海外ドラマ≫≫CHUCK CHUCK/チャックシーズン4　6話ネタバレ感想

エピソード6『チャックＶＳ恐怖の通路』“Chuck Versus the Aisle of Terror”

あらすじ

ホイールライト博士が、自分が開発した装置で毒ガスをまき散らそうとし、チャック、サラ、ケイシー、モーガンの4人は、博士を止めようと必死になる。そんな中、チャックは、自分の母が誰のスパイなのか把握できず、焦り始める。

ネタバレ感想

9歳以来何年も姿を消したまま音信不通だった母親から突然電話が来て「グリフィス公園で一時間後に」と一方的に密会の約束を取り付けられたチャック。

「誰にも言わず一人で来なさい」という命令を馬鹿正直に聞くパターンでなくてとりあえず安心です。

陰から隠れて待機していたサラに気配もなく近付いて銃を向けるフロスト…もといチャックのメアリーは凄腕スパイのようですが、若さによる瞬発力で負けていないサラも隙をついて銃を取り出し拮抗した睨み合いとなりました。

銃を向け合う二人に割って入ったチャックは、こんな時にでも母親にサラを恋人だと紹介するマイペースぶりです。

メアリー曰く、あくまでもヴォルコフの組織に『潜入中』であり、組織に入るときにCIAの全ての記録は消されたのだとか。そんな都合の良い話があるか、とサラは疑いの目を向けますが、味方である証拠としてメアリーが持って来ていたのは、数分のうちに恐怖に陥り正気を失う神経ガス『アトロキシウム』を作った〈ホイールライト博士〉が武器バイヤーに会う予定があるという情報でした。

一つで軍を壊滅させられるような薬が出回れば危険過ぎるという事で、チャックにバイヤーを装えと無茶振りするメアリー。インターセクトの事はもちろん、「チャールズ・カーマイケルなら全て知ってる」そうです。ずっとCIAエージェントとして任務に就くチャックの事を見ていたようですね。

メアリーを信じ、記録が消されている以上再会の事実を将軍に漏らせば母親を危険に晒しかねないと判断したチャックとサラは、自分達で考えた作戦としてバイヤーに化けて取引を持ちかけるという作戦を提案。

モーガンとケイシーには本当の話をしてサポートについてもらいますが、いざ偽取引が始まると突然やって来たメアリーに「カーマイケルさんを調べたわ、この人の話は嘘でCIAの罠よ」と言ったや否やチャックの左胸に銃弾を撃ち込み博士を連れて逃げてしまいました。

チャックは防弾チョッキのお陰で無事でしたが、「母親に撃たれた」という事実はかなり痛そうです。

どこからともなく現れたメアリーに車に乗るよう脅されたチャックですが、メアリーの言い分は「家を出た時はヴォルコフの組織を中から潰すための極秘任務イシス計画に就いていたけれど深く関わり過ぎて家族と関係を断つしかなかった…なのにあなたが私を捜し始めた防弾ベストを着てたしヴォルコフがあの映像を見てカーマイケルの死を信じれば家族は守れる、私にとって大事なのはあなたとエリーだけよ」との事。

母親らしい言葉が続きながら、案内された埠頭のコンテナの中には先手を打ったメアリーの手によって博士とアトロキシウムが。

チャックが緊急信号を発信していた事も全て気付いていたようで、別れ際にはエリーの妊娠について聞かされかなりの動揺が見られたもののサラとケイシーが特殊部隊を引き連れ辿り着いた頃にはまた姿をくらませてしまいました。

キャッスルでは回収したアトロキシウムの解析が進みますが、強奪された時用に博士だけが指紋認証で解除できる安全装置が付けられており毒ガス散布までのタイマーが動き始めてしまいます。

博士を銃で脅して解除させますが、サラが手錠を取りに行っている間に止まったはずのタイマーが倍速で動き出しあっという間に薬が噴き出してしまいました。

どうやら博士は自分自身を実験台にしているうちに度重なる恐怖のせいで正気を失い今では怖いもの知らずになってしまったそう。

恐ろしい幻覚なんて人一倍弱そうなチャックは解毒剤欲しさに脱出幇助をしかけるも、キャッスルから繋がるバイモアに博士を閉じ込めます。

ここまで来ればお察しの通り、ハロウィンの飾り付けを任されたジェフスターのイカれた『恐怖の通路』の出番です(笑)

ジェフのような変人を相手にした実験で立証されたらしい、怖いもの知らずの変人さえも震え上がらせる映像が次々と映し出されれば正気を失った博士でさえも堪らず部屋を飛び出し、駆けつけたサラにラリアットをかまされました。

ジェフが本物のイカれ野郎だと証明された瞬間です(笑)

再びメアリーから連絡があり、今夜エリーに会いたいと申し出が。

母親を完全に信じ切ったチャックはサラの付き添いを丁重に断り嬉しそうですが、抹消された記録に詳しいNSAの人物から資料を受け取ったケイシーに呼び出されたサラは、チャックの母親の人生は偽りでイシス計画は20年前に終わったものだと聞かされます。

産まれて来るエリーの娘へのプレゼントを持って約束の店の前に現れたメアリーにバンを横付けし、チャックの目の前で連れ去った人物は、彼女がヴォルコフの手先だと知ったサラです。