海外ドラマ≫≫CHUCK CHUCK/チャックシーズン4　12話ネタバレ感想

エピソード12『チャックＶＳ塀の中のボス』“Chuck Versus the Gobbler”

あらすじ

サラは、メアリー・バトウスキーを救出するため、多大な危険を承知の上でヴォルコフに接近するが、チャックはそんな彼女を事態に深入りしすぎていると心配する。だがサラは、ヴォルコフとの間で交わされた極秘の任務を遂行するために、チャックとモーガン、ケイシーに援護を要請する。一方、エリーとデヴォンは、子供の名前について意見が合わず言い争う。

ネタバレ感想

サラの長期潜入でまたクサッて引きこもりスナック漬けになるかと懸念されたチャックですが、蓋を開けてみれば「母さんは別人のように変わってしまったけれどサラが変わるはずがない」と信じ、愛する人がヴォルコフを倒して母親を連れて帰って来てくれる日は近いのだと逆にハイテンション。

サラの方も順調にCIAへの反逆がヴォルコフの耳に届き組織に歓迎されております。

慣れの問題かもしれませんが、サラはやはりブロンドでこそ一際輝くなぁ…。

チャックはサラからの極秘通信を聞いて浮かれていますが、永久保存版Tシャツを無邪気に汚されそうになってオタク心と彼女への愛情で揺れ動きながらもアレックスへの愛が勝ったモーガンの方がその上をいっていて笑えました。骨抜きじゃないですか。

サラはヴォルコフからの信用を得るために、疑惑の目を向けるフロストからの提案で『悪食〈ユーリ〉を脱獄させろ』という無理難題な指令に挑む事に。

もちろんサラの二重スパイとしての目論見を見抜いていたフロストは疑っているフリをして忠誠心を試すためと言う大義名分の元、敢えてヴォルコフの護衛で『ヒドラ』と関係があるらしい組織壊滅に不可欠な人物ユーリの奪還をサラに任せたようです。

ヒドラとは、ヴォルコフのネットワークで武器売買のデータベースで、ヴォルコフ本人よりもこのネットワークを潰す方が組織を崩すには重要なポイントとなります。

シーブルック刑務所からユーリを脱獄させるために監視の注意を引いてもらおうと密かにキャッスルへ侵入しチームに応援を頼みに来たサラ。そんなサラを見てあまりの変わりっぷりに動揺が隠せないチャック。

チーム側の作戦も定まり、チャックが囚人として刑務所に入り込み、カンフーでユーリを完全にノシてしまおうという事に。

しかしユーリはユーリで、屈強な無法者達からも恐れられるほどの存在なようでサラが辿り着くまでの3分で決着をつけろというのはこれこそ無理難題かもしれません。

しかもユーリと対峙してからの猶予は更に短く、ケイシーとモーガンが看守の誕生日を祝って目を逸らしている45秒で始末しろとはなかなかな状況でしたが、なんとかユーリを倒します。

こうしてガバガバ刑務所から無事にユーリを運び出した一向は、協力がバレないよう途中で別れて無事に任務は完了です。

しかしキーパーソンである『唯一ヒドラにアクセスできる男』は脱獄させたそばからヴォルコフに殺されてしまいました。どうすんだ。

なんと本人は何も知らないものの、ユーリ自身がヒドラだったそうで、殺したユーリの眼球をえぐり出したヴォルコフは専用装置にセットしてデータベースを起動させます。

誰も知らない組織の全体像が把握できるヴォルコフ産業の心臓部であるヒドラを信頼できるユーリに預けていたはずが彼は捕まってしまう事になり、今回の二の舞にならないようにと粉々に破壊してしまったヴォルコフ。「安全な場所にバックアップを取った」との事ですが、振り出しに戻った感が凄い。密かに拾っておいたヒドラの破片が生きていると良いのですが。

早くもサラロスを発症させたチャックがダークサイドに堕ちる前にとモーガンに誘われボードゲームに付き合うケイシーは、サラからの連絡を受け取ります。

「一人で来い」とケイシーを呼び出したのはサラを装ったヴォルコフで、未だ不安定な信頼のためにサラ自身がケイシーを殺せと命じるのです。

待機しろと言われていたのにやはり気になって暴走してしまったチャックは、待ち合わせのビルに乗り込みヴォルコフと手下に囲まれてしまいました。

そしてサラがケイシーを殺して組織に寝返るという強烈で残酷なシーンを目の当たりにする事に。

揉み合いになる間にビルの外に足場があるのを見つけたケイシー自身が「窓から落とせ」と死なない程度にヴォルコフの目を誤魔化す終焉をサラに指示していたわけですが、それは二人しか知らない事。チャックからしてみれば完全にサラがケイシーを突き落としたように映るわけです。

ただ一人弁解できるはずのケイシーも病院に運び込まれたものの意識不明のままでチャックには言い知れぬ不安が付き纏います。

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