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海外ドラマ≫≫CHUCK CHUCK/チャック シーズン3 12話ネタバレ感想

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エピソード12『チャック VS アメリカン・ヒーロー』“Chuck Versus the American Hero”

あらすじ

最終テストをクリアしたチャック。彼は、スーパー・スパイとして1年間、ローマに行くことを命じられ、一緒に行こうとサラを誘うが、断られる。

(C) 2009 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ネタバレ感想

最終試験に合格したチャックはDCに出向き、さっそく1年間のローマ潜伏を命じられます。もちろん単独任務ではなく自分の好きなメンバーを選んでチームを組んでいいと聞き、「サラ無しではスパイになる意味もない」とようやく気付いたその気持ちをぶつけにバーバンクへ帰る事に。

ところが、サラの態度は史上最悪のもので「私が恋したあなたはもう変わってしまった」とストレートに振られてしまいました。その理由が二重スパイを手にかけた事と分かっても、自分ではなくケイシーが撃ったと言えばスパイの職もケイシーの身も危うくなってしまう事情があり正直に話す事も叶いません。

あっさり玉砕し、スパイは諦めると失意のチャックですが、復職がかかったケイシー、自分もスパイの仲間入りしたいモーガン、そしてエリーとのアフリカ行きを邪魔されたくないオーサムの三人が馬鹿な出で立ちでチャックを拉致。チャックにスパイを辞められると困るという利害一致が三人を結託させ、サラ・ウォーカー奪還作戦が始まる模様です(笑)

サラとショウのデート現場を追うチームチャックと、同じくショウを監視するリング達。

チャックはショウが席を外した隙にどれだけサラの事が大切かを真剣に語りまあまあ良い雰囲気に。しかしそれをサポートするモーガンとショウ、オーサムの動きがいかにもこのドラマらしいすれ違いコント感満載で、リングに襲われているとも知らずにショウに全力タックルをかましたオーサムは、サラとチャックが座る店のテーブルにガラスごと突っ込んでいき大惨事に。

これを知ったエリーが本人を目の前にして「ケイシーが公然わいせつ罪で問われるなら分かるけど…」と過去にチャックがついた嘘をほじくり返したのにはかなり笑えました。とばっちりが酷い(笑)

オーサムのタックル騒動で大事になり、結果的にその場は助かったショウですが、リングがショウを長官に会わせたがっていると分かった事を逆手に取り、リングを中枢から潰すために自身が囮となって発信器による位置情報を送り空爆させるという危険な作戦を申し出ます。

サラがいくら止めようと、亡き妻を殺したリングへの復讐心に燃えるショウは「君には関係ない、プロに徹しろ」と出て行ってしまいました。

入れ違いでやって来たチャックは、どうにかしてショウを追おうとしているサラをキャッスルに閉じ込め、「僕が連れて帰ってくる、君が彼を好きだから」と決死の純愛を見せてくれます。

しかしリングもそう甘くはなく、ショウが飲み込んだ発信器は特殊な機械を使って吐き出さされた上で連れ去られており、チャックが発信器を頼りに現場に到着した頃にはどこにも姿は見えません。

ここでキーパーソンになるのがプロストーカーのジェフとレスターというのがまたなんとも(笑)

ジェフスターはストーカーの腕を示すために仕事をほっぽり出してサラの恋人ショウを尾行していたんだすよね、意味が分からん(笑)

とにかくレスターからの連絡でショウの居場所を把握したチャックと、バイモアで接客中のケイシーにモールス信号でSOSを送ったサラはそれぞれ現場へ急行。

その頃ショウは、彼を仲間に引き入れようとするリングからある映像を見せられていました。殺された愛する妻の映るその映像の最後には、彼女の死の真相が。なんとショウの妻を撃ち殺したのはレッド・テストを課せられていたサラだったのです。衝撃の事実を知るも、スタンガンで気絶させられたショウ。

サラが倉庫に到着した途端、チャックが拾ってきた発信器を目指して爆撃機は既に投入されており目の前で大爆発が起こります。

ショウとチャック、二人共を失ったのでは、と呆然とするサラの前にショウを担いで脱出してきたチャックが!

准将からはお褒めの言葉を頂き、チャックはというとサラに正面から「愛してる」と告げ、「今度こそ全てを捨てて二人でメキシコに逃げよう」と誘い待ち合わせ場所と時間だけを伝えました。

まだまだ複雑な心境は変わらないサラでしたが、サラの自宅を訪ねて来たケイシーからチャックは人殺しなんて出来ない、自分が撃ったんだ、と聞きようやく心のつかえが取れたようです。

全てを決心した清々しい表情で銃も置き、チャックとの待ち合わせ場所へ向かおうとしたサラですが、ショウがやって来て「長官の居場所を特定した」と強制的にサラを車に乗せて連れ去ってしまいました。

チャックは待ちぼうけをくらいまた一つになりかけた二人の気持ちがすれ違ってしまうのかと思いきや、爆撃の跡地からショウが見せられたであろうデータを復元したと准将から連絡があり、復讐に駆られたショウがサラを拉致したであろう事を聞かされました。

とんでもない展開ですが、これでチャックの相棒としてケイシーも復帰出来る流れではないでしょうか。

それにしても何故サラのレッド・テストのターゲットが彼の妻だったのでしょう。そこからリングの陰謀は始まっていた…?彼女が無実のまま殺されたのだとしたらショウはもちろんサラも心の葛藤が大きそうです。初めての殺しだったでしょうしね。

リングが作ったダミー映像というパターンもなくは無いですが、前回サラが語った自身のレッド・テストの回想と全く同じ状況なのがなぁ。

それとももっと大きな政府の陰謀でショウの妻がリングのスパイでサラは真っ当な任務をこなしたものの、真相は明かさずリングに殺されたことにしてショウの復讐心を煽っていた、とか?きっとそこまで裏がある話では無いのでしょうが色々と謎な部分もまだまだ多いです。

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▼次回、エピソード13

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