはしっかり言ってるんですよね(笑)

ビショップいわく、日常茶飯事な会話で「事実」ではあるけれど「本心」ではないのだとか。物は言いようです。

「お前が裏切らなければ心配はいらない」と言われてましたが、これでFBIからマークされ盗聴されている事がビショップ本人に漏れる事となってしまいました。

FBIのラナと、意外にもラナに本気だったカリンダと、カリンダを使ってラナを探らせようとしていたビショップ。このへんの人間関係もより複雑化していきそうです。

アリシアはキャンペーンのためPR動画を撮ったり、スタッフ達の対抗馬〈プレイディ〉に対するネガティブキャンペーンを差し止めさせたり忙しそうです。

プレイディ本人から異例の接触があり、歩み寄りは本心なのか策略なのか見抜くのが難しいところ。

カストロから使えと託されたらしいアリシアのスキャンダル情報が詰まったシューズボックスを持参し「僕は使わない」なんて言ってましたが怪しいもんです。

悩んだ末に怖いもの見たさで箱を開けるとお決まりの小ネタに紛れて最近雇い入れた旧知の顧問弁護士〈ラモーナ〉とやけに距離の近いピーターの隠し撮り写真が。思わずピーターに電話をかけたアリシアですが、自分が仮面夫婦宣言をした手前何か言えるはずもなく共同インタビューの打診に終わりました。

夜な夜なフィンのオフィスに出向き、悩ましげな表情で見つめてみせたアリシアにはあーあと盛大なため息すら出てきそうです。何をやってんだか。

いくら政治的に不利で足を引っ張るような事はするな、嫉妬から言うんじゃないなんて強がってピーターに怒りをブチまけても、こりゃどこからどう見ても嫉妬で、本来関係が破綻している夫といかにも幸せそうな素振りを見せつける事で牽制してみせるという女の嫌な部分丸出しでしたし、その後他の男にすがりに行くんかーーい！とツッコんでしまいます。

ただ、ピーターの方も思ったよりラモーナに入れ込んでいるみたいで泥沼展開が期待できそうです。

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