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海外ドラマ≫≫THIS IS US THIS IS US 36歳、これから シーズン2 8話ネタバレ感想

This Is Us - Season 2

エピソード8『ナンバー1』”Number One”

あらすじ

ケヴィンは卒業した高校から表彰されることになり、母校の式典に向かう。鎮静剤への依存が止まらない彼は、表彰式でもちゃんとした振る舞いができないが、周囲の反応は予想外なものだった。一方、10代の頃のケヴィンはフットボールの花形選手で将来が嘱望されていたのだが、ある日の試合で負傷してしまう。

ネタバレ感想

自分の不安定さに託けて最愛の女性に「君との将来を考えるたび悪魔が浮かぶ」と度を超えて失礼な発言をかましたケヴィンはだだっ広い部屋で1人、アルコールで鎮痛剤を流し込む落ちぶれた生活を送っております。

母校で表彰される事となったケヴィンは久しぶりに地元へと戻り、昔の家や父親の記憶を振り返りながら式典の場へ。

高校生の頃のケヴィンは、自信過剰かつ横柄な態度ですが、それと同時に断酒会に通う不安定な父親を受け止めきれず苦い気持ちを噛み殺している姿も見られます。

圧倒的で絶対的な存在だった完璧な父親がこうして崩れ落ちる寸前でもがいている様子というのは出来れば見たくないというのが本音でしょうし、ましてやティーンエイジャーにこれはかなりキツいでしょうね。

何度も挫折や崩壊を経験しながらその度に立ち上がってきたケヴィンは十分強く見えますが、改めて振り返るとなんという派手な人生でしょうか。そして本人は苦しんでいる惨めな状況でも周囲には華麗に映ってしまうが故に誰にも理解してもらえない辛さも共存しております。

それでも、自暴自棄になってかつての同級生〈シャーロット〉と寝たのは酷い。しかも鎮痛剤狙いで自宅に入り込むための口実だったようですし屑さが増し増しです。

まーたソフィーを裏切った上、医師免許を持つ彼女が持っていた白紙の処方箋を見つけて持ち帰るという完全なる犯罪行為にまで手を染める始末。

薬局の受付で並んでいると、ジャックの形見のネックレスが無くなっている事に気付き慌てて列を抜け、シャーロットの家へ戻ります。

ジャックが人生のどん底に居た時にベトナムで特別な人がくれた『生きる意味』を表す仏教のシンボルがモチーフとなったものだそうで、膝を故障し同じく人生最大の挫折を味わった息子へ「生きる意味は必ず見つかる」という訓えと共に受け継がせたものです。

シャーロットの家へ戻っても、黙って逃げるよう抜け出したケヴィンを素直に受け入れるはずもなく、門前払いをくらってしまいました。これぞ自業自得の極みですが、そこで初めて堰を切ったように痛みを嘆き続けるケヴィンは見ていて辛くなります。あの大切なネックレスはその後見つかったのでしょか…。

さらにケイトの流産というショックなニュースまであり、かなりどん底なエピソードとなりました。

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▼次回、エピソード9 

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