海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン6　15話ネタバレ感想

第15話『オープンソース』“Open Source”

あらすじ

フランク・プレーディーはキャンペーン戦略でフロリック知事を難ずることに。それに対してアリシアもキャンペーンでピーターの不成績に触れた方が良いのかに悩む。そしてフロリック・アゴス・ロックハートは３Dプリンターで作成された欠陥があった拳銃のせいで不随になった男性の件でカート・マクベイを呼んで専門家証人として証言してもらうことに。だがそのせいでダイアンと夫対立。

ネタバレ感想

妄想の垂れ流しに終わった前回よりは断然マシですが今回もまた緩めな流れでした。

FALでは、とある銃の設計者〈クリス・ファイフ〉が設計し、オープンソースとして全世界に公開した3Dプリンター用の銃を印刷して射撃場で使用された際、銃の暴発の影響で近くにいた〈エディ〉が重症を負った事件を扱います。

法廷に立つのはダイアンとフィンという新鮮でもあり頼もしくもあるコンビです。フィンは間借りして別事務所を立ち上げたのかと思っておりましたが、FALの一員となったという事ですかね？その辺が曖昧です。

ケイリーをブチ込もうとしていただけあってチクチク嫌味を言われておりましたが、まあどちらの事情も分かるのでそらそうだよなぁ…とニヤニヤ見るしかありません。

銃規制に積極的なダイアンは、プラスチックで金属探知機にも検閲にも引っかからないながら本来の銃と同等の威力を持つ新たな危険物を目の敵にしており、これを公開した設計者のクリスに責任の追及をしております。

クリス側の代理人はご存知カマトト弁護士のナンシー。

ナンシーは証言台に座って弾道解析家として証言するマクベイが代理人であるダイアンの夫である事に噛み付いたり、マクベイの弟子にあたるうら若き美人弾道解析家〈レベッカ〉を証人にしたりでダイアンが燃え上がっているのもまたおもしろポイントでした。

マクベイの調査が進み、プラスチックの目詰まりを起こした事が原因で印刷機に問題があったとして被告人をプリンターの製造会社に変更しましたが、どうしてもクリスを糾弾したいダイアンは、問題の印刷会社のリンクを貼っていて推奨していたとしてクリスもついでに訴えておきます。これがダイアンの政治的私見がかなり入ったものだと分かっているマクベイとは衝突する事に。

プロとしてマクベイに証言してもらわねば困るダイアンは、夫に召喚状を送りつける強気っぷりで突き進みます(笑)

結局はプリンターうんぬんよりも、温度の変化でプラスチックの粘着力に影響する事が原因だったようで、これをクリスが知っていた上で注意書きをしなかったという事実を認めさせました。当然のようにカリンダのお手柄です。

ここでナンシーは突然破格の500万ドルでの和解交渉を提案してきました。

どうやら、銃規制が進めば不都合な謎の後援者がこの件を一刻も早く沈静下させたい故の支援だそうで、ダイアンとしては彼女の正義に反する結果となりましたが依頼人は巨額の和解金に興奮気味だったのもこれまたそりゃそうだよなぁ…と。

死にかけていたケニングは集中治療室に見舞いに来たアリシアに、腎臓の臓器提供してくれた少女の遺族に自分の株を売り払って1800万ドルを渡したいのに自身の弁護士であるディヴッドは全く動こうとしてくれないと代理を頼みます。

「死ぬのを待って金を抱え込もうとしてるんだ」なんてディヴッドならありそう過ぎる話ですが、アリシアが直接聞けば、少女の遺族は貰った1800万ドルを全額パレスチナの団体に寄付したいと考えているらしく、ハマスと関係があるかもしれない団体への寄付を手伝ってテロ幇助にでもなるのはごめんだと断るディヴッド。

死にかけのケニングを目の前にして、彼の最後になるかもしれない善行への意思をむげにはできないと色々動いたアリシアでしたが、これがまた極悪人ケニングの罠だったらしいのです。

イーライに指摘されケニング本人に「私をハメたの？」と聞けばそんな話は知らないとうそぶかれてしまいました。死にかけになりながらも選挙妨害とは本当に厄介なおっさんです。

アリシアとエルフマンはついに一線を超えたみたいですね(笑)

グッド・ワイフー彼女の評決ー THE SIXTH SEASON DVD-BOX