エピソード7『家族写真』”The Most Disappointed Man”
あらすじ
1歳を迎えたランダルの正式な養子手続きを進めるジャックたち。ソーシャルワーカーのお墨付きももらい、順調に進んでいたはずが、思わぬストップがかかり… ケイトとトビーは妊娠したことを周囲に明かそうとする。カトリック教徒であるトビーの母が結婚前の妊娠に難色を示したことから2人は役所で結婚しようとするが…。
ネタバレ感想
ランダルの養親権獲得の裏側にはまた一つレベッカとジャックの奮闘があったんですね。
この過去を見ていると、同じく里親として難しい立場に立っている今のランダルとベスにもなんとか頑張って欲しいと感じます。
ただ、ランダル夫婦も刑務所内に居る実母のどちらもデジャへの愛は本物だというのが一筋縄ではいかない人間ドラマなのです。
敬虔なカトリックの母親に『出来ちゃった』ことを報告する事に対するトビーのあまりの狼狽えように「このまま役所に行って結婚してしまおう」と提案したケイト。
型破りな二人だしこれも許されるかな、と思いましたがいざ役所に行き翌日には証人1人を連れて行くだけの簡素な式で婚姻関係が結ばれると聞いたトビーには一つ懸念が。
結婚式が大好きなケイトを想って役所での質素な式などダメなのだとジャックの遺灰に相談しながら決断し、母親にありのままを話してケイトに改めてプロポーズするトビーはまさに『愛情表現の達人』です。
ケイトが幸せいっぱいと思いきやケヴィンは破滅への道を自ら突き進んでいる感じ。
鎮痛剤依存はますます進み、かつてのジャックのようにアルコールもプラスされていて不安な気配が。
ソフィーとの約束を何度も延期した挙句、これでは彼女をまた失うと奮起したもののこれがまた空回りでプロポーズの指輪を自分で選べず3個買って彼女に選ばすというのです。これはロマンチックからかけ離れているような…(笑)
ソフィーに会うまでの間に妄想の将来を夢見たケヴィンは、自分自身の酷い夫像、酷い父親像に悩まされ、実は誰よりナイーブな一面が顔を出したせいで「急に現れて君を口説いた俺は本当の俺じゃない、演技だったんだ」なんて語弊しかないようなセリフで項垂れてしまいました。
精神状態を鑑みると微妙なニュアンスが違うのでしょうが、これではソフィーからすればあのロマンチック過ぎる瞬間もその気持ちも全てが嘘だったと言われているようなもんじゃないですか。
どうした、ケヴィン。取り戻せ、ケヴィン。
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