海外ドラマ≫≫CHUCK CHUCK/チャックシーズン3　11話ネタバレ感想

エピソード11『チャックＶＳ最終試験』“Chuck Versus the Final Exam”

あらすじ

ケイシーは、バイ･モアのジェフとレスターに｢暴力を振るった｣と訴えられ、窮地に陥る。そんな中、チャックは、本当のスパイになるための最終テストを受けることになり、あるロシア人に近づいていく。

ネタバレ感想

国の仕事をクビになったケイシーはそのままバイモアに残るんですね(笑)

とは言え、今やこっちが本職になってしまったものの、働きもせず遊んでばかりで客にまで迷惑をかけるジェフスターの二人を懲らしめた結果、「訴える」とわめき散らされ、事なかれ主義のビッグ・マイクから目を付けられてしまいます。

チャックにはこれまでの成果を見せるために本物のスパイになるための『最終試験』が用意されるとの通告が。

これをパスすればルーザー販売員の座とはおさらばしてローマに大富豪として潜入する本格的な任務が与えられると聞き張り切るチャック。しかし、サラとショウはDCに残り引き続きリング作戦の指揮を執る事が決まっており、チャックだけの転任、つまりは本当のチーム離散です。

複雑な感情を抱えたままチャックに課された最終試験の任務内容とは、ロシア人の〈アナトリ・ゼブロフスキー〉という連邦保安庁《FSB》のスパイとCIAの二重スパイの密会現場で二重スパイの正体を暴き、アナトリを見張って現場を押さえろとの事。

大した危なげなくこの任務をクリアし、いよいよ本物のスパイになれたと喜ぶチャック。今の自分があるのはサラやケイシーのおかげだと感謝を述べ、立場が逆転してしまったケイシーには餞別としてキャッスルから拝借して来た銃を一丁プレゼント。政府の武器を横流しするだなんて重罪にあたると言いながらちゃっかり受け取る武器マニアケイシー(笑)

サラからは食事に誘われここ最近の関係からして嫌な予感が募りますが、実はサラすらも知らなかったチャックへの終わっていない『最終試験』が控えていたのです。

スパイとして他人を殺せるかどうか、という『レッド・テスト』が最後の関門になるそうで、サラもショウから騙される形でチャックを任務の現場に呼び出してしまいました。

「彼が人を殺すのなんて嫌」と言いながらも「君の気持ちは関係ない」と切り捨てられ、あろう事か伝達役のサラが標的の始末をチャックに命じなければならないという苦しい立場に立たされております。

「どうするかはあなた次第」と念を押しながら先日特定した二重スパイ〈ペリー〉の写真を見せて彼を始末するよう言い残し銃を置いて行ったサラ。

残されたチャックは、自分には人殺しなんて出来ないと思いつつ、この試験に通過できなければ元の生活に逆戻り、つまりはサラとの関係もこれまでだという事実に対する葛藤が生まれます。

悩む暇もなくターゲットがやってきて、不穏な気配を察知したターゲットと戦闘になりインターセクトで優位に立つもどうしてもチャックには引き金が引けません。

脅して連行しようとするも逃げられてしまい、ペリーを追うチャックと、チャック達を追うサラ。

威嚇射撃の末ターゲットを追い詰めるも、やはりチャックには撃てませんし、命乞いをする相手に一瞬の隙が出てしまいました。

それを見逃さず銃に手をかけようとしたペリー…危ない！と思った次の瞬間には銃声が鳴り響き倒れるペリー。

ついにチャックも人を撃ってしまったのか…？と何やら暗い気持ちになりますが、チャックが後ろを振り返ると物陰の中からターゲットを撃ち殺したケイシーの姿が。

鳴り響いた銃声と倒れたターゲット、そして銃を手に呆然とするチャックを信じられない気持ちで見遣るサラ。

ケイシーが撃ったとは知らずにチャックは試験に合格だと報告され、いよいよ本物のスパイになってしまう運びに。