海外ドラマ≫≫CALL THE MIDWIFE コール・ザ・ミッドワイフ　ロンドン助産婦物語シーズン1　6話ネタバレ感想

第6話

あらすじ

チャミーの母親が、ノンナートゥス・ハウスを訪れる。激しい母の反対に遭い、ピーターとの愛をいったんは諦めるチャミー。しかし、三つ子の出産に立ち会う中で、ある決意をする。

ネタバレ感想

認知症気味だったシスター・モニカはいよいよ症状が進行してきたのか寝間着のまま裸足で海辺に居るところを保護されます。

患ってしまった肺炎にペニシリンを使った治療を施すため、絶縁された家族以外の唯一の近親者である修道院長の〈マザー・イエズス〉に連絡がなされました。

シスター・モニカは本当にノンナートゥスで愛されているようで、マザー・イエズスの説得と、他のシスターやジェニーの献身的な看護の甲斐あってみるみるうちに回復してくれてホッとしました。

それでも認知症由来の盗難癖が裁判という最悪の形で大ごととなった上に、無罪を狙って精神状態を法廷で証言してくれる医師に食ってかかり、自分がいかに健康体でまともかと声を上げてしまうシスター・モニカ。

安物ばかりの万引きだからなんとか不起訴にならないかと願っていた矢先にいくつかの貴金属が新たに発見されたりと暗雲立ち込める展開でしたが、マザー・イエズスがシスター・モニカ本人さえ忘れていた彼女の母親からの遺産があったのだと証言してくれた事で、自分の物すら覚えていないシスター・モニカの認知症が証明され裁判は不起訴で終わります。

一連の流れで「車があれば…」と切羽詰まった状況の時にジェニーが助けを求めたのはジミーで、彼もまたジェニーのためなら何だってしてくれるのです。

例の電話男ジェラルドから来た手紙に「用心ばかりして電話をあまりしなかった」と後悔が綴られているのを見るに、めちゃくちゃ歳の差があるとか既婚者の不倫とかそういった結ばれてはいけない類の相手なのですかね、ジェラルドは。

チャミーの母親がロンドンに来たついでにノンナートゥス・ハウスを訪ねてくる事に。

ノークス巡査は母親に紹介して欲しいと興奮を抑えきれない様子ですが、チャミーの表情は堅く曇りっぱなしでした。

ナースのお茶会に登場したチャミーの母〈レディ・ブラウン〉ですが、チャミーが心配するのも納得ないかにも大貴族の堅物でいけすかない婦人と言った感じで、ノークス巡査が軍隊の所属ではなく警察官だと分かると見下した威圧感が炸裂しております。

チャミーにも巡査と別れるよう言い、母親に萎縮し怯えるチャミーはなんとそのままピーターに別れを告げてしまうのでした。

ジェラルドはやはり既婚者だったようで、心を決めて電話をかけたジェニーは彼の妻が電話口に出た事で『まだ既婚者』だった事を悟ります。

その場では間違い電話を装ってすぐに切るも、ジェニーが電話をかけて来たと察したジェラルドから折り返しが。「最愛の人」と呼びながら「僕はこの先も既婚者だ」と悪びれる様子もないジェラルドはだいぶやめといた方が良いように思えます。

ジェニーも本心では駄目だと分かっていて、ジェラルドとの情事から隠れるために助産婦としてやって来たのだそう。

極貧アパート住まいで停電の中チャミーに分娩を助けられる〈キャシー〉はまさかの三つ子。検診をまともに受けていなかったためにお産の時になって初めて赤ん坊が一人じゃないと分かった上に三つ子は凄まじ過ぎる(笑)

蝋燭の灯りと自転車のライトだけで三つ子を産み、幸せそうにするキャシーを見てチャミーの気持ちも良い方面に吹っ切れたようです。

お産が終わったその足で警察署に出向き、ピーターと共に生きる覚悟を決めたチャミー。